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このインタラクティブ・シミュレーションでは、IBM CloudにVMware Cloud Foundationをデプロイする方法を紹介します。
このパートでは、ハンズオン・ラボのインタラクティブ・シミュレーションを行います。このシミュレーションでは、実環境で操作しているかのように、ソフトウェアのインターフェースを利用できます。
オレンジ色のボックスは、クリックできる場所を示します。左キーと右キーで、シミュレーションを前後に移動することができます。
まずIBM Cloudにログオンします。
[IBM Cloud for VMware Solutions]ページを見ると、IBM Cloudで現在以下の2つのVMwareソリューションが利用できることがわかります:Cloud FoundationソリューションとvCenter Serverソリューションです。
それでは、IBM CloudにVMware Cloud Foundationをデプロイしましょう。このソリューションには、vSphere、vSAN、およびNSXを含む、SDDC Foundationスタックがすべて含まれています。
技術仕様のリストと共にソリューションの説明が表示されます。
ここでIBM Cloud内の通知設定を行うことができます。Eメールとコンソールの通知についてそれぞれオンにするかオフにするかを選択することができます。
また、IBM CloudのAPIキーも設定できます。このAPIキーにより、ユーザー名とパスワードを何度も入力することなくIBM Cloudポータルを安全にナビゲートできます。APIキーをコピーしましょう。
ここまでのステップで、Cloud Foundationソリューションをオーダーする準備ができました。
最初に、Cloud Foundationをプライマリー・サイトかセカンダリー・サイトのどちらにデプロイするかを指定します。今回初めてCloud Foundationをデプロイするので、[プライマリー]を選択しましょう。
Cloud Foundationの各インスタンスには固有のドメイン名とインスタンス名が必要です。加えて、ハードウェアの種類とIBM Cloudデータセンターを指定することができます。値を入力すると、設定に応じて画面右側のグラフィックが自動的に更新されることに注目してください。
2つのオプションとして、最小オプションの「24コア、128GBのRAM、12ディスク」と標準オプションの「28コア、256GBのRAM、12ディスク」が表示されます。
IBM Cloudは、これらの値が有効で問題がないかを検証します。
IBMは、Cloud Foundationソリューションと併せてデプロイできる追加サービスを提供しています。ここでは、Zerto 5.0災害復旧ソリューションをデプロイしたいかどうかを尋ねられます。本ソリューションにより、データセンター間での仮想マシンのレプリケーションが可能になります。このシミュレーションでは、Zerto 5.0災害復旧ソリューションはデプロイしません。
IBM Cloudは、次にオーダー内容の価格を計算します。
システム情報と見積もり価格を確認します。デプロイメントの準備ができたら、オーダーを実行します。
これで、IBM Cloud上でCloud Foundation環境のデプロイメントが開始されました。次にIBMは、VMware Cloud FoundationとSDDC Mangerが提供する高度な自動機能を利用して、サンノゼにあるデータセンターで稼働する物理サーバーにSDDCソフトウェア・スタックを「準備」します。
ここには以下が含まれます:
1. [Congratulations. Your instance sjc01 is being setup.]をクリックします。ポップアップが閉じて、インスタンス「sjc01」が設定されます
デプロイされたCloud Foundationインスタンスが利用できる状態になりました。シミュレーションではここまでのステップを短時間で完了できましたが、実際にはソリューションのデプロイが完了するには数時間かかります。
既に新しい環境を確認できるようになっています。
ここで、プロパティとアクセス情報を含む、Cloud Foundationインスタンスのサマリーを見ることができます。しばらく時間をかけてこの情報を確認しましょう。デフォルトでは、パスワードが記号に置き換えられていることに注目してください。例えばvSphere Web Clientにログオンするなどのためにパスワードを表示したい場合は、[パスワードを表示]をクリックします。
vCenterの管理者ユーザー名が「administrator@vsphere.local」、パスワードは「1z0!MYh^」となっています。この後、シミュレーションでvSphere Web Clientにログオンするときにこの情報を使用します。
なお、ESXiサーバーの認証情報とIPアドレス情報についても表示することができます。また、ここでは、このCloud Foundationインスタンスに現在4つのESXiサーバーが設定されていることがわかります。これは、Cloud Foundationを稼働するために必要な最小ホスト数です。
各ホストが個別のパスワードを持ち、IBMがセキュリティー上の配慮から複雑なパスワードを使用している点に注目してください。
次に、デプロイメントの履歴を確認してみましょう。ここでは、デプロイメントが5月25日午後2時39分に開始され、そのインスタンスが午後9時44分に使用可能になったことがわかります。リクエストを完了するまでに数時間を要していますが、わずか8時間ほどで、徹底的にテストし検証したアーキテクチャーにvSphere、vSAN、NSXを含む、完全なSDDCソフトウェア・スタックをデプロイして構成することができたことは快挙です。さらに印象的なのは、ホストされたこの環境がオンプレミスの既存vSphereデプロイメントと完全互換である点です。
vCenterコンソールにログインする準備が整いました。ログインの前に実行すべきステップについて、確認メッセージが表示されることに注目してください。前提条件を確認してください。
使い慣れたvSphere Webコンソールに接続します。
今は、IBM Cloudのポータルを出て、新しいSDDC環境にアクセスしています。これは、オンプレミス環境でvSphere Web Clientを使用する場合と同じです。
4つのESXiホストを持つ「SDDC-クラスター」が表示されます。
ここでは、ハードウェアの仕様およびホストのESXi構成の詳細と共に利用情報を確認することができます。
現在デプロイされている仮想マシンのリストが表示されます。これが新しいデプロイメントで、まだ計算ワークロードをデプロイしていないため、インフラストラクチャーVMのみが表示されます。インフラストラクチャーVMには以下が含まれます:
クラスターのvSANデータストアが表示されます。すべての仮想マシンはこのデータストアで稼働することに注目してください。Cloud Foundationは、vSANの上に構築されるハイパーコンバージド・ソリューションです。これをオンプレミスで稼働するか、パブリック・クラウドから稼働するかにかかわらず、vSANが提供する堅牢なパフォーマンスとスケーラビリティのメリットを全面的に利用することができます。
このタブでは、vSANデータストアについての詳細を見ることができます。このインフラストラクチャー・コンポーネントが占めるスペースはごくわずかである点に注目してください。
ここでは、デプロイされた仮想分散スイッチと自動的に構成されたポート・グループの詳細を見ることができます。しばらく時間を取って、さまざまなスイッチやポート・グループを確認してください。
これで、IBM Cloud上にCloud Foundationをデプロイするインタラクティブ・シミュレーションは終了です。
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