ラボのこの部分は、ハンズオン ラボの対話型シミュレーションとして提示されます。そのため、実習ラボ環境で実際に行うと時間がかかりすぎたり、大量のリソースが必要になったりする手順を手軽に確認できます。このシミュレーションでは、実際の環境で操作しているかのようにソフトウェア インターフェイスを使用できます。
クリックする場所はオレンジ色の枠で示されます。左右の矢印キーを使用してシミュレーション内を前後に移動することもできます。
これは、ハンズオン ラボ: 対話型シミュレーションです。
対話型シミュレーションでは、従来のハンズオン ラボで体験するには複雑すぎるコンテンツが提供されます。ライブ ソフトウェア システムにはユーザー インターフェイスはありませんが、ライブ環境の動作を模倣したユーザー インターフェイスを使用します。従来の実習ラボと同様、手順に従ってインターフェイス要素をクリックします。
オレンジ色の四角の枠は、次のステップに進むためのクリック操作やアクションのためのガイダンスです。また、左右の矢印キーを使用して、シミュレーションを先に進めたり、戻したりできます。
vCenter Server Appliance のリストア プロセスを構成する 2 つの段階:
- 第 1 段階: 新しいアプライアンス (OVF) の導入
- 第 2 段階: vCenter Server Appliance の設定
このラボ環境で vCenter Server Appliance のリストアをライブで実行するには時間やリソースがかかりすぎるため、このシミュレーションで各段階を紹介します。
vCenter Server Appliance インストーラーの起動
- [installer.exe] をクリックして、vCenter Server Appliance インストーラーを開始します。
- [Restore] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: はじめに
vCenter Server Appliance のリストアのさまざまな段階を確認して、[Next] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: EULA の承諾
- 使用許諾契約書を確認して同意します。
- [Next] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: バックアップの詳細を入力
前のレッスン 「vCenter Server Appliance のバックアップ」 で作成したバックアップ ファイルの場所を指定します。
- バックアップ場所のタイプ: FTP
- バックアップした場所: 192.168.110.60/vcsa01a-backup
- ポート: 21
- ユーザー名: root
- パスワード: VMware1!
- 暗号化パスワードは空白のままにします。
- [Next] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: バックアップ情報の確認
バックアップ情報を確認して、[Next] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: ターゲット サーバーへの接続
- ターゲット サーバーまたはホスト名として、「esx-01a.corp.local」 と入力します。
- HTTPS デフォルト ポートは 443 です。
- ユーザー名は 「root」 です。
- パスワードは 「VMware1!」 です。
- [Next] をクリックします。
- [Certificate Warning] で [Yes] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: ターゲット アプライアンス仮想マシンをセットアップ
ここでアプライアンス仮想マシンの名前を指定します。この名前が vSphere に表示されます。リストアが完了すると、アプライアンスの ID が、バックアップされた vCenter Server Appliance のホスト名にリストアされます。
- ターゲット アプライアンス仮想マシンは、vcsa01a-backup です。
- root パスワードは 「VMware1!」 です。
- パスワードを再入力します。
- [Next] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: 導入サイズを選択
この実習ラボでは、リカバリされる vCenter Server Appliance に最小の占有量を選択します。
- このレッスンでは、導入サイズとして [Tiny vCenter Server] を選択します。[Next] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: データストアを選択
このシミュレーションに含まれているデータストアは 1 つのみです。一般的な環境では、複数のデータストアがあります。
- データストア 「RegionA01-ISCSI01-COMP01」 は、すでに選択されています。
- [Enable Thin Disk Mode] チェックボックスをオンにします。
- [Next] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: ネットワーク設定の構成
ソースの vCenter Server Appliance で静的 IP が構成されていたため、リストア プロセスでも同じ IP を使用します。一般的な vCenter Server Appliance インストール環境には、静的 IP が割り当てられています。
- [DHCP] をクリックして、[static] に変更します (IP の元の設定がバックアップから自動的に入力されます)。
- [Next] をクリックします。
第 1 段階 OVF の導入: 設定を確認
- 設定を確認し、[Finish] をクリックして、vCenter Server Appliance の導入を終了します。
第 1 段階 OVF の導入
このシミュレーションでは導入処理が短時間で完了します。一般的な環境では、完了するまで数分かかる場合があります。
- 導入が完了したら、[Continue] をクリックします。
第 2 段階 データの転送: はじめに
第 2 段階では、前の手順で指定した FTP サーバーのバックアップ ファイルを使用して、新しく導入した vCenter Server Appliance を構成します。
- [Next] をクリックして、リストア プロセスの 「第 2 段階」 を開始します。
第 2 段階 データの転送: 設定完了
- [Backup details] を確認し、[Finish] をクリックして、データ転送を開始します。
- [OK] をクリックして続行します。
第 2 段階 データの転送: リストア完了
このシミュレーションではリストア処理が短時間で完了します。一般的な環境では、完了するまで数分かかる場合があります。
- リストアが完了したら、右上の [X] ボタンをクリックして、ウィンドウを閉じます。
vCenter Server Appliance の準備が完了
- [Google Chrome] をクリックしてブラウザーを開き、vCenter Server Appliance のログイン画面がアクティブになっていることを確認します。
実習ラボに戻るには、右上にあるリンクをクリックするか、このブラウザー タブを閉じてください。