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HOL-1803-01-NET: Getting Started with VMware NSX - part 2

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NSX のインストール スクリプト (パート 2)


ラボのこの部分は、ハンズオン ラボの対話型シミュレーションとして提示されます。そのため、実習ラボ環境で実際に行うと時間がかかりすぎたり、大量のリソースが必要になったりする手順を手軽に確認できます。このシミュレーションでは、実際の環境で操作しているかのようにソフトウェア インターフェイスを使用できます。

クリックする場所はオレンジ色の枠で示されます。左右の矢印キーを使用してシミュレーション内を前後に移動することもできます。


 

NSX のインストールと構成

Chrome の [vSphere Web Client] タブに戻っているはずです。

  1. NSX を管理するため、[ホーム] アイコンをクリックして、[Networking & Security] タブを選択します。
  2. 最後に、[インストール手順] リンクをクリックします。

次の 4 つのタブを含む NSX Manager のインストール ページが表示されます。

  • [管理]: NSX Controller の展開および、クロス vCenter 環境での NSX の構成に使用されます。
  • [ホストの準備]: VMware Infrastructure バンドル (VIB) をホストに展開し、トラブルシューティングを実行するために使用されます。
  • [論理ネットワークの準備]: VXLAN トランスポート情報の確認、VXLAN ネットワーク ID (VNI) とトランスポート ゾーン の作成に使用されます。
  • [サービスデプロイ]: サードパーティのサービスを管理します。

現在展開されているコントローラーはありません。

  1. 緑色のプラス記号のアイコンをクリックして、新しいコントローラーを作成します。

次に、NSX Controller を適切に設定する必要があります。

  1. [名前] に 「controller-01」 と入力します。
  2. [NSX Manager] で [192.168.110.51] を選択します (すでに選択されています)。
  3. [データセンター] で [RegionA01] を選択します (すでに選択されています)。
  4. [クラスタ/リソースプール] で [RegionA01-MGMT01] クラスターを選択します。
  5. [データストア] で [RegionA01-ISCSI01-MGMT01] データストアを選択します。
  6. 必要であれば、[ホスト] で、コントローラーの展開先ホストを選択します (選択する必要はありません)。
  7. 必要であれば、[フォルダ] で、コントローラーを追加する vCenter フォルダーを選択します (選択する必要はありません)。
  8. [接続先] の横にある [選択] リンクをクリックします。
  9. [VM-RegionA01-vDS-MGMT] 分散ポート グループを選択します。
  10. [OK] をクリックします。
  11. [IP アドレスプール] の横にある [選択] をクリックします。
  12. [新規 IP アドレスプール] をクリックします。
  13. [名前] に 「controller-ip-pool」 と入力します。
  14. [ゲートウェイ] に 「192.168.110.1」 と入力します。
  15. [プリフィックス長] に 「24」 と入力します。
  16. [プライマリ DNS] に 「192.168.110.10」 と入力します。
  17. [DNS 接尾辞] に 「corp.local」 と入力します。
  18. [固定 IP アドレスプール] に 「192.168.110.31-192.168.110.33」 と入力します。
  19. [OK] をクリックします。
  20. [controller-ip-pool] を選択して [OK] をクリックします。
  21. NSX Controller のパスワード 「VMware1!VMware1!」 を入力します。さらに確認のため、同じパスワードをもう一度入力します。一貫性を保つため、この後のすべての NSX Controller は同じパスワードを利用します。
  22. 確認したら、[OK] をクリックして最初の NSX Controller を展開します。

最初のコントローラーが展開されます。実際の環境では、通常約 5 ~ 10 分かかります。シミュレーションでは短縮しています。

最初のコントローラーが正常に展開され、[接続中] 状態になったら、本番でサポートされる最大数である 3 台までのコントローラーを追加で展開できます。

  1. 緑色のプラス アイコンをクリックして別のコントローラーを追加し、最初のコントローラーと同様に設定を入力します。追加のコントローラーではパスワードを指定する必要がありません。最初のコントローラーで使用するパスワードが、この後のすべてのコントローラーに適用されます。
  • 名前: controller-02
  • NSX Manager: 192.168.110.51
  • データセンター: RegionA01
  • クラスタ/リソースプール: RegionA01-MGMT01
  • データストア: RegionA01-ISCSI01-MGMT01
  • 接続先: VM-RegionA01-vDS-MGMT
  • IP アドレスプール: Controller-IP-Pool
  1. [OK] をクリックして続行します。

緑色のプラス アイコンをクリックし、次の情報を入力して 3 台目のコントローラーを追加します。

  • 名前: controller-03
  • NSX Manager: 192.168.110.51
  • データセンター: RegionA01
  • クラスタ/リソースプール: RegionA01-MGMT01
  • データストア: RegionA01-ISCSI01-MGMT01
  • 接続先: VM-RegionA01-vDS-MGMT
  • IP アドレスプール: Controller-IP-Pool
  1. [OK] をクリックして続行します。

3 台のコントローラーがすべて展開されたら、すべてが NSX Manager インスタンスに接続され、状態が [接続中] と表示されていることを確認します。

 

 

ホストの準備

  1. [ホストの準備] タブをクリックします。

NSX コンポーネントはクラスター単位でクラスターに展開されます。クラスター内に単独のホストを準備することはできません。二者択一です。

  1. [RegionA01-COMP01] クラスターを選択して強調表示します。
  2. [アクション] 歯車をクリックします。
  3. [インストール] をクリックします。
  4. [はい] をクリックして、インストールを開始します。

VMware Infrastructure Bundles (VIB) がクラスター内のすべての ESXi ホストにプッシュされます。数分しかかからないはずです。ホストを再起動する必要はありません。

[インストールの状態] が正常に完了し、現在展開している NSX のバージョンが表示されていることを確認します。

展開の一環として、[ファイアウォール] が自動的に有効になります。[有効] になっていることを確認してください。

次に、RegionA01-COMP02 に VIB をインストールします。

  1. [RegionA01-COMP02] クラスターを選択して強調表示します。
  2. [アクション] 歯車をクリックします。
  3. [インストール] をクリックします。
  4. [はい] をクリックして、インストールを開始します。

最後に、[RegionA01-MGMT] クラスターに VIB をインストールします。

  1. [RegionA01-MGMT01] クラスターを選択して強調表示します。
  2. [アクション] 歯車をクリックします。
  3. [インストール] をクリックします。
  4. [はい] をクリックして、インストールを開始します。

3 つのクラスターが、いずれも VXLAN 用に構成されていないことがわかります。 

  1. クラスターを構成するには、RegionA01-COMP01 の [未設定] リンクをクリックします。
  2. [IP アドレスプールの使用] の横のラジオ ボタンをクリックして、[新規 IP アドレス...] を選択します。
  3. 次の情報を入力します。
  • 名前: VTEP-Pool-RegionA01
  • ゲートウェイ: 192.168.130.1
  • プリフィックス長: 24
  • プライマリ DNS: 192.168.110.10
  • DNS 接尾辞: corp.local
  • 固定 IP アドレスプール: 192.168.130-51-192.168.130.56
  1. 入力内容に間違いがないことを確認し、[OK] をクリックします。
  2. [OK] をクリックして、RegionA01-COMP01 の VXLAN ネットワーキングを構成します。

次に、 RegionA01-COMP02 の VXLAN を構成します。

  1. [未設定] リンクをクリックします。
  2. [IP アドレスプールの使用] の横のラジオ ボタンをクリックして、[VTEP-Pool-RegionA01] を選択します。
  3. [OK] をクリックします。

次に RegionA01-MGMT01 の VXLAN を構成します。

  1. [未設定] リンクをクリックします。
  2. [IP アドレスプールの使用] の横のラジオ ボタンをクリックして、[VTEP-Pool-RegionA01] を選択します。
  3. [OK] をクリックします。

 

 

VXLAN トンネル エンドポイント (VTEP) の確認

VTEP が DHCP または IP プールから IP アドレスを取得したことを確認します。

  1. [論理ネットワークの準備] タブをクリックします。
  2. [RegionA01-COMP01] クラスターおよび [RegionA01-COMP02] クラスターを展開します。
  3. IP アドレスが ([Vmknic IP アドレス] フィールドで) ホストに割り当てられていることを確認します。

VXLAN が使用するポートは変更できます。デフォルトでは 4789 を使用します。

  1. 次に、[セグメント ID] をクリックします。
  2. [編集] ボタンをクリックします。
  3. セグメント ID の範囲として、「5000-5999」 と入力します。

セグメント ID プールには、論理ネットワーク セグメントの構築時に使用できる VXLAN ネットワーク ID (VNI) の範囲を指定します。

  1. 入力内容に間違いがないことを確認し、[OK] をクリックします。

 

 

新しいトランスポート ゾーンを作成

  1. [トランスポートゾーン] をクリックしてから、緑色の [+] アイコンをクリックして新しいトランスポート ゾーンを追加します。
  2. 名前に 「RegionA0-Global-TZ」 と入力します。
  3. [RegionA01-COMP01]、[RegionA01-COMP02]、[RegionA01-MGMT01] の各クラスターを選択してトランスポート ゾーンに追加します。 このトランスポート ゾーン内に作成された論理スイッチは、ここで選択したクラスターに自動的に追加されます。
  4. 入力内容に間違いがないことを確認し、[OK] をクリックします。
  5. トランスポート ゾーンが正しく作成されていることを確認します。

 

 

NSX Manager の健全性とプロセス

  1. [ダッシュボード] タブをクリックします。

ダッシュボードにより、NSX 環境全体の健全性をすぐに把握できます。NSX Manager、コントローラー、ホスト、ファイアウォール、論理スイッチに問題があると、ダッシュボードによりアラートが生成されます。

  1. NSX Manager の緑色の四角形をクリックすると、NSX Manager のディスク使用状況および現在使用されているサービスの実行状態が表示されます。
  2. [X] をクリックして詳細ウィンドウを閉じます。
  3. コントローラー ノードの緑色の四角形をクリックすると、そのコントローラーの全体的な実行状況、および環境内のほかのコントローラーに接続されているかどうかが表示されます。
  4. [X] をクリックして詳細ウィンドウを閉じます。

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