NSX のインストール スクリプト (パート 1)
ラボのこの部分は、ハンズオン ラボの対話型シミュレーションとして提示されます。そのため、実習ラボ環境で実際に行うと時間がかかりすぎたり、大量のリソースが必要になったりする手順を手軽に確認できます。このシミュレーションでは、実際の環境で操作しているかのようにソフトウェア インターフェイスを使用できます。
クリックする場所はオレンジ色の枠で示されます。左右の矢印キーを使用してシミュレーション内を前後に移動することもできます。
vSphere Web Client にログイン
この対話型シミュレーションでは、NSX Manager を RegionA01-MGMT01 クラスターに展開します。
- [ホストおよびクラスタ] アイコンをクリックします。
- [RegionA01-MGMT01] クラスターをクリックし、[OVF テンプレートのデプロイ...] を選択します。
VMware Client Integration Plug-in がローカルにインストールされていることを確認します。インストールされていない場合は次に進む前にインストールするよう求められます (すでにインストールされています)。
- [ローカルファイル] ラジオ ボタンをクリックし、[参照] ボタンをクリックします。
- ローカル デバイスから NSX Manager OVA ファイルを選択して、[Open] をクリックします。
- [次へ] をクリックして続行し、ファイルが検証されるのを待ちます。
- 名前フィールド内をクリックし、「nsxmgr-01a」 と入力してから [次へ] をクリックして次に進みます。
- [RegionA01-MGMT01] クラスターをクリックし、[esx-04a.corp.local] ホストを選択してから [次へ] をクリックして次に進みます。
- [次へ] をクリックします。
- [使用許諾契約書の承諾] セクションで [承諾] ボタンをクリックして、[次へ] をクリックします。
仮想ディスクのフォーマットは [シック プロブジョニング ( Lazy Zeroed) ]、仮想マシンのストレージ ポリシーは [なし] に設定されています。
- [RegionA01-ISCSI01-COMP01] データストアをクリックし、[次へ] をクリックします。
- [Destination Network] フィールドで、ドロップダウン メニューを使用して NSX Manager アプライアンスに [VM-RegionA01-vDS-MGMT] を選択し、[次へ] を選択して次に進みます。
テンプレートをカスタマイズ
- [DNS サーバリスト] フィールドに 「192.168.110.10」 と入力します。
- [ドメイン検索リスト] に 「corp.local」 と入力します。
- [ネットワークプロパティ] セクションを展開します。
- [デフォルト IPv4 ゲートウェイ] フィールドに 「192.168.110.1」 と入力します。
- [ホスト名] フィールドに 「nsxmgr-01a」 と入力します。
- スクロール バーをクリックして、構成ページを下に移動します。
- [ネットワーク 1 IPv4 アドレス] フィールドに 「192.168.110.42」 と入力します。
- [ネットワーク 1 ネットマスク] に 「255.255.255.0」 と入力します。
- [サービスの構成] 情報セクションを展開します。
- 該当するチェックボックスをオンにして、NSX Manager アプライアンスに対して SSH を有効にします。
- [NTP サーバリスト] に 「router.corp.local」 と入力します。
- スクロール バーをクリックして、構成ページを下に移動します。
- [ユーザーは、構成を確認するために NSX Manager の Web UI または CLI を使用する必要があります。] 情報セクションを展開します。
- スクロール バーをクリックして、構成ページを下に移動します。
- NSX Manager のデフォルト CLI 「admin」ユーザーのパスワードとして、「VMware1!VMware1!」 と入力します。確認のため、同じパスワードをもう一度入力します。
- NSX Manager の権限モード のパスワードとして、「VMware1!VMware1!」 と入力します。確認のため、同じパスワードをもう一度入力します。
- [VMware Customer Experience Improvement Program] 情報セクションを展開します。
- スクロール バーをクリックして、構成ページを下に移動します。
- [次へ] をクリックします。
- 構成を確認し、[完了] ボタンをクリックして NSX Manager アプライアンスの展開を開始します。
- [最近のタスク] ペイン アイコンをクリックして、NSX Manager .OVF が展開されていることを確認します。
- 完了したら [最近のタスク] ペイン アイコンをクリックして、さらにキャパシティを取得します。
NSX Manager の構成
- [nsxmgr-01a] 仮想マシンを右クリックし、[電源] サブメニューを選択してから [パワーオン] をクリックします。
- Chrome で新しいタブを開きます。
- URL https://192.168.110.42 を入力します。
- NSX Manager のインストール時に指定した認証情報を使用して、ログインします。
[User name] に 「admin」 と入力します。
- [Password] に 「VMware1!VMware1!」 と入力します。
- [Login] をクリックします。
- NSX 管理サービスが正常に開始されたかどうかを確認する必要があります。NSX Manager アプライアンスがパワーオンされてから、サービスが完全に起動するまでには約 5 分かかります。
- [View Summary] オプションをクリックします。
次の共通コンポーネントが稼働状態であることを確認します。
NSX 管理コンポーネントが実行中であることを確認します。
- NSX 管理サービス
- [Home] アイコンをクリックして、メインのホーム画面に戻ります。
NSX アプライアンスの設定
- NSX Manager のホーム画面で [Manage Appliance Settings] オプションを選択します。
- NSX Manager の展開の一環として構成された NTP サーバー設定が正しいことを確認します。
- 設定を変更するため、Syslog サーバーの横にある [Edit] をクリックします。
- [Syslog Server] として 「log-01a.corp.local」 と入力します。
- Syslog サーバーが待機するポートとして 「514」 と入力します。
- ドロップダウン メニューから [UDP] プロトコルを選択します。
- [OK] をクリックして完了し、設定を保存します。
- Syslog サーバー設定が保存され、正しいことを確認します。
- [Home] アイコンをクリックして、メインのホーム画面に戻ります。
NSX Manager vCenter の登録
- [Manage vCenter Registration] ボタンをクリックします。
- 設定を変更するため、[Lookup Service] の横にある [Edit] ボタンをクリックします。
- [Lookup Service Host] フィールドに 「vcsa-01a.corp.local」 と入力します。
- [SSO Administrator User Name] フィールドに 「administrator@vsphere.local」 と入力します。
- パスワード フィールドに 「VMware1!」 と入力します。
- [OK] をクリックしてオプションを適用します。
- 確認し、[Yes] をクリックして Lookup Service SSL 証明書を信頼します。
- 設定が正しく入力され、Lookup Service の状態が [Connected] と表示されていることを確認します。
- vCenter Server の情報を追加するため、[Edit] ボタンをクリックします。
- [vCenter Server] として 「vcsa-01a.corp.local」 と入力します。
- [vCenter User Name] に 「administrator@vsphere.local」 と入力します。
- パスワードとして 「VMware1!」 と入力します。
- [OK] をクリックしてオプションを適用します。
- 確認し、[Yes] をクリックして vCenter Server SSL 証明書を信頼します。
- 設定が正しく入力され、vCenter Server の状態が [Connected] と表示されていることを確認します。
- [Home] アイコンをクリックして、メインのホーム画面に戻ります。
NSX Manager のバックアップを構成
NSX Manager のバックアップとリストアは、NSX Manager 仮想アプライアンス Web インターフェイスから、または NSX Manager API を通して設定できます。バックアップは、時、日、週の単位でスケジュール設定できます。
バックアップ ファイルは、NSX Manager アクセスできるリモートの FTP または SFTP サイトに保存されます。NSX Manager データには、構成、イベント、および監査ログ テーブルが含まれます。構成テーブルはすべてのバックアップに含まれます。
- NSX Manager のホーム画面で [Backup & Restore] オプションを選択します。
- 設定を変更するため、FTP サーバー設定の [Change] ボタンをクリックします。
ここで、FTP/SFTP サーバーにバックアップするために必要な情報を入力する必要があります。
- [IP/Hostname] フィールドに 「192.168.110.10」 と入力します。
- ドロップダウン メニューを開き、使用する [Transfer Protocol] として [FTP] を選択します。
ポートは以前の選択に基づいて自動的に入力されます。
- 認証するユーザー名 「ftpuser」 を入力します。
- ユーザー名のパスワードとして 「VMware1!」 と入力します。
- バックアップ ファイルを置くバックアップ ディレクトリとして、「/nsxmanager」 と入力します (このディレクトリが存在しない場合、ユーザーに権限があれば作成されます)。
- すべてのバックアップ ファイルの最初に追加するプレフィックスとして 「nsx_manager_」 と入力します。
- バックアップを保護するためのパスフレーズに 「VMware1!」 と入力します。
- 入力内容に間違いがないことを確認し、[OK] をクリックします。
組織の要件に応じて、自動バックアップを週、日、または時の単位で構成できます。
- 設定を変更するため、スケジュールの [Change] ボタンをクリックします。
- [Backup Frequency] ドロップダウン メニューをクリックして、[Weekly] を選択します。
- 毎週バックアップを実行する場合は、バックアップを実行する曜日を選択できます。ドロップダウン メニューで [Sunday] を選択します。
- バックアップを実行する時刻として [0] を選択します。
- 最後に、分を [5] に設定します。
- [Schedule] をクリックして、設定を確定します。
設定した時刻にバックアップが実行されます。設定したスケジュールにかかわらず、バックアップをすぐに実行した場合は [Backup] ボタンをクリックします。
- [Backup] ボタンをクリックして、バックアップを開始します。
- [Start] をクリックするとバックアップが始まります。
- 完了すると、新しいバックアップが履歴に表示され、必要に応じてリストアできるようになります。
- [X] をクリックして [NSX Manager] タブを閉じます。
実習ラボに戻るには、右上にあるリンクをクリックするか、このブラウザー タブを閉じてください。