VMware ハンズオン ラボ - HOL-1981-01-HBD


実習ラボの概要:HOL-1981-01-HBD:VMware HCX:クロスクラウド モビリティの導入

実習ラボのガイダンス


注:この実習ラボの所要時間は 90 分以上を想定しています。 

目次ですべてのモジュールの概要を確認できます(目次を表示するには、実習ラボ マニュアルの右上の [目次] をクリックします)。

実習ラボの概要:データセンターの移行は、複雑で長期にわたるプロセスです。WAN をまたいだデータセンターの移行は、さらに複雑となります。VMware のハイブリッド クラウド サービスを活用すると、データセンターのセットアップと設計から、クロスクラウド vMotion などの VMware テクノロジーを活用した移行まで、効率的なデータセンター移行を実現できます。ここでは、VMware の SD-WAN テクノロジーについて学びます。これには、高スループットのレイヤー 2 ネットワーク拡張、ディザスタ リカバリ、ダウンタイムが短い(ない)移行、データセンター間またはデータセンターとクラウド間の最適化された接続などがあります。

この実習ラボでは、VMware HCX について説明します。このまったく新しい新機能を活用すると、vSphere 管理者は、オンプレミスのデータセンターと vSphere の環境を、HCX 対応のプライベートまたはパブリックの vSphere クラウドにシームレスに拡張できます。Hybrid Cloud Manager は、ハイブリッド ネットワークと双方向のワークロード移行機能を備え、リソースの統合とワークロードの管理を容易に行うことができます。このソリューションが備えるハイブリッド ネットワーク サービスには、ソフトウェア ベースの WAN テクノロジーが含まれ、「ミドル マイル」ネットワークの接続性、耐障害性、セキュリティを大幅に向上させることができます。

このハンズオン ラボでは、オンプレミスの vSphere 環境とクラウドの vSphere 環境を備えた、ハイブリッド クラウド インフラストラクチャ環境を利用します。 

オンプレミス vSphere 環境:

クラウド vSphere 環境:

注意:この実習ラボのテクノロジーとソリューションの要素は、一般利用用途には提供されていません。

実習ラボのモジュール リスト:

実習ラボ責任者:

  • モジュール 1:米国、スタッフ エンジニア、パルール・ガーグ(Parul Garg)
  • モジュール 2:米国、スタッフ エンジニア、パルール・ガーグ(Parul Garg)
  • モジュール 3:米国、シニア ソリューション エンジニア、アレックス・ファヌース(Alex Fanous)
  • モジュール 4:米国、シニア ソリューション エンジニア、アレックス・ファヌース(Alex Fanous)

この実習ラボ マニュアルは、次のハンズオン ラボ ドキュメント サイトからダウンロードできます。

http://docs.hol.vmware.com

一部の実習ラボは、英語以外の言語でも提供されています。 言語設定を変更し、翻訳版のマニュアルを実習ラボで使用する手順については、次のドキュメントを参照してください。

http://docs.hol.vmware.com/announcements/nee-default-language.pdf


 

メイン コンソールの表示位置

 

  1. 図の赤枠で囲まれた領域がメイン コンソールです。 実習ラボ マニュアルは、メイン コンソールの右側のタブに表示されます。
  2. 実習ラボによっては、左上のタブに別のコンソールが用意されていることがあります。この場合、実習ラボ マニュアルの説明に従って、指定されたコンソールを開いてください。
  3. この実習ラボでは、開始時に 90 分のタイマーが表示されます。 このラボで行った作業内容は保存できません。実習ラボを開始したら、そのセッション内ですべての作業を完了してください。必要であれば、[延長] をクリックして時間を延長できます。VMware イベントでご使用の場合は、実習ラボの時間を 2 回まで、最大 30 分延長できます。[延長] を 1 回クリックすると、15 分間延長されます。VMware イベント以外でご使用の場合は、実習ラボの時間を最大 9 時間 30 分延長できます。[延長] を 1 回クリックすると、時間が 1 時間延長されます。

 

 

キーボード以外の方法によるデータ入力

このモジュールでは、メイン コンソールでテキストを入力します。複雑なデータを入力する場合、キーボードから直接入力する以外に、次の 2 つの方法があります。

 

 

クリック アンド ドラッグによるコピー

 
 

実習ラボ マニュアルに記載されているテキストやコマンド ライン インターフェイス(CLI)のコマンドは、クリック アンド ドラッグによってメイン コンソールのアクティブ ウィンドウに直接コピーできます。 

 

 

オンラインの国際キーボードを使用する

 

キーボード配列によっては、特定の文字や記号が入力しにくいことがあります。そのような場合、メイン コンソールに、オンラインの国際キーボードを表示して使用すると便利です。

  1. 国際キーボードを表示するには、Windows のクイック起動タスク バーで、キーボードのアイコンをクリックします。

 

 

アクティブなコンソール ウィンドウをクリック

 

この例では、E メール アドレスで使用される「@」記号をオンライン キーボードから入力します。US 配列のキーボードで「@」記号は + <2> キーを押して入力します。

  1. アクティブなコンソール ウィンドウを 1 回クリックします。
  2. <Shift> キーをクリックします。

 

 

<@> キーをクリック

 

  1. キーをクリックします。

アクティブなコンソール ウィンドウに「@」記号が入力されました。

 

 

Windows アクティベーションに関するウォーターマーク

 

実習ラボを初めて開始すると、Windows のライセンス認証が完了していないことを知らせるウォーターマーク(透かし)がデスクトップに表示される場合があります。 

仮想化の大きなメリットの 1 つは、仮想マシンを任意のプラットフォームに移動して実行できることです。ハンズオン ラボも、このメリットを活用して複数のデータセンターから実行できるようになっています。 ただし、これらのデータセンターでは必ずしも同じ種類のプロセッサーを使用しているとは限りません。プロセッサーが異なると、インターネット経由で Microsoft のライセンス認証チェックが行われます。

VMware とハンズオン ラボは Microsoft のライセンス要件に完全に準拠しているので、安心してご利用ください。 ご利用の実習ラボは自己完結型ポッドであり、Windows のライセンス認証の確認に必要なインターネットへの完全なアクセスがありません。インターネットへの完全なアクセスがないと、この自動プロセスは失敗し、このようなウォーターマークが表示されます。

これは表面上の問題であり、実習ラボへの影響はありません。 

 

 

画面右下でラボの準備完了を確認

 

実習ラボを開始すると、画面の右下の [Lab Status] に準備状況が表示されます。表示が [Ready] になってから、学習を開始してください。[Ready] になるまで数分間かかります。5 分経過しても [Ready] にならない場合は、サポートにお問い合わせください。

 

VMware HCX の概要


 

次のような問題に直面したことがありますか?

  1. 運用オーバーヘッドの増大:複雑なアプリケーション インフラストラクチャ アーキテクチャのため、アプリケーションの依存関係のマッピングや移行計画に何か月もかかります。
  2. ロックインと脆弱なセキュリティ ポリシーの懸念:このため、クラウドの採用が妨げられます。
  3. ディザスタ リカバリ/ビジネス継続性の計画:オフプレミスのセキュアな「アクティブ」インフラストラクチャを維持する必要があるため、キャパシティ/リソースの無駄が発生する可能性があります。
  4. (切り替えて使用する)複数の vSphere 環境: vSphere のアップグレードに使用するための環境を作成し、重要な本番アプリケーションに影響がないようにする必要があります。

VMware では、あらゆるエンタープライズ企業の IT 部門の目標は、クラウドなどの進んだ IT インフラストラクチャを活用して、社内ユーザーにビジネス価値を迅速に提供することであると考えています。VMware HCX は、この目標のために構築されました。

VMware HCX のメリット:

  1. ハイブリッド状態を確立して、シームレスな運用を可能にし、ダウンタイムなしの移行や、短時間のダウンタイムによる一括移行を安全に実行できるようになります。これにより、アプリケーションの依存関係のマッピングや移行計画の必要性を最小限に抑えることができます。
  2. オンプレミス ネットワーク トポロジーのマッピングをクラウドへレプリケーションし、双方向の移行を実現することにより、セキュリティやロックインにかかわる懸念が緩和されます。
  3. HCX プラットフォームにより、ディザスタ リカバリのワークフローはシンプルになり、部分フェイルオーバーや完全なフェイルオーバーを行うことができます。
  4. vSphere 5.1 以降の任意の環境をペアリングできるため、vSphere のアップグレード時に複数の環境を切り替えて使用する必要がなくなります

さらに HCX では、次のような運用上のメリットを実現できます:

  1. 運用上のオーバーヘッドを最小限に抑えながら、アプリケーション インフラストラクチャをモダナイズできます。
  2. レガシー環境の変更やアップグレードを行う必要はなく、シンプルなサービス型のインストールを行えます。追加のハードウェアやソフトウェアのインフラストラクチャを購入する必要はありません。
  3. 純粋なサービス型モデルであり、管理を行う製品やアプライアンスはありません。ユーザーは、サービスのなかから必要とするものをチェックボックスで示すだけで、WAN 最適化、暗号化、vMotion、ネットワーク拡張サービスなどを利用できます。
  4. 運用の重点は、製品のインストールではなく、プロジェクトの成果となります。
  5. 移行元と移行先の IP アドレス指定スキームは、重複が可能です。番号の振り直しや、複雑な NAT は不要です。
  6. セキュリティ ドメインは分離されたままとなります。インターネットまたはプライベート WAN を介して、データセンター間で内部プロトコルを開くことは承認されません。

クロスクラウド/サイト モビリティとは

クロスクラウド/サイト モビリティとは、どのクラウド インフラストラクチャでもペアリングを行うことができる機能であり、これにより、各クラウドはほかのクラウドの拡張として動作することができます。HCX プラットフォームは、クロスクラウド/サイト モビリティの提供基盤であり、さまざまなインフラストラクチャ サービス(あらゆる環境間での vSphere のダウンタイムなしでの移行、シームレスなディザスタ リカバリ、ハイブリッド アーキテクチャの実現など)を活用して、具体的なビジネス価値を提供できるようになります。

ここでは、クラウド/サイトとは、パブリック クラウドまたはプライベート クラウドのいずれの場合も可能です。


モジュール 1:ハイブリッド状態の確立(60 分)

ハイブリッド状態とは


このモジュールでは、次の事項について学習します。


 

概要

 

HCX でのハイブリッド状態は、2 つの主要コンポーネントから構成されています。

  1. HCX インターコネクト サービス
    • インターコネクト サービスは、インターネットおよび専用回線を介して、ターゲット サイトへの、耐障害性を備えたアクセスを提供し、強力な暗号化、トラフィック エンジニアリング、データセンターの拡張を提供します。このサービスにより、サイトの安全なペアリングと、HCX コンポーネントの管理を簡素化できます。
    • WAN の最適化
      • データの重複排除や回線調整などの WAN 最適化手法を活用して、専用回線やインターネット パスのパフォーマンス特性を向上できます。これにより、LAN 環境により近いパフォーマンスを実現します。
  2. ネットワーク拡張サービス
    • 統合近傍ルーティングを使った、高いスループットのネットワーク拡張サービスにより、シームレスなモビリティと、複数サイトにわたるシンプルなディザスタ リカバリ プランを実現します。

ハイブリッド状態によって、多くの運用上のメリットを実現できます。次のようなメリットがあります。

  1. 新しいハイブリッド データセンター アーキテクチャを利用できます。たとえば、DB 層をオンプレミスに置き、パブリック クラウドにアプリケーション層と Web 層を置くことで、コストとパフォーマンスのメリットを活用できます。
  2. vSphere ベースのクラウド間で仮想マシンを移行できます。これを WAN 経由で行うことができます。たとえば、オンプレミスの vSphere、プライベート クラウドの vCF、パブリック クラウドの vSphere/vCF 間で移行できます。
  3. アプリケーションの依存関係のマッピング(ADM)が不要なダウンタイムなしの移行を活用できます。たとえば、データセンターの統合では、本番アプリケーションが撤去されるデータセンターで稼動している場合には、大量の ADM の作業が必要となります。HCX を使用すると、この問題を解消できます。
  4. 簡単で完全なディザスタ リカバリ ソリューションを確立できます。たとえば、ディザスタ リカバリ サイトは、パブリック クラウドとすることも、WAN を介した別のプライベート クラウドとすることもできます。

 

 

IT の日常運用へのハイブリッド状態の適用

ハイブリッド状態を設定することによる、メリットのいくつかの例を以下に示します。

 

HCX の解説


このセクションでは、オンプレミスとクラウドの vSphere インフラストラクチャの詳細を解説し、オンプレミスの vSphere インスタンスで使用できる HCX プラグインについて説明します。


 

オンプレミスとクラウドの HCX の解説

この演習では、次の 2 つを行います。

  1. オンプレミスとクラウドの vSphere インフラストラクチャの詳細を記録します。
  2. オンプレミスとクラウドの HCX のインターフェイスを確認します。 

まず、サイト A とサイト B の両方の基盤となる vSphere インスタンスを確認してから、HCX について解説します。

 

 

ハンズオン ラボのコンソール画面

 

  1. 実習ラボの状態が [Ready] であることを確認します。
  2. デスクトップで Google Chrome ブラウザーをダブルクリックします。

 

 

vCenter にログイン

 

  1. 次のアドレスを確認します:https://vcsa-01a.corp.local/vsphere-client/?csp
  2. ユーザー名:administrator@vsphere.local
  3. パスワード:VMware1!
  4. [Login] をクリックします。

注:画面スペースを広く使えるようにするは、アラーム、進行中の作業、最近のタスクのウィンドウを閉じるか、ピン留めします。


 

 

サイト A(オンプレミス)の vCenter のバージョンを確認

 

  1. [Home] に移動します。
  2. [vCenter Inventory Lists] をクリックします。
  3. [Summary] に移動します。
  4. vCenter がバージョン 6.0 であることを確認します。

 

 

サイト A(オンプレミス)の ESX のバージョンを確認

 

  1. [Hosts] をクリックします。

 

 

サイト A(オンプレミス)の ESX のバージョンを確認

 

  1. ホスト [esx-01a.corp.local] を選択します。
  2. [Summary] をクリックします。
  3. [Configuration] を展開して、ESX のバージョンが「6.0.0」であることを確認します。
  4. [esx-02a.corp.local] に対して同じ手順を実行して、ESX のバージョンを確認します。

 

 

サイト B(クラウド)の vSphere インスタンスの確認

 

  1. ブラウザーで新しいタブを開きます。
  2. ブックマーク ツールバーから [Site-B vCenter] をクリックします。

 

 

サイト B(クラウド)の vCenter のバージョンを確認

 

  1. 次のアドレスを確認します:https://vcsa-01b.corp.local/vsphere-client/?csp
  2. ユーザー名:administrator@vsphere.local
  3. パスワード:VMware1!
  4. [Login] をクリックします。

 

 

サイト B(クラウド)の vCenter のバージョンを確認

 

  1. [Summary] に移動します。
  2. バージョン情報を展開して、vCenter がバージョン 6.5.0 であることを確認します。

 

 

サイト B(クラウド)の ESX のバージョンを確認

 

  1. データセンター [RegionB01] を展開します。
  2. クラスタ [RegionB01-COMP01] を展開します。
  3. ホスト [esx-01b.corp.local] を選択します。
  4. [Summary] に移動します。
  5. ESXi のバージョンが 6.5.0 であることを確認します。
  6. [esx-02b.corp.local] に対して同じ手順を実行して、ESX のバージョンを確認します。

両方の vSphere インスタンスが異なるバージョンであることを確認しました。次に、HCX プラグインについて説明します。

 

 

HCX プラグインにアクセス

 

この実習ラボでは、HCX は、オンプレミスとクラウドの vSphere インスタンスの両方にあらかじめインストールされています。 

ここでは、オンプレミスの vSphere インスタンスで使用できる HCX プラグインについて説明します。

HCX は SaaS として提供されます。ユーザーのワークフローを簡素化し、複数のサイトに移動することなく、さまざまな機能にアクセスできるようにするため、VC のプラグインが提供されています。

HCX プラグインにアクセスするには、次の操作を実行します。

  1. Chrome で [Site-A vCenter] タブに戻ります。
  2. [Home] をクリックします。
  3. Home メニューの右側で [HCX] をクリックします。

 

 

ダッシュボード

 

ダッシュボードは開始ページです。ダッシュボードでは、1 つのページで、HCX 関連のすべてのアクティビティの概要を提供します。

  1. [Dashboard] タブをクリックします。上記のスクリーンショットは説明用です。この時点では、実際のダッシュボードは空白です。
  2. [Cloud Overview] では、次のものが表示されます。
    • 移行された仮想マシンの総数
    • 進行中の移行
    • スケジューリングされた移行
    • 拡張されたネットワークの数
  3. サイト ペアリング
    • ペアリングされたサイトの数
    • 新しいサイト ペアリングの開始場所
  4. アクティブな移行
    • すべてのペアリングされたサイトでアクティブな移行の数

 

 

相互接続

 

  1. [Interconnect] タブをクリックします。
  2. [HCX Components] サブタブをクリックします。HCX のさまざまなサービスが展開されると、HCX コンポーネントがここに表示されます。

 

 

拡張されたネットワーク

 

  1. [Extended Networks] サブタブをクリックします。このモジュールでネットワークを延伸すると、ここに拡張ネットワークが表示されます。

ネットワークを延伸する方法の詳細については、次のモジュールで説明します。

 

 

移行表示

 

  1. [Migration] タブをクリックします。ここには、完了した移行タスクと進行中の移行タスクがすべて表示されます。初めは画面は空白ですが、モジュール 2 で vMotion を実行すると、ここに詳細が表示されます。

 

 

ディザスタ リカバリ表示

 

  1. [Disaster Recovery] タブをクリックします。ここには、進行中と完了したすべてのディザスタ リカバリ タスクが表示されます。初めは画面は空白ですが、モジュール 3 でディザスタ リカバリを実行すると、ここに詳細が表示されます。

 

 

管理

 

  1. [Administration] タブをクリックします。
    • HCX はソフトウェア製品ではないことに注意してください。ソフトウェア バンドルはありません。
    • すべてのアップデートとパッチは Web 経由で送信されます。
  2. ブラウザー タブをクリックして、新しいブラウザー ウィンドウを開き、次のページに進んで手順を実行します。

 

 

HCX Cloud サービスの解説(クラウド ポータル)

 

この実習ラボでは、HCX は、オンプレミスとクラウドの vSphere インスタンスの両方にあらかじめインストールされています。 

ここでは、クラウドの vSphere インスタンスで使用できる HCX Web サイトについて説明します。

HCX は SaaS として提供されます。ユーザーのワークフローを簡素化し、複数のサイトに移動することなく、さまざまな機能にアクセスできるようにするため、VC のプラグインが提供されています。

  1. ブックマーク ツールバーから [HCX-Cloud-01b] をクリックします。
  2. [Username] に「administrator@vsphere.local」と入力します。
  3. [Password] に「VMware1!」と入力します。
  4. [LOG IN] ボタンをクリックします。注:初回は読み込みに少し時間がかかる場合があります。しばらくお待ちください。

 

 

ダッシュボード

 

HCX Cloud ダッシュボードが表示されています。

 

 

サービス:コンピューティング

 

  1. [Services] タブを選択します。
  2. サイドバーで [COMPUTE] セクションを選択します。NSX が実行されていることが表示されます。

 

 

サービス:ネットワーク:ネットワーク

 

  1. サイドバーから [NETWORKING] を選択します。
  2. [Network] タブはすでに選択されています。いくつかの事前定義のネットワークが表示されます。

 

 

データセンター デザイナー

 

  1. 上部で [Data Center Designer] タブを選択します。ここでハイブリッド DMZ を構築できます。注:表示される画面はスクリーンショットと異なります。このスクリーンショットは説明用です。

データセンター デザイナー サービスでは、次のことを実行できます。

 

 

管理

 

  1. 上部の [Administration] タブを選択します。

注:必要な場合は、このブラウザー タブを開いたままにできます。後からこのブラウザー ウィンドウに戻る場合があります。

 

 

まとめ

ご覧のように、オンプレミスとクラウドのサイトは、異なるバージョンの VMware vSphere で実行されています。ここでは、両方のサイトに HCX があらかじめインストールされていることを確認しました。 

HCX の解説はこれで終了です。次の演習では、これらの 2 つのサイトをペアリングして、ハイブリッド状態を確立します。


 

HCX のサイト ペアリング


この演習では、オンプレミスの vSphere インスタンスとクラウド vSphere インスタンスのペアリングを行います。

ここでは、HCX コンポーネントを展開して、アプリケーションの移植性とディザスタ リカバリ機能の提供に必要なプラットフォームを確立します。


 

サイト A の vCenter にログイン

 

vSphere Client がすでに起動されている場合は、この手順を省略できます。[Site-A vCenter] タブに戻ります。

  1. デスクトップから Chrome ブラウザーを起動します。[Site-A vCenter] をクリックします。次のアドレスを確認します:https://vcsa-01a.corp.local/vsphere-client/?csp
  2. [Username] に「administrator@vsphere.local」と入力します。
  3. [Password] に「VMware1!」と入力します。
  4. [Login] をクリックします。

 

 

サイト ペアリング

 

  1. HCX ダッシュボードに戻ります。これには、左側の [Navigator] メニューで [HCX] を選択します。
  2. [Dashboard] 表示のまま続けます。この時点では、[Cloud Overview] のすべての列で「0」が表示されています。
  3. [Site Pairings] の下で、[New Site Pairing] をクリックします。表示するために下にスクロールする必要がある場合があります。

 

 

新しい接続の登録

 

移行を行う前に、パブリック クラウドのインスタンスを HCX Manager に登録する必要があります。

  1. [Register new Connection] をクリックします。

 

 

新しいリモート サイト接続の登録

 

次に、リモート サイト接続の URL と認証情報を入力します。 

  1. [Site URL] に「https://hcx-cloud-01b」と入力します。 
    • 注:URL の先頭には「https://」を付けてください。「https://」を付けない場合には、正しく登録できません。
  2. ユーザー名:administrator@vsphere.local
  3. パスワード:VMware1!
  4. [Register] をクリックします。

 

 

 

リモート サイト ペアリングのための更新をクリック

 

  1. ペアリングが行われるまでには少し時間がかかる場合があります。しばらくお待ちください。
  2. 「pending」と表示されたら、[Refresh] をクリックします。

 

 

リモート サイトのペアリングの確認

 

  1. 新しいサイトのペアリングで、リモート サイト接続が表示されます。

 

 

HCX コンポーネントの選択

 

  1. 新しいサイト ペアリング情報を確認します。登録されたリモート サイトが表示されない場合は、前の手順に戻り、再度登録を行います。
  2. [HCX Interconnect Service] のチェックボックスをオンにします。
  3. [WAN Optimization Service] のチェックボックスは、オフのままにします。この実習ラボでは、リソースの制約上、WAN 最適化サービスの展開は行いません。
  4. [Network Extension Service] のチェックボックスをオンにします。
  5. [Next] をクリックします。

 

 

HCX インターコネクト サービスのパラメーターを入力

 

次の情報を入力します。

  1. [Network]:ドロップダウンから [ESXi-RegionA01-vDS-COMP] を選択します。
  2. [Cluster/Host]:ドロップダウンから [RegionA01-COMP01] を選択します。
  3. [Datastore]:ドロップダウンから [hcx-ds] を選択します。
  4. [IP Address/PL]:「192.168.110.91/24
  5. [Default Gateway]:「192.168.110.1
  6. [DNS]:「192.168.110.10
  7. [vMotion Network]:ドロップダウンから「vMotion-RegionA01-vDS-COMP」を選択します。
  8. [IP Address /PL]:「10.10.30.55/24」。これは vMotion ネットワークであり、ルーティング不可能です。
  9. [Password]:「VMware1!」を admin と root の両方に入力します。
  10. [Next] をクリックします。

 

 

ネットワーク拡張サービスのパラメーターを入力

 

次の L2 コンセントレーター パラメーターを入力します。

  1. [Compute]:ドロップダウンから [RegionA01-COMP01] を選択します。
  2. [Datastore]:ドロップダウンから [RegionA01-ISCSI01-COMP01] を選択します。
  3. [Management Network]:ドロップダウンから [ESXi-RegionA01-vDS-COMP] を選択します。
  4. [Ip Address /PL]:「192.168.110.92/24
  5. [Default Gateway]:「192.168.110.1
  6. [Passwords]:「VMware1!」を admin と root の両方に入力します。
  7. [Next] をクリックします。

 

 

設定の完了

 

  1. 右側のスクロール バーを使用して下にスクロールし、この実習ラボ マニュアルの次のページに進みます。

 

 

準備完了:画面を下にスクロール

 

  1. 緑色のチェックマークを確認します。
  2. [Finish] をクリックします。

 

 

サイト ペアリングの確認

 

  1. ハイブリッド クラウド サービス ダッシュボードに戻ります。
  2. サイト ペアリングが正常に行われた場合、[Site Pairings] の下に新しいエントリが表示され、ペアリングの状態は [Up] と表示されます。

 

 

サービスの状態

 

  1. 左側の [Navigator] メニューで [HCX] を選択します。
  2. [Interconnect] タブを選択します。
  3. [HCX Components] サブタブを選択します。
  4. [Refresh] をクリックします。
  5. 仮想マシン移行サービスとネットワーク拡張サービスの展開は、まだ進行中です。

展開には数分かかりますが、これは正常です。

 

 

ページを更新

 

  1. 更新をクリックして、最新のステータスを確認します。

しばらくお待ちください。コンポーネントが展開されて使用できるようになるには、数分かかります。

 

 

各 HCX コンポーネントの詳細説明

HCX のさまざまなコンポーネントが展開されて、トンネルが接続中になるまで待つ間に、各コンポーネントについて詳しく見てみましょう。

 

 

導入のための検討事項

 

 

HCX WAN インターコネクト コンポーネント

 

HCX インターコネクト(HCX-WAN-IX)コンポーネントは、インターネットと専用回線を介したターゲットサイトへの移行とクロスクラウドの vMotion 機能を提供し、強力な暗号化、トラフィック エンジニアリング、仮想マシンのモビリティを提供します。

HCX インターコネクト サービス(HCX-WAN-IX)アプライアンスは常に、レプリケーションベースの操作のパスおよび vMotion ベースの操作のパスに配置されます。リモート サイト HCX インターコネクト(HCX-WAN-IX)アプライアンスは、ローカル アプライアンスの展開時に自動的に作成されます。

HCX WAN インターコネクト(CGW)展開の注意事項

 

 

HCX WAN 最適化コンポーネント

 

HCX WAN 最適化(HCX-WAN-OPT)サービスは、データの重複排除や圧縮などの WAN 最適化手法を活用して、専用回線やインターネット パスのパフォーマンス特性を向上させます。

これにより、LAN 環境により近いパフォーマンスを実現します。Direct Connect/MPLS 回線を待つことなく、インターネット/VPN を使用して、クラウドへの移行を加速できます。

HCX-WAN-OPT アプライアンスは、HCX インターコネクトの展開の「要」となります。展開される場合には、コンポーネントは常に仮想マシン移行のパスに配置されます。

HCX WAN 最適化の展開の注意事項

HCX WAN 最適化アプライアンスには、IP アドレスは必要ありません。HCX は、WAN-OPT のサービス チェーンに内部アドレス構成とネットワークを使用します。

 

 

 

HCX ネットワーク拡張コンポーネント

 

HCX ネットワーク拡張(HCX-NET-EXT)は、高いパフォーマンス(4 〜 6 Gbps)のレイヤー 2 拡張機能を提供します。 

ネットワーク拡張サービス アプライアンスを展開すると、vSphere Web Client でネットワークを拡張できます。リモート HCX-NET-EXT アプライアンスは、ローカル アプライアンスが展開されるたびに、自動的に作成されます。HCX-NET-EXT サービス アプライアンスは、常にサービスとして展開されます。

 

 

 

展開したコンポーネントの確認とトンネルが接続中であることの確認

 

元の画面に戻り、HCX コンポーネントが展開され、使用可能な状態になっていることを確認します。

  1. 左側の [Navigator] メニューで [HCX] をクリックします。
  2. [Interconnect] タブを選択します。
  3. [HCX Components] サブタブを選択します。
  4. [Refresh] をクリックして、最新のステータスを取得します。HCX コンポーネントが展開され、使用可能な状態になっていることを確認します。
  5. すべてのコンポーネントが正常に展開されると、ステータスは [Active]、[Tunnel is Up] と表示されます。
  6. ここでは、展開されたさまざまな HCX サービスを確認できます。各サービスの横にあるドロップダウンの矢印を展開すると、詳細情報が表示されます。ここには、アプライアンスを再展開するオプションも含まれます。

これで HCX コンポーネントの展開と、SD-WAN トンネルの確立が完了しました。次の演習では、オンプレミス ネットワークをクラウドに拡張します。

 

ネットワーク拡張の設定


このレッスンでは、ネットワークをクラウドに拡張します。


 

Hybrid Cloud Services(HCX)プラグインにアクセス

 

サイト A の vCenter で、HCX ウィンドウを開いていない場合は、次のいずれかを実行します。

  1. 左側の [Navigator] メニューで [HCX] をクリックします。
  2. または、[Home] メニューの右側にある [HCX] をクリックします。

 

 

ネットワークの拡張

 

[HCX] セクションで次を行います。

  1. [Interconnect] タブを選択します。
  2. [Extended Networks] タブをクリックします。
  3. [Extend network] オプションをクリックします。

 

 

クラウドへのネットワークの拡張

 

ポップアップ画面で、ネットワークのクラウドへの拡張を構成します。

  1. [Edge] ドロップダウン メニューで [cloud-edge-1] を選択します(すでに選択されていない場合)。
  2. [HCX-Stretched-Network] ネットワークを含む行を選択します。
  3. [Gateway /Prefix length] の下に、IP 情報「192.168.115.253/24」を入力します。
  4. [Stretch] ボタンをクリックして、ネットワークのクラウドへの拡張の操作を完了します。

 

 

L2 トンネルのステータスを確認

 

  1. ステータスが [Extension complete] に変わるまで、[Refresh] を繰り返しクリックします。

ネットワークの拡張が完了するまでには、数分かかることがあります。しばらくお待ちください。

 

 

HCX ポータルにログインしてネットワーク拡張を確認

 

  1. ブラウザーで新しいタブを開きます。
  2. ブックマーク ツールバーから [HCX-Cloud-01b] をクリックします。

 

 

クラウド ポータルからネットワーク拡張を確認

 

  1. ユーザー名として「administrator@vsphere.local」と入力します。
  2. パスワードとして「VMware1!」と入力します。
  3. [LOG IN] をクリックします。

 

 

HCX Cloud のツアーを省略

 

  1. この実習ラボでは、[SKIP] をクリックして、HCX Cloud のツアーを省略します。

興味のある場合には、[START TOUR] をクリックして、HCX Cloud の概要の簡単な紹介をご覧ください。

 

 

L2 ネットワーク拡張の確認

 

  1. 上部のメニューで [Services] をクリックします。
  2. 左側の [Navigator] メニューで [NETWORKING] をクリックします。
  3. ネットワーク拡張が [Success] と表示されていることを確認します。

 

まとめ


このモジュールでは、HCX のクロスクラウド モビリティ ソリューションの全体を説明し、HCX のサイト ペアリングとネットワークの拡張について学習しました。


 

モジュール 1 の終了

モジュール 1 はこれで終了です。

HCX クロスクラウド モビリティ ソリューションに関する詳細情報をお求めの場合は、営業担当者までお問い合わせください。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。

実習ラボを終了する場合には、右上の [END] ボタンをクリックします。

 

 

モジュール 2:双方向のクラウド移行(30 分)

エンタープライズ マイグレーション


重要:このモジュールには、モジュール 1 への依存事項があります。サイト ペアリングを行っていない場合は、して、サイト ペアリングの登録と HCX サービスの展開を完了してください。

このモジュールでは、次の事項について学習します。

  • 双方向の移行を確立します。
  • これらの移行を WAN 経由、インターネット経由、または VPN 経由で確立します。
  • ゼロ ダウンタイムの一括移行を行います。
  • vMotion のレプリケーション アシスト機能を説明し、これらの機能の日常業務への活用について解説します。

 

ワークロードの移行

仮想マシンの移行は、通常、次の 3 つのシナリオのいずれか(またはそのバリエーション)に分類されます。

  1. データセンターの統合:データセンターのスペースの統廃合や、HCI を使ったハードウェア/ソフトウェア インフラストラクチャ プラットフォームのアップグレードなどがあります。
  2. データセンターの置き換え:IaaS または最新のプライベート クラウドに移行します。
  3. データセンターの拡張:ハイブリッド アーキテクチャを採用し、柔軟なパブリック クラウドを必要とするワークロードを移行します。

いずれの場合でも、従来であれば、複雑なプロセス、追加テクノロジーの購入、人材への投資が必要でした。一般に、アプリケーションの移行では、次のような課題に直面します。

  1. ミッション クリティカルなアプリケーションでは、ダウンタイムなしでの移行が必要となります。 
  2. またダウンタイムなしで移行を行うと、多くの場合、パフォーマンスが低下します。 
  3. 移行期間中には、WAN や LAN のトラフィックに悪影響が生じるため、多くの場合、保守のためにインフラストラクチャを利用できる時間が削られます。
  4. 移行期間は、移行のサイズ、距離、ネットワーク遅延/損失によって、何か月にもわたることがあります。
  5. スムーズな切り替えのために、新しい IP プラットフォームの再設計が必要となり、追加のハードウェアやソフトウェアの購入が必要となります。
  6. アプリケーションのロールバックが複雑化することがあります。

多くの方が経験されているように、移行プロセスでは、複雑な解決策を必要とする、複雑な問題が発生することがあります。通常、複雑とは高コストを意味します。

今日のエンタープライズ IT の世界では、多くの場合、3 つの種類の移行が検討されます。

  1. コールド マイグレーション:仮想マシンはパワーオフされています。仮想マシンを移行先サイトに移動します。コールド マイグレーションを必要とするワークロードの良い例は、テンプレートです。
  2. ウォーム マイグレーション:仮想マシンはパワーオンされています。仮想マシンのスナップショットを作成し、移行元サイトと同期して保持します。移行元サイトが停止した場合、仮想マシンは最新の既知の正常な状態でパワーオンされます。このようなマイグレーションを必要とするワークロードの良い例は、Tier-2 アプリケーションです。
  3. ゼロ ダウンタイム マイグレーション:仮想マシンはパワーオンされたままにします。RPO(目標復旧ポイント)/RTO(目標復旧時間)要件により、ゼロ ダウンタイムが必要となります。あらゆるデータ損失は許容されません。ミッション クリティカルなアプリケーションでは、このような移行が必要となります。

 

 

HCX による移行

 

HCX を利用すると、この問題を単に解決するだけでなく、ハイブリッドな解決を図ることができます。具体的には、次のように解決できます。

  1. HCX によって、IP の再設計を行うことなく、ゼロダウンタイムでの移行が可能となります。
  2. HCX は、大規模な一括移行を可能にします。数百もの仮想マシンを並行して移行するためのワークフローが提供されています。 
  3. HCX は WAN と LAN にわたって動作し、ワークロードの要件に基づいて、プライベート、パブリック、ハイブリッドが混在する独自のインフラストラクチャ モデルを実現します。
    • HCX には、移行やその他の作業に必要な、すべてのコンポーネントが含まれています。
  4. ネットワークの拡張、近傍ルーティング、WAN 最適化、Suite B 暗号化、トラフィック エンジニアリングが含まれています。
  5. HCX では、DNS と SSL の証明書の変更や、アプリケーションの再構成は不要です。 ロールバックはよりシンプルであり、厳密なアプリケーション グループは不要です(最適化されていない WAN で発生します)。 
  6. HCX は、あらゆるバージョンの vSphere(vSphere バージョン 5.5 以降)で動作するため、両方のサイトのバージョンを一致させるためにリソースを費やす必要はなく、SDDC/vCF のフル スタック、マネージド サービス、または IaaS でデータセンターをモダナイズすることができます。
  7. HCX を使用すると、ネットワークと IP アドレス空間をシームレスに拡張でき、複雑さを大幅に軽減できます。IP アドレス定義ポリシーを適用し、セキュリティ ポリシー違反を防ぎ、管理境界を保護することができます。
  8. HCX は製品バンドルではなく、サービスとして提供されます。OVA 経由で小さなプラグインを vSphere にダウンロードし、サービス型の展開フォームを使用して登録を行い、サイト間で使用する機能を選択して、サイト間を接続できます。高い頻度でアップグレードが行われ、管理する必要があるアプライアンスはありません。容易にインストールでき、サポートも容易です。 
  9. HCX によって、オンプレミスとオフプレミスのネットワークを単一の組織ネットワークに統合することができます。一方、SD ファイアウォールを使用して、ネットワーク上の個々のワークロードを分離できるため、セキュリティ上の問題の防止を確保できます。

 

オンプレミスとクラウド インスタンス間でのゼロ ダウンタイムの移行(vMotion)


このレッスンでは、サイト A のインベントリからサイト B へ、仮想マシンをパワーオンのまま移行します。


 

vCenter にログイン

 

まず、オンプレミス(サイト A)の vCenter にログインします。

  1. 次のアドレスを確認します:https://vcsa-01a.corp.local/vsphere-client/?csp
  2. ユーザー名:administrator@vsphere.local
  3. パスワード:VMware1!
  4. [Login] をクリックします。

 

 

Hybrid Cloud Services(HCX)プラグインにアクセス

 

HCX プラグインにアクセスするには、次の操作を実行します。

  1. 左側の [Navigator] メニューで [HCX] をクリックします。
  2. または、[Home] メニューの右側にある [HCX] をクリックします。

 

 

サイト ペアリングの確認

 

仮想マシンの移行を行う前に、前のモジュール 1 で行った 2 つのサイトのペアリングを確認し、またレイヤー 2 ネットワークの拡張が完了していることを確認します。サイト ペアリングの完了は、仮想マシンの移行のための最低限の要件です。

レイヤー 2 ネットワーク拡張はオプションです。

  1. 前のモジュール 1 で実行したサイト ペアリングが、引き続き存在することを確認します。サイト ペアリングを表示するには、少し下にスクロールする必要がある場合があります。サイト ペアリングを行っていない場合は、仮想マシン移行を実行する前に、モジュール 1 のサイト ペアリングに戻って、サイト ペアリングを実行します。
  2. さらに、単一のネットワーク拡張が定義されていることを確認します。次のページでは、この拡張ネットワークについて詳しく説明します。

 

 

L2 ネットワーク拡張の確認

 

L2 ネットワーク拡張の完了を確認します。

  1. 上部のタブから [Interconnect] タブを選択します。
  2. サブタブで、[Extended Networks] を選択します。
  3. 三角のアイコンをクリックして、[HCX-Stretched-Network] という名前のポート グループを展開します。
  4. [Status] 行に [Extension complete] と表示され、モジュール 1 の L2 ネットワーク拡張が正常に行われたことを確認します。

注:レイヤー 2 ネットワーク拡張は、仮想マシンの移行のためには、オプションです。

 

 

継続的な ping の実行

 

ここでは、仮想マシン core-ARegionA01 データセンターの esx-01a.corp.local から RegionB01 データセンターの esx-02b.corp.local へ移行します。

下部のタスクバーで [Command Prompt] アイコンをクリックして、Windows のコマンド プロンプトを起動します。

  1. コマンド プロンプトで、「ping -t core-A」と入力し、仮想マシン core-A に継続的に ping を実行します。

このコマンド プロンプトは、バックグラウンドで実行したままにしておきます。時おり、このプロンプトに戻り、vMotion の移行中に仮想マシンが中断していないかどうかを確認します。

 

 

移行の開始

 

  1. [Migration] タブをクリックします。
  2. [Migrate Virtual Machines] をクリックします。

 

 

移行画面オプション

 

[Migrate Virtual Machines to Remote Site] 画面で、次を確認します。

  1. 左上には、ペアリングされているリモート サイトが表示されます。
  2. 左側に、移行元(プラグインがインストールされたローカル サイト)のインベントリが表示されます。
  3. 右上には、このサイトから開始するすべての移行に対して設定できる、グローバル値が表示されます。グローバル値のオプションは次のとおりです。
    • [Specify Destination Folder]:データセンターです。
    • [Specify Destination Container]:クラスタ、ESX ホスト、またはフォルダです。
    • [Select Storage]:リモート サイトで利用できるデータストアです。
    • [Select Provisioning Type]:3 つのオプションがあります。[Same format as source]、[Thick Provision]、または [Thin Provision] です。
    • [Select Migration Type]:[vMotion] または [Bulk Migration] です。

この実習ラボ マニュアルの、次のページに進みます。

 

 

移行元インベントリ

 

  1. 左側の [Source Inventory] から [esx-02a.corp.local] を選択します。[core-A] という名前の仮想マシンが表示されます。

 

 

移行する仮想マシンの選択

 

  1. 仮想マシン [core-A] のチェックボックスをオンにします。
  2. 仮想マシン core-A の横にある三角形をクリックして展開します。
  3. [Specify Destination Folder] で [RegionB01] を選択します。
  4. [Specify Destination Container] で [esx-01b.corp.local] を選択します。
  5. [Select Storage] のドロップダウン メニューで [RegionB01-ISCSI01-COMP01] を選択します。
  6. [Select Provisioning Type] のドロップダウン メニューで [Same format as source] を選択します。
  7. [HCX-Stretched-Network] で [L2E_HCX-Stretched-Networ-0-d9dd6319] が選択されていることを確認します。
  8. [Select Migration Type] のドロップダウン メニューで [vMotion] を選択します。
  9. [Next] をクリックして続行します。

 

 

移行の要求の確認

 

仮想マシンを移行する前に、実際に移行が完了できるように、入力されたパラメーターが正しいことを確認します。ここで表示される警告は無視することができます。

  1. [Finish] を選択して、移行を開始します。

 

 

進行中の移行

 

  1. [Refresh] をクリックして、進行状況を更新して確認します。
  2. 緑の矢印の横にある [vMotion] は、移行の種類が vMotion であることを示しています。
  3. 緑の矢印は、移行の方向が、ローカルからリモート サイトであることを示しています。


 

 

移行中でも仮想マシンは中断なし

 

  1. 下部のタスクバーから [Command Prompt] を選択します。
  2. vMotion の移行の間も、サービスが中断されることなく、仮想マシンにアクセスできることを確認します。


 

 

移行の完了

 

  1. [Refresh] をクリックし、移行の完了を待ちます。
  2. [Status] に [Migration completed] と表示されることを確認します。

 

 

移行の完了

 

  1. [Dashboard] タブを選択します。
  2. 右側のバーを使って下にスクロールして、ダッシュボード画面の下部に移動します。
  3. [Activity Logs] の下で、仮想マシン [core-A] の [Cross Cloud vMotion] が完了していることを確認します。

 

 

移行された仮想マシンの表示

 

ここでは、サイト B の vCenter に接続して、サイト A から vMotion で移行した仮想マシン Core-A を見つけます。

  1. 新しいブラウザー タブを選択して開きます。
  2. ブックマーク ツールバーから [Site-B vCenter] をクリックします。
  3. [User name] に「administrator@vsphere.local」と入力します。
  4. [Password] に「VMware1!」と入力します。
  5. [Login] をクリックして続行します。

 

 

移行された仮想マシンの表示

 

  1. 上部で [Home] メニューを選択します。
  2. [Home] メニューから [Host and Clusters] を選択します。
  3. 左側のナビゲーション ペインで、矢印をクリックして [vcsa-01b.corp.local]、[RegionB01]、[RegionB01-COMP01] の順に展開します。[core-A] という仮想マシンを見つけて、クリックします。注:これは、RegionA から vMotion で移行した仮想マシンです。
  4. 仮想マシン [core-A] を選択しながら、右側のウィンドウで [Summary] タブを選択します。仮想マシン core-A についての詳細の概要が表示されます。この仮想マシンは、vMotion で移行された移行先である [esx-02b.corp.local] ホストで実行されていることを確認します。

 

 

移行テストのステータスの確認

 

  1. コマンド プロンプトに戻って、表示します。
  2. <Ctrl> + <C> キーを押して、ping を停止します。
  3. パケット ロス率を確認します。[0% packet loss] と表示されることを確認します。

[Destination host unreachable] と表示された場合には、これは無視して構いません。これはハンズオン ラボ環境で発生することがある問題であり、実際には問題なく動作するはずです。

お疲れ様でした。vMotion を使って仮想マシンをサイト A からサイト B へ移行でき、パケット ロスはありませんでした。次の演習では、vMotion を使って、仮想マシンのサイト B からサイト A への一括移行を行います。

 

クラウド インスタンスとオンプレミス間でのゼロ ダウンタイムの一括移行


次に、リモート サイトからソース サイトへの仮想マシンの一括移行を行います。 

注:移行プロセスで、警告/エラーが表示されることがあります。これは現在予想される動作であり、まもなく修正される予定です。


 

vCenter にログイン

 

サイト A の vCenter に戻ります。vSphere Web Client がサイト A の vCenter に接続されている場合は、この手順を省略できます。vSphere Web Client がサイト A の vCenter に接続されていない場合は、Chrome ブラウザーの新しいタブを開きます。

  1. 次のアドレスに移動します:https://vcsa-01a.corp.local/vsphere-client/?csp。または、ブックマーク ツールバーで [Site-A vCenter] をクリックします。
  2. ユーザー名:administrator@vsphere.local
  3. パスワード:VMware1!
  4. [Login] をクリックします。

 

 

Hybrid Cloud Services(HCX)プラグインにアクセス

 

HCX プラグインにアクセスするには、次の操作を実行します。

  1. 左側の [Navigator] メニューで [HCX] をクリックします。
  2. または、[Home] メニューの右側にある [HCX] をクリックします。

 

 

移行の開始

 

  1. [Migration] タブをクリックします。
  2. [Migrate Virtual Machines] をクリックします。

 

 

リバース マイグレーションの選択

 

  1. [Reverse Migration] のチェックボックスをオンにします。ここでは、仮想マシンを RegionB01 から RegionA01 へ逆に移行します。


 

 

2 つの仮想マシンの選択

 

  1. 仮想マシン [core-A] の横にあるチェックボックスをオンにして、vMotion 移行のために選択します。
  2. 仮想マシン [core-B] の横にあるチェックボックスをオンにして、vMotion 移行のために選択します。
  3. 上部には、ユニバーサル移行オプションがあります。ここでの選択は、選んだすべての仮想マシンに適用されます。[Destination Folder] として [RegionA01] を選択します。
  4. [Destination Container] で vMotion のホストとして、[esx-01a.corp.local] を選択します。
  5. [Storage] で [RegionA01-ISCSI01-COMP01] を選択します。
  6. [Provisioning Type] で [Same format as source] を選択します。
  7. [Migration Type] で [Bulk Migration] を選択します。
  8. 仮想マシン [core-A] と [core-B] の両方で、使用するネットワークとして [RegionA01-vDS-COMP/HCX-Stretched-Network] を選択します。
  9. [Next] をクリックして続行します。

 

 

移行の確認

 

入力されたパラメーターによる移行プロセスを確認します。注:警告が表示された場合は、それを無視して続行することができます。

  1. [Finish] をクリックして、仮想マシンの RegionA01 へのリバース一括移行を開始します。

 

 

進行中の移行

 

移行画面では、一括移行が進行中であることが表示されます。

  1. プロセスが更新されるまで、時間をおいて何度か [Refresh] ボタンをクリックします。

矢印の方向と色は、移行のタイプを示しています。リバース マイグレーションはリモートからローカルへの移行です。

  • [Rev] は、リバース マイグレーションを意味します。
  • [Bulk] は、仮想マシンの一括移行を意味します。
  • [vMotion] は、移行のタイプを示します。

 

 

 

移行の完了

 

  1. 完了した移行は、チェックマークで示されます。またダッシュボードで、完了した移行の合計数を確認することもできます。
  2. 次に、ローカルの仮想マシン インベントリを表示して、仮想マシンがリモート サイトから正常に移行されたかどうかを確認します。左側の [Navigator] ペインの [Home] メニューで [Hosts and Clusters] をクリックし、この実習ラボ マニュアルの次のページへ進みます。


 

 

確認

 

[Hosts and Clusters] 表示で、仮想マシンがリモート サイトから正常に移行されたかどうかを確認します。

  1. 左側のメニューで、矢印を使って [vcsa-01a.corp.local]、[RegionA01] データセンター、[RegionA01-COMP01] の順に展開します。
  2. ホスト [esx-01a.corp.local] を選択します。注:2 台の仮想マシンをこのホストにリバース マイグレーションしたことに留意します。
  3. 右側のパネルで、このホストの [Related Objects] タブを選択します。[Virtual Machines] サブタブがデフォルトで選択されていることを確認します。
  4. 2 つの仮想マシン [core-A] と [core-B] がこのホスト上に、想定どおりに存在することを確認します。


これで 仮想マシンをサイト B からサイト A に正常に一括移行できました。

 

ハンズオン ラボの対話型シミュレーション:vMotion のレプリケーション アシスト機能の活用


ラボのこの部分は、ハンズオン ラボの対話型シミュレーションとして提示されます。そのため、実習ラボ環境で実際に行うと時間がかかりすぎたり、大量のリソースが必要になったりする手順を手軽に確認できます。


 

vMotion のレプリケーション アシスト機能の活用:Cloud Motion

vMotion のレプリケーション アシスト機能を使うと、データセンターの移行を、アプリケーションのダウンタイムなしで、リスクなく、シームレスに行うことができます。

ここでは、次の概要について説明します。

  1. vMotion による、一括移行と、ゼロ ダウンタイムという、2 つのメリットを両方とも実現できます。
  2. vSphere 5.5 以降のソース サイトに対応します(アップグレードは不要です)。
  3. 仮想マシンの UI や API から、ライブ マイグレーションとコールド マイグレーションをサポートします。

主なユースケース:データセンターのダウンタイムなしでの一括移行

メリット

  1. 一括移行の場合と同様に、vSphere Replication の並列処理を行って、初期データ コピーを作成できます。
  2. 一括移行のシードを活用して、vMotion 移行を完了できます。
  3. WAN(インターネットまたは専用回線)経由で、仮想マシンを vMotion により一括移行することができます。

注:vMotion のレプリケーション アシスト機能は、まず VMC で提供されます。プライベート クラウド データセンターでの利用については、営業担当者までお問い合わせください。

 

 

対話型シミュレーションの起動

この実習ラボ シミュレーションでは、実際の環境で操作しているかのようにソフトウェア インターフェイスを使用できます。 

  1. ここをクリックして対話型シミュレーションを表示します。新しいブラウザー タブまたは新しいブラウザー ウィンドウにシミュレーションが表示されます。
  2. 終了したら、[Return to the lab] リンクをクリックして、この実習ラボを続行してください。

ラボはそのままバックグラウンドで実行されます。ラボがスタンバイ モードに移行した場合は、モジュールの完了後に再開してください。

 

拡張レイヤー 2 なしでのゼロ ダウンタイムの双方向移行(オプション)


この演習の実施はオプションです。 


まとめ


このモジュールでは、次の事項について学習しました。


 

このモジュールの日常業務への活用

  1. ダウンタイムなしでの vSphere アップグレード(vSphere 5.5 から vSphere 6.x)を、新しいハードウェアまたはパブリック クラウドに対して行います。
  2. アプリケーションの依存関係のマッピングを必要とせず、本番アプリケーションを移行します。 
  3. さまざまな IT 運用タスク(ハードウェアの更新、スイッチのアップグレード、ソフトウェアのアップグレード/パッチ)のために、さまざまなクラウド インフラストラクチャ間で仮想マシンを移行します。

 

 

モジュール 2 の終了

モジュール 2 はこれで終了です。

HCX クロスクラウド モビリティ ソリューションに関する詳細情報をお求めの場合は、営業担当者までお問い合わせください。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。

実習ラボを終了する場合には、右上の [END] ボタンをクリックします。

 

 

モジュール 3:ハイブリッド ディザスタ リカバリ(DR)(30 分)

はじめに


重要:このモジュールの演習を始める前に、モジュール 1 を完了していることを確認してください。このモジュールの演習には、モジュール 1 への依存事項があります。

このモジュールでは、次の事項について学習します。

  • ディザスタ リカバリ ソリューションのさまざまなメリット
  • ディザスタ リカバリのための仮想マシンの保護方法
  • リカバリのテスト、クリーンアップのテスト、仮想マシンのオンプレミスからクラウド(またはその逆)へのリカバリとリバース レプリケーション

 

ハイブリッド ディザスタ リカバリとは

今日の企業がディザスタ対応で直面する 4 つの主な弱点

  1. ディザスタ リカバリ プランがない、または後手に回っている。
  2. ディザスタ リカバリ プランが不十分である。
  3. ディザスタ リカバリ プランが、新しいインフラストラクチャや関連プロセスの変化に対応して、更新されていない。
  4. ディザスタ リカバリ プランの適切なテストが行われていない。

HCX は、従来からのディザスタ リカバリの問題を解決するための新しいアーキテクチャを導入しています。ハイブリッド状態の確立とネットワークの拡張により、HCX プラットフォームは、アクティブ/アクティブ保護を提供し、仮想マシンのワークロードとインフラストラクチャの両方について、部分リカバリと、フル リカバリのどちらの場合にも対応します。

HCX のハイブリッド ディザスタ リカバリ ソリューションにより、次の事項を行うことができます。

  1. プライマリ(ローカル)サイトの仮想マシンを、セカンダリ(リモート)サイトで保護します。
  2. セカンダリ(ローカル)サイトの仮想マシンを、プライマリ(リモート)サイトで保護します。
  3. テストと計画的なリカバリをリモート サイトから展開します。
  4. リカバリされた仮想マシンをローカル サイトにリバース レプリケーションします。
  5. 保護された仮想マシンを再構成します(たとえば RPO を変更します)。
  6. 保護された仮想マシンの一時停止と再開を行います(たとえば保守時間を確保するためなど)。

アーキテクチャにデータセンター デザイナーを追加することにより、非常に複雑なネットワーク トポロジーでも 1 つの仮想データセンターにレプリケーションやミラーリングができるようになったため、クラウドへのディザスタ リカバリを簡単に実行することができます。

 

 

近傍ルーティングの説明

 

部分フェイルオーバーのシナリオでは、トロンボーン現象(ユーザーがネットワークをクラウドに拡張すると、レイヤー 2 の接続性がクラウド上に拡張されますが、ルートの最適化が行われていない場合、レイヤー 3 の通信要求は、オンプレミスのネットワークの送信元に戻されてルーティングされる必要があります)が現実の問題となります。 

HCX では、この問題を解決するために、近傍ルーティングを備えています。

上記の図で、左側の N*a コンポーネントはオンプレミス データセンターにあり、右側の N*b コンポーネントはクラウドにあります。 

R1 は N1-b のデフォルト ゲートウェイであるため、R2 を介してトラフィックをルーティングするには、N1-b は R1 に戻る必要があります。非対称ルーティングを避けるため、HCX はオンプレミス ネットワークにホスト ルートを追加します。

  1. クラウドで仮想マシンが新たに作成された場合は、ホスト ルートはただちに追加されます。
  2. vMotion を使って仮想マシンが転送された場合は、仮想マシンが再起動されるまで、ルートは追加されません。再起動後まで待つことにより、オンプレミスのステートフル デバイスが、仮想マシンが再起動されるまで、既存のセッションにサービスの提供を継続できるようにします。再起動後には、ルーティング情報は、オンプレミスとクラウドの両方で整合しています。

これにより、R1 は、R2 を介して特定の仮想マシンに到達するルーティングを使うことができます。ローカル接続された拡張ネットワークは使用しません。近傍ルーティングが有効になっているため、R2 は、ほかのネットワークが仮想マシンに到達するためのパスを完全に所有しています。

 

仮想マシンのディザスタ リカバリ保護の設定


このレッスンでは、仮想マシンのディザスタ リカバリ保護を構成します。


 

サイト A の vSphere Web Client にログイン

 

  1. ブラウザーで、[Site-A vCenter] をクリックします。次のアドレスを確認します:https://vcsa-01a.corp.local/vsphere-client/?csp
  2. ユーザー名:administrator@vsphere.local
  3. パスワード:VMware1!
  4. [Login] をクリックします。

 

 

Hybrid Cloud Services(HCX)プラグインにアクセス

 

Hybrid Cloud Services(HCX)プラグインにアクセスするには、次を行います。

  1. 左側の [Navigator] メニューで [HCX] をクリックします。
  2. または、[Home] メニューの右側にある [HCX] をクリックします。

 

 

サイト ペアリングの確認

 

仮想マシンの保護を行う前に、前のモジュール 1 で行った 2 つのサイトのペアリングを確認し、またレイヤー 2 ネットワークの拡張が完了していることを確認します。サイト ペアリングの完了は、仮想マシンの保護のための最低限の要件です。

  1. 前のモジュール 1 で実行したサイト ペアリングが、引き続き存在することを確認します。サイト ペアリングを表示するには、少し下にスクロールする必要がある場合があります。サイト ペアリングを行っていない場合は、仮想マシン保護を実行する前に、モジュール 1 のサイト ペアリングに戻って、サイト ペアリングを実行します。
  2. さらに、単一のネットワーク拡張が定義されていることを確認します。次のページでは、この拡張ネットワークについて詳しく説明します。

 

 

L2 ネットワーク拡張の確認

 

L2 ネットワーク拡張の完了を確認します。

  1. 上部のタブから [Interconnect] タブを選択します。
  2. サブタブで、[Extended Networks] を選択します。
  3. 三角のアイコンをクリックして、[HCX-Stretched-Network] という名前のポート グループを展開します。
  4. [Status] 行に [Extension complete] と表示され、モジュール 1 の L2 ネットワーク拡張が正常に行われたことを確認します。

 

 

ホストおよびクラスタ

 

  1. 左側のペインで、[Hosts and Clusters] アイコンをクリックします。

 

 

仮想マシンでのディザスタ リカバリ保護の有効化

 

  1. データセンター [RegionA01] を展開します。
  2. クラスタ [RegionA01-COMP01] を展開します。
  3. 仮想マシン [core-A] を右クリックします。
  4. [Hybridity Actions] を展開します。
  5. [Protect to the Cloud] をクリックします。

 

 

仮想マシン レプリケーションの詳細

 

  1. [VM Name core-A] のチェックボックスをオンにします。
  2. 仮想マシン [core-A] を展開します。
  3. [Destination Container] で [RegionB01-Comp01] を選択します。
  4. [Storage] で [RegionB01-ISCSI01-COMP01] を選択します。
  5. [RPO] で [15 minutes] を選択します。目標復旧ポイント(RPO)は、重大インシデントの場合に IT サービスからデータが失われる可能性のある、最大の対象期間です。5 分から 1 日までの範囲で設定します。
  6. [Snapshots Interval] で [1 hour] を選択します。ここでは、複数の復旧ポイントを確立します。1 時間から 7 日までの範囲で構成できます。
  7. [No. of Snapshots] で [1 snapshot] を選択します。
  8. [HCX-Stretched-Network] で [L2E_HCX-Stretched-Networ-0-d9dd6319] を選択します。
  9. [Next] をクリックします。

 

 

保護された仮想マシンに構成されたレプリケーション ポリシーの確認

 

詳細を確認し、[Finish] をクリックします。

 

 

HCX プラグインに移動

 

  1. [Home] をクリックします。
  2. [HCX] をクリックします。

 

 

ディザスタ リカバリに移動

 

  1. [Disaster Recovery] タブを選択します。
  2. [Local VMs] には、次のものが表示されます。
    1. ローカル サイトでの仮想マシンの合計数のうち、保護されている仮想マシンの合計数
    2. また、これまでにテスト済みの保護されている仮想マシンの数も表示されます。
  3. [Remote VMs] には、次のものが表示されます。
    1. ローカル サイトでリモート サイトのために保護している仮想マシンの数
    2. また、これまでにテスト済みの保護されている仮想マシンの数も表示されます。
  4. [Progress] では、次の状態の仮想マシンの数が表示されます。
    1. 構成
    2. 同期中
    3. リカバリ中
    4. テスト
    5. クリーンアップ中

 

 

ディザスタ リカバリ保護の構成

 

  1. [Disaster Recovery] タブでは、選択された仮想マシンで構成されているディザスタ リカバリ保護が表示されます。
  2. 仮想マシンの現在のステータスは [Configuring] です。

 

 

ディザスタ リカバリ保護が進行中

 

この処理には、数分かかる場合があります。

[Detailed Status] の進行を確認します。[Not Available] となり、次に、[Protection Inactive]、[Synchronization (Full)] と進行し、最後に [Active] となります。

 

 

ディザスタ リカバリ保護の完了

 

  1. 仮想マシンは [Active] 状態となりました。この仮想マシンでは、ディザスタ リカバリ保護が有効になっています。これは緑の盾で示されています。
  2. 黄色の三角は、有効な仮想マシンが未テストであることを示しています。
  3. 緑の丸は、パワーオンされた仮想マシンであることを示します。
  4. 方向の矢印は保護の方向を示します。この場合は、仮想マシンはリモート サイトで保護されています。

 

 

サイト A でディザスタ リカバリ保護を確認

 

  1. 左側のペインで [Tasks] をクリックします。
  2. [Enable replication of virtual machine] で [Completed] と表示されていることを確認します。

 

 

サイト B の確認

 

  1. ブラウザーで新しいタブを開きます。
  2. ブックマーク メニューから [Site-B vCenter] をクリックします。

 

 

サイト B にログイン

 

  1. 次のアドレスを確認します:https://vcsa-01b.corp.local/vsphere-client/?csp
  2. ユーザー名:administrator@vsphere.local
  3. パスワード:VMware1!
  4. [Login] をクリックします。

 

 

サイト B 上のタスク

 

  1. [Home] をクリックします。
  2. [Tasks] をクリックします。

 

 

サイト B で保護を確認

 

  1. [Create virtual disk] タスクが [Complete] であることを確認します。サイト B のタブを閉じないでください。

これで 仮想マシンのディザスタ リカバリ保護を有効化できました。次の演習では、この保護のテストを行います。

 

保護された仮想マシンでのディザスタ リカバリ保護のテスト


このレッスンでは、保護された仮想マシンのテスト リカバリとテスト クリーンアップを実行する方法を学びます。


 

HCX Cloud にログイン

 

ここでは、リモート サイト上で保護された仮想マシンで、テスト リカバリを実行します。

ブラウザーで新しいタブを開き、ブックマーク ツールバーから [HCX-Cloud-01b] をクリックします(まだ開かれていない場合)。

  1. ユーザー名として「administrator@vsphere.local」と入力します。
  2. パスワードとして「VMware1!」と入力します。
  3. [LOG IN] をクリックします。

 

 

[Disaster Recovery] タブに移動

 

  1. [Services] タブをクリックします。
  2. 左側のペインで [DISASTER RECOVERY] をクリックします。
  3. ここで [Local VMs] とは、リモート サイトでローカルである仮想マシンを意味します。
  4. [Remote VMs] とは、リモート サイトでリモートである仮想マシン(オンプレミス)を意味します。
  5. 矢印は、ディザスタ リカバリ保護がリモート サイトに向かっていることを示しています。

 

 

仮想マシンのディザスタ リカバリ オプション

 

  1. 保護された仮想マシンで、メニュー アイコン(3 つのドット)をクリックして、詳細なオプションを表示します。
  2. 次の操作を利用できます。
    1. [Recover VM]:仮想マシンをただちにリカバリします。
    2. [Test Recover VM]:リカバリ サイトで保護された仮想マシンをテストして、整合性と状態を確認します。
    3. [Test Recover Cleanup]:テスト用仮想マシンを削除します。
    4. [Reverse]:レプリケーションの方向を変更します。
    5. [Pause]:保守時間などの予定されたイベントがある場合、このオプションを使うと、その時点でのレプリケーションの競合を避けるために役立ちます。
    6. [Resume]:保護をレジュームします。
    7. [Remove]:保護プランを削除します。
    8. [Sync Now]:レプリケーションを強制的にただちにトリガーします。

 

 

テスト リカバリの実行

 

[Test Recover VM...] をクリックします。

 

 

テスト リカバリの構成

 

設定を確認し、[Target] ネットワークのリストを展開します。

 

 

ネットワークを選択

 

[VM Network] を選択します。

 

 

テスト リカバリの開始

 

  1. [Test] をクリックします。

 

 

テスト リカバリの進行中

 

[Detailed Status] で [Testing: Recovery in Progress] と表示されていることを確認します。

 

 

ディザスタ リカバリ テストのリカバリの完了

 

このプロセスには数分かかる場合があります。

  1. 仮想マシンの [Detailed Status] で [Completed testRecover] と表示されます。
  2. [Remote VMs] の下のテスト済みの仮想マシンの数が変わります。[1 of 1 VM tested] と表示されます。
  3. 黄色の三角が、証明書アイコンになります。

 

 

仮想マシン レプリケーションの詳細

 

[>] を展開すると、レプリケーションの状態、サイト、履歴、スナップショットなどの詳細情報が表示されます。

 

 

サイト B でのテスト リカバリの確認

 

  1. サイト B の vCenter タブに戻ります。次の Web アドレスを確認します:https://vcsa-01b.corp.local/vsphere-client/?csp
  2. [Tasks] を選択して、[Register virtual machine] タスクが [Completed] となっていることを確認します。

 

 

サイト B の Hosts and Clusters ビューへ移動

 

  1. [Home] をクリックします。
  2. [Hosts and Clusters] をクリックします。

 

 

サイト B で仮想マシンの登録を確認

 

  1. サイト B で、仮想マシン [core-A] が登録済みで、パワーオンされていることを確認します。

タブは閉じないでください。

 

 

ディザスタ リカバリ テストのクリーンアップの開始

 

[HCX Cloud] タブに戻ります。

  1. [Services] をクリックします。
  2. [DISASTER RECOVERY] をクリックします。
  3. メニュー アイコン(3 つのドット)をクリックします。
  4. [Test Recover Cleanup....] をクリックします。

 

 

ディザスタ リカバリ テストのクリーンアップ

 

[Cleanup] をクリックします。

 

 

ディザスタ リカバリ テストのクリーンアップが進行中

 

ステータスは [Test Cleaning] と表示されます。

 

 

ディザスタ リカバリ テストのクリーンアップの完了

 

ステータスは [Completed testCleanup] と表示されます。

 

 

サイト B で仮想マシンが未登録であることを確認

 

  1. [Site B] タブに戻ります。Web アドレスが「https:..vcsa-01b.corp.local/vsphere-client/?csp」であることを確認します。
  2. サイト B で、仮想マシン [core-A] がパワーオフされ、未登録であることを確認します。

 

 

サイト B のタスク ビューに移動

 

  1. [Home] をクリックします。
  2. [Tasks] をクリックします。

 

 

サイト B でディザスタ リカバリ テストのクリーンアップ タスクが完了したことを確認

 

  1. サイト B で、仮想マシン [core-A] の登録解除パワーオフのタスクが完了したことを確認します。


ディザスタ リカバリ保護が有効な仮想マシンのテストは、これで終了です。

 

保護された仮想マシンのディザスタからのリカバリとリバース レプリケーションのシミュレーション


このレッスンでは、オンプレミス サイトのディザスタをシミュレートし、クラウドの仮想マシンをリカバリして、その後、仮想マシンをオンプレミス サイトにリバース レプリケーションします。


 

サイト A の vSphere Web Client にログイン

 

ここでは、ディザスタ イベントをシミュレートし、リモート サイトから仮想マシンをリカバリします。

  1. 次のアドレスを確認します:https://vcsa-01a.corp.local/vsphere-client/?csp
  2. ユーザー名:administrator@vsphere.local
  3. パスワード:VMware1!
  4. [Login] をクリックします。

 

 

ディザスタをシミュレート

 

  1. [Hosts and Clusters] をクリックします。

 

 

仮想マシンのパワーオフ

 

  1. データセンター [RegionA01] を展開します。
  2. クラスタ [RegionA01-COMP01] を展開します。
  3. 仮想マシン [core-A] を右クリックします。
  4. [Power] を選択します。
  5. [Power Off] をクリックします。

 

 

仮想マシンのパワーオフを確認

 

[Yes] をクリックします。

仮想マシンがパワーオフされるのを待ちます。

 

 

サイト A で HCX プラグインに戻る

 

  1. ホーム画面から、[HCX] をクリックします。
  2. [Disaster Recovery] タブをクリックします。
  3. 仮想マシンのステータスは [Protection Inactive] となり、赤色の稲妻のアイコンが表示されます。

 

 

HCX Cloud ポータルから仮想マシンのリカバリを構成

 

HCX Cloud ポータル タブに戻ります。

  1. 仮想マシンのメニュー アイコン(3 つのドット)を展開して、[Recover VM...] をクリックします。

 

 

仮想マシンをクラウドでリカバリ

 

  1. デフォルトでは最新のリカバリ ポイント インスタンスが選択されます。
  2. [Recover] をクリックします。

 

 

リカバリが進行中

 

  1. [Detailed Status] に [Recovering: Recovery in Progress] と表示されます。

 

 

 

リモート サイトでのリカバリの完了

 

  1. 仮想マシンのステータスが、正常に [Completed Recover] となりました。これは濃いグレーの盾のアイコンで示されています。

 

 

仮想マシン core-A がサイト B で実行されていることを確認

 

サイト B から vCenter を実行しているタブに切り替え、core-A が動作していることを確認します。

ディザスタの後、リモート サイトの仮想マシンで正常にリカバリが行われたことが確認できました。

 

 

サイト A で HCX プラグインに戻る

 

  1. [Site A] タブに切り替えます。Web アドレスが「https://vcsa-01a.corp.local/vsphere-client」であることを確認します。
  2. [Home] をクリックします。
  3. [HCX] をクリックします。

 

 

レプリケーション ステータスの表示

 

  1. [Disaster Recovery] をクリックします。レプリケーションのステータスが [Completed Recover] であることを確認します。

 

 

仮想マシンのリバース レプリケーションの開始

 

仮想マシンはクラウドで実行されています。クラウドからサイト A への、仮想マシンのリバース レプリケーションを構成します。

  1. 仮想マシンのメニュー アイコン(3 つのドット)をクリックして、オプションを表示します。
  2. [Reverse] をクリックします。

 

 

リバース レプリケーションの構成

 

[Reverse] をクリックします。

 

 

リバース レプリケーションのスケジューリング

 

  1. [Detailed Status] で、リバース レプリケーションが [Reverse Protecting] モードとなっていることを確認します。

 

 

リバース レプリケーションの完了

 

  1. 仮想マシンの [Detailed Status] が [Completed reconfigure] と表示されます。
  2. 矢印はリバース レプリケーションを示しています。

 

これで ディザスタをシミュレートして、HCX を使って仮想マシンでリカバリを行い、リバース レプリケーションによる保護を正常に確認することができました。

 

まとめ


ここでは、次の内容を学習しました。


 

このモジュールの日常業務への活用

  1. HCX を使うと、同じ VLAN をクラウド インスタンスに拡張することができるため、専用のディザスタ リカバリ サイトが不要になります。
  2. 大規模な IP アドレスの再設定や、アプリケーションの依存関係のマッピング作業を行う必要がなくなります。
  3. 双方向のディザスタ リカバリ保護により、もっとも効率的なハイブリッド クラウド アーキテクチャを構築できます。

 

 

モジュール 3 の終了

モジュール 3 はこれで終了です。

HCX クロスクラウド モビリティ ソリューションに関する詳細情報をお求めの場合は、営業担当者までお問い合わせください。 

関心のある場合は、モジュール 4 に進んでください。

 

実習ラボを終了する場合には、右上の [END] ボタンをクリックします。

 

 

モジュール 4:HCX を使用した導入後の監視と運用(15 分)

はじめに


このモジュールでは、vRealize Operations を HCX と合わせて利用した場合のメリットについて解説します。


ハンズオン ラボの対話型シミュレーション:HCX を使用した導入後の監視と運用


ラボのこの部分は、ハンズオン ラボの対話型シミュレーションとして提示されます。そのため、実習ラボ環境で実際に行うと時間がかかりすぎたり、大量のリソースが必要になったりする手順を手軽に確認できます。このシミュレーションでは、実際の環境で操作しているかのようにソフトウェア インターフェイスを使用できます。

  1. ここをクリックして対話型シミュレーションを表示します。新しいブラウザー タブまたは新しいブラウザー ウィンドウにシミュレーションが表示されます。
  2. 終了したら、[Return to the lab] リンクをクリックして、この実習ラボを続行してください。

ラボはそのままバックグラウンドで実行されます。ラボがスタンバイ モードに移行した場合は、モジュールの完了後に再開してください。


まとめ

VMware ハンズオン ラボにご参加いただき、ありがとうございました。 http://hol.vmware.com/ にアクセスして、引き続きオンラインでハンズオン ラボをご体験ください。

Lab SKU: HOL-1981-01-HBD

Version: 20181111-140126