VMware ハンズオン ラボ - HOL-1901-01-CMP


実習ラボの概要:HOL-1901-CMP:vRealize Operations と Log Insight:概要と最新情報

実習ラボのガイダンス


注:この実習ラボの所要時間は 90 分以上を想定しています。1 回の実習時間あたり 2 ~ 3 モジュールを目安に学習してください。 モジュールは相互に独立しているため、どのモジュールから開始することも、どの順序で実施することもできます。各モジュールには、目次から直接移動できます。

目次を表示するには、実習ラボ マニュアルの右上の [目次] をクリックします。

この実習ラボでは、vRealize Operations と vRealize Log Insight について説明します。ソリューション インターフェイスから必要な情報を見つけ、ツールのもっとも一般的な機能を試す方法を管理者に対して示します。 

さらに、最新リリースの vRealize Operations と vRealize Log Insight に含まれる機能強化について知りたい管理者向けのモジュールも用意しました。

実習ラボのモジュール:

実習ラボ責任者: 

  • モジュール 1 ~ 3    クラウド管理担当 SE(米国、ミネソタ)、マンディー・ストールバッケン(Mandy Storbakken)
  • モジュール 4       クラウド管理担当 SE(米国、カリフォルニア)、ジェイス・マチャド(Jase Machado)

この実習ラボ マニュアルは、次のハンズオン ラボ ドキュメント サイトからダウンロードできます。

http://docs.hol.vmware.com

一部の実習ラボは、英語以外の言語でも提供されています。 言語設定を変更し、翻訳版のマニュアルを実習ラボで使用する手順については、次のドキュメントを参照してください。

http://docs.hol.vmware.com/announcements/nee-default-language.pdf


 

メイン コンソールの表示位置

 

  1. 赤い四角の領域には、メイン コンソールが表示されます。 実習ラボ マニュアルは、メイン コンソールの右側のタブに表示されます。
  2. 実習ラボによっては、左上の別のタブに追加のコンソールが用意されていることがあります。この場合、実習ラボ マニュアルの説明に従って、指定されたコンソールを開いてください。
  3. この実習ラボでは、開始時に 90 分のタイマーが表示されます。 このラボで行った作業内容は保存できません。 すべての作業は、実習ラボ セッション内に完了してください。 時間が足りない場合は、[延長] をクリックして時間を延長することができます。VMware イベントの場合は、実習ラボの時間を 2 回まで、最大 30 分延長できます。 [延長] を 1 回クリックすると、時間が 15 分間延長されます。 VMware イベント以外でご使用の場合は、実習ラボの時間を最大 9 時間 30 分延長できます。[延長] を 1 回クリックすると、時間が 1 時間延長されます。

 

 

キーボード以外の方法によるデータ入力

このモジュールでは、メイン コンソールでテキストを入力します。複雑なデータを入力する場合、キーボードから直接入力する以外に、次の 2 つの方法を使用すると入力しやすくなります。

 

 

クリック アンド ドラッグによるコピー

 
 

実習ラボ マニュアルに記載されているテキストやコマンド ライン インターフェイス(CLI)のコマンドは、クリック アンド ドラッグによってメイン コンソールのアクティブ ウィンドウに直接コピーできます。  

 

 

オンラインの国際キーボードにアクセスする

 

キーボード配列によっては、特定の文字や記号が入力しにくいことがあります。そのような場合、メイン コンソールに、オンラインの国際キーボードを表示して使用すると便利です。

  1. キーボードは、Windows のクイック起動タスク バーで、キーボードのアイコンをクリックして表示します。

 

 

アクティブなコンソール ウィンドウをクリック

 

この例では、メール アドレスに含まれている「@」記号をオンライン キーボードから入力します。US 配列のキーボードで「@」記号は <Shift> + <2> キーを押して入力します。

  1. アクティブなコンソール ウィンドウを 1 回クリックします。
  2. <Shift> キーをクリックします。

 

 

<@> キーをクリック

 

  1. <@> キーをクリックします。

アクティブなコンソール ウィンドウに「@」記号が入力されました。

 

 

Windows のライセンス認証に関するウォーターマーク

 

実習ラボを初めて開始すると、Windows のライセンス認証が完了していないことを知らせるウォーターマーク(透かし)がデスクトップに表示される場合があります。  

仮想化の大きなメリットの 1 つは、仮想マシンを任意のプラットフォームに移動して実行できることです。 ハンズオン ラボも、このメリットを活用して複数のデータセンターから実行できるようになっています。 ただし、これらのデータセンターでは必ずしも同じ種類のプロセッサーを使用しているとは限りません。プロセッサーが異なると、インターネット経由で Microsoft のライセンス認証チェックが行われます。

この場合でも、VMware とハンズオン ラボは Microsoft 社のライセンス要件に完全に準拠しているため、安心してご利用いただけます。 ご利用の実習ラボは自己完結型ポッドであり、Windows のライセンス認証の確認に必要なインターネットへの完全なアクセスがありません。 インターネットへの完全なアクセスがないと、この自動プロセスは失敗し、このようなウォーターマークが表示されます。

これは表面上の問題であり、実習ラボへの影響はありません。  

 

 

画面右下でラボの準備完了を確認

 

画面の右下部分で、すべての起動ルーチンが完了し、開始する準備ができていることを確認してください。表示が [Ready] になったことを確認して、学習を開始してください。[Ready] になるまで数分間かかります。 5 分経過しても [Ready] にならない場合は、サポートにお問い合わせください。

 

モジュール 1:vRealize Operations の概要(60 分)

はじめに


これから、「モジュール 1:vRealize Operations の概要」モジュールを開始します。このモジュールでは、vRealize Operations の主な概念、ユーザー インターフェイスを操作する方法、このソリューションで提供される情報を解釈する方法について説明します。このモジュールを完了すると、環境の最適化、キャパシティ プランニング、トラブルシューティングを含めて、vRealize Operations の主な機能について理解できます。提供された情報を操作する方法や、さらにヘルプが必要な場合の参照先について理解を深めることができます。

 


vRealize Operations


VMware vRealize Operations は、Software-Defined Data Center(SDDC)を集中管理するためのスケーラビリティと拡張性に優れた直観的な運用プラットフォームです。ビジネスまたは運用インテント ベースの継続的なパフォーマンスの最適化、効率的なキャパシティ管理、プロアクティブなプランニング、インテリジェントな修正が提供されます。

さらに、スタンドアロンまたは vRealize Suite の一部として利用でき、Standard、Advanced、Enterprise の 3 つのエディションが用意されています。


 

自動運用化データセンターについて

VMware vRealize Operations が提供する、アプリケーションからインフラストラクチャまで網羅する運用の自動化ソリューションにより、SDDC とマルチクラウド環境の最適化、プランニング、拡張が可能です。

vRealize Operations の主な機能

 

 

 

インテント ベースの運用の紹介

VMware vRealize Operations に、インテント ベースの運用が導入されました。ワークロードを移動してバランスを取るだけでは十分ではありません。実際に、クリティカルな仮想マシンに対応しているクラスタまたはホストに優先順位が低いワークロードが移動された場合、その操作は有害となる可能性もあります。このため、vRealize Operations 6.7 では、ビジネスや運用上のインテントをポリシーで定義することができます。

タグベースの仮想マシンの配置により、vSphere タグに基づく仮想マシンの配置条件を設定でき、ワークロードの配置ポリシーによって環境のインテントを指定できます。

 

 

 

vRealize Operations HVM インスタンスへのログイン


この実習ラボでは、vRealize Operations の 3 つの異なるインスタンスおよび vRealize Log Insight の 1 つのインスタンスを実行します。固有の要件を持つ各種のユースケースに対応するために、異なる vRealize Operations インスタンスが用意されています。次の実習ラボ インスタンスがあります。

このレッスンでは、vRealize Operations の履歴インスタンスを使用します。

 

vRealize Operations の履歴(ライブでない)インスタンスにすでにログインしている場合は、をクリックして先に進んでください。


 

Windows のクイック起動タスク バーからの Chrome ブラウザーの起動

 

ブラウザーがまだ開いていない場合は、Google Chrome を開きます

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします

 

 

vRealize Operations:[Historical Instance] タブを開く

 

ブラウザーのホーム ページには、実習ラボで実行中の vRealize Operations のさまざまなインスタンスへのリンクがあります。

  1. [vRealize Operations -  Historical Instance] リンクをクリックして、新しいブラウザー タブで UI を開きます

 

 

vRealize Operations へのログイン

 

  1. [Local Users] がデフォルトではない場合は、次のようにドロップダウンをクリックし、[Local Users] をクリックします。

ユーザー認証情報を入力します。ユーザー名は「admin」、パスワードは「VMware1!」です。

  1. [LOG IN] をクリックします。

 

vRealize Operations のユーザー インターフェイスの操作


vRealize Operations Manager ユーザー インターフェイス(UI)はバージョン 6.6 および 6.7 で大きく強化されました。新しい UI は簡素化を念頭に設計され、関連情報を簡単にアクセス可能にし、コンテキストの関連性を高くしています。このレッスンでは、vRealize Operations Manager UI の主なコンポーネントについて解説し、ソリューションを通じた操作が簡単であることを示します。


 

ユーザー インターフェイスについて

 

UI には複数のコンポーネントがあり、同じコンテンツに対する複数のパスがあります。ナビゲーションの主要な分野は次のとおりです。

  1. タイトル バー
  2. コンテンツ ページ(通常、ほかのリンクを含むダッシュボードが表示されます)
  3. ナビゲーション ペイン(タイトル バーのコンテキストに応じ、ペインの右上にある矢印 << をクリックして表示または非表示にできます)
  4. ナビゲーション ペインを表示または非表示にする矢印に注目してください

 

 

 

クイック スタート ページ

 

vRealize Operations 6.7 の [Quick Start] ページには、vRealize Operations Manager の主要な 4 つの機能を操作するためのナビゲーション ダッシュボードがあります。これは、ログインしたときや、タイトル メニュー バーの [ホーム] をクリックしたときに表示されるデフォルトのダッシュボードです。この章は、次のセクションで構成されています。

  • Optimize Performance
  • Optimize Capacity
  • Troubleshoot
  • Manage Configuration

これらの領域については、後続のレッスン「vRealize Operations Manager の詳細」で詳しく説明します。

 

 

タイトル バー

 

タイトル バーは、vRealize Operations Manager ユーザー インターフェイスの上部全体に表示されます。メニューの左側にあるのはメイン メニューで、vRealize Operations の最上位のメニュー項目が含まれます。

  • ホーム
  • ダッシュボード
  • アラート
  • 環境
  • 管理

タイトル バー メニューを使用すると、UI の主な領域を操作できます。

 

 

タイトル バー:右上

 

タイトル バーには、以下のアイコンが右側に含まれます。

  • 検索
  • 更新
  • 通知
  • ユーザーの環境設定

ビデオ ヘルプへのリンクもあります(スクリーンショットの矢印で示しています)。このリンクは、vRealize Operations Manager の操作に精通するためには非常に有効です。リンクをクリックすると、ツール内の場所に関連するビデオに移動します。この実習ラボではインターネットにアクセスできない場合があるため、ご自身の環境に戻ったときに、忘れずにビデオ ヘルプをご覧ください。

 

 

ユーザーの環境設定

 

それでは、いくつかのメニュー オプションを詳しく見ていきましょう。タイトル バーの右上にある [User Menu] を確認します。

  1. 人のアイコンをクリックします。
  2. ドロップダウンで使用できる項目を確認します。

ドロップダウンには現在のユーザー(管理者)と、ここに示すメニュー項目が表示されます。

  • [Preferences]:現在のユーザーの表示設定を指定します。
  • [Help]:手順のビデオを含む、オンライン ドキュメントへのリンクです。
  • [About]:ソフトウェアのバージョン情報を表示します。
  • [Log Out]:現在のユーザーとしてログアウトします。

 

 

コレクション通知

 

[Collection Notifications] メニューを確認します。

  1. ベルのアイコンをクリックします。
  2. ドロップダウンで使用できる項目を確認します。

[Collection Notifications] ドロップダウンには、構成されたデータ ソースの収集ステータスが表示されます。管理者は、データを送信していないアダプター インスタンスがあるかどうか迅速に確認できます。アダプター インスタンス名をクリックすると、アダプターの問題を診断できるソリューションの構成ページにリンクされます。ここではツールの履歴ビュー モード インスタンスを使用しているため、データは収集されません。エラーが表示された場合は無視してください。

 

 

更新

 

更新アイコンを確認します。コンテンツ ペインに表示されるデータを更新するには:

  1. 更新アイコンをクリックします。

これは、たとえば問題を解決し、アラートがクリアされるのを待っているときに必要な場合があります。

 

 

クイック検索

 

 

クイック検索機能を確認し、環境内のオブジェクトをすばやく見つけます。

  1. タイトル バーにある虫眼鏡アイコンをクリックして検索バーを表示します。
  2. 検索バーに「db」と入力して、一致するオブジェクトを確認します。
  3. スクロール バーを使用して、一致するオブジェクトの全リストを確認します。

次のように、一致するさまざまなオブジェクト タイプがあります。

  • 仮想マシン
  • Virtual Machine Folder
  • vSphere 分散ポート グループ

ここで検索を終了します。

  1. [x] をクリックして検索を終了します。

 

 

メイン メニュー

 

メイン メニューがタイトル バーとともに表示されます。このメニューは、次に示す主な操作領域で構成されています。

  • [Home]:デフォルトはクイック スタート ダッシュボード(構成可能)です。
  • [Dashboards]:データ視覚化ダッシュボード(ユーザーが権限を持っているもの)のナビゲーション オプション。
  • [Alerts]:オブジェクトのアラートの時系列順リスト(ユーザーが権限を持っているもの)。
  • [Environment]:オブジェクトの参照可能リスト(ユーザーが権限を持っているもの)。
  • [Administration]:Operations Manager のシステム管理機能のメニュー(適切な権限が必要とされ、管理者のみに表示されます)。

 

 

ナビゲーション ペイン

 

ナビゲーション ペインはコンテンツ ペインの左側にあり、<< 記号で非表示にできます。ナビゲーション ペインのリンクは、ユーザーの現在のソリューション領域によって異なります。たとえば、ここで表示されるナビゲーション ペインは、[Home] セクションに関連付けられています。

  1. << をクリックしてナビゲーション ペインを非表示にします(表示するには >> をクリックします)。
  2. ナビゲーション ペインでメニュー項目を確認します。
  3. メイン メニュー項目をクリックすると、メニューのコンテキストに応じてナビゲーション ペインのリンクがどのように変わるか確認できます。
    • ホーム
    • ダッシュボード
    • アラートなど

ナビゲーション ペインのオプションは変わりましたか。

 

 

 

ホーム

 

まだ移動していない場合は、ホーム画面に戻ります。

  1. タイトル バーのメニューで [Home] をクリックします。

これで、インターフェイスの基本的なレイアウトについて学習できました。すぐに価値を実感し、環境に関する深いインサイトを得られる領域に移動できます。最初に、タイトル バーのオプションを使用して、vRealize Operations Manager 内の主な領域を確認します。

 

 

 

ダッシュボード

 

[Dashboards] ビューに切り替えます。

  1. タイトル バーのメニューで [Dashboards] をクリックします。

 

 

 

アラート

 

[Alerts] ビューに切り替えます。

  1. タイトル バーのメニューで [Alerts] をクリックします。

 

 

 

環境

 

[Environment] ビューに切り替えます。

  1. タイトル バーのメニューで [Environment] をクリックします。

 

 

 

管理

 

[Administration] ビューに切り替えます。

  1. タイトル バーのメニューで [Administration] をクリックします。

 

 

 

まとめ

これで、「vRealize Operations Manager のユーザー インターフェイスの操作」のレッスンは終了です。メイン ナビゲーションのオプションと主なコンテンツの場所について、十分に理解を深めていただけたと思います。

次のレッスンでは、vRealize Operations Manager の主な概念について見ていきましょう。

 

 

vRealize Operations の概念


vRealize Operations について詳しく掘り下げる前に、ソリューションで表示される情報を解釈するための主な概念と関連用語を理解しておくことが重要です。

このレッスンでは、次の概念について学習します。

  • オブジェクトの監視:メトリック、バッジ、健全性
  • 実用的なアラート
  • ダッシュボードとレポート作成
  • 管理パック/拡張性

 

管理環境内のオブジェクトの監視

vRealize Operations を使用すると、お客様が提起した問題の解決や、お客様から報告される前に問題を特定するアラートへの対処のほか、環境の全体的な監視が可能になります。vRealize Operations によって管理されるものは、すべてオブジェクトです。オブジェクトには、仮想マシン、データストア、アプリケーション、ポート グループ、その他の vSphere および vSphere 以外の構成要素が含まれます。オブジェクトにはプロパティとメトリックがあります。

それぞれのオブジェクトは全体のごく一部ですが、オブジェクトに直接関連付けられている情報にアクセスできるようにする必要がある場合もあります。たとえば、仮想マシンのパフォーマンスの問題でユーザーから要請があった場合、仮想マシンのオブジェクト レベルでトラブルシューティングを開始し、外部で作業を行うことができます。そこから、関連付けられているオブジェクト、リレーションシップ、メトリックのしきい値などを特定できます。

 

 

 

実用的なアラート

アラートは、メトリックまたはメトリックのグループがしきい値を超えたときに生成されます。しきい値は、vRealize Operations の分析機能を使用して動的に決定することも、管理者が手動で設定することもできます。

アラート定義は、問題のある領域を特定してアラートを生成するためのシンプトムと推奨事項の組み合わせです。アラート定義は環境内のさまざまなオブジェクトに対応します。独自のアラート定義を作成することも可能です。

vRealize Operations のアラートでは、問題を特定できるだけでなく、アラートがトリガーされた場合に実行する推奨事項やアクションも提供されます。これらのアクションは、(即時またはスケジューリングした時間枠内で)自動的にトリガーするか、手動で開始するように構成できます。実用的なアラートは、データセンターの運用自動化の要です。拡張可能なさまざまなレベルの自動化を提供することで、自動的に問題に対応できる環境をユーザーが活用できるようになります。

アラート定義を構成するコンポーネントには、次のものが含まれます。

  • シンプトム
  • 推奨事項
  • アクション
  • 通知

 

 

 

ダッシュボードとレポート作成

vRealize Operations のダッシュボードとレポートは、ユーザーのニーズに合わせて利用可能な情報を表示するために使用されます。ダッシュボードとレポートは、ウィジェットおよびビューと呼ばれる小さな表示単位で構成されています。

  • ダッシュボードには、インフラストラクチャのパフォーマンスとオブジェクトの状態のサマリが視覚的に示されます。ダッシュボードを使用すると、環境における既存の問題と潜在的な問題について、その性質と発生期間を特定できます。
  • レポートは、ビューとダッシュボードのある時点での(スケジュール済みまたはオンデマンドの)スナップショットで、PDF または CSV 形式でエクスポートできます。

主要ソリューションでは、多数のダッシュボードとレポートを利用できます。vRealize Operations Advanced 以上では、ダッシュボードとレポートの作成やカスタマイズも可能です。

 

 

管理パック/拡張性

 

vRealize Operations の管理パックでは、プラットフォームの運用管理機能を拡張して、vSphere 以外の追加ソリューションでも運用の可視化を実現します。管理パックは、VMware またはサードパーティが作成できます。管理パックには、次のものが含まれます。

  • サードパーティ製ソリューションのアダプターの構成
  • メトリック
  • ダッシュボード
  • アラートと推奨事項

vRealize Operations の管理パックは、vRealize Suite Lifecycle Manager を通じてダウンロードできます。また、VMware Solution Exchange(solutionexchange.vmware.com)から直接ダウンロードすることも可能です。

Blue Medora は、サードパーティ製品との連携用の管理パックを開発するために VMware が提携している企業です。

 

 

まとめ

これで、vRealize Operations の概念に関するレッスンは終了です。次のレッスンでは、これらの概念を使用して、vRealize Operations についてさらに詳しく掘り下げます。

 

vRealize Operations の詳細


このレッスンでは、vRealize Operations のメリットと、データセンターにもたらされる運用の自動化機能を実際に見ていきます。ツールの主な機能を確認し、前のレッスンで学習した概念をいくつか実践していきます。

このレッスンは、[Home] タブをクリックしたときに最初に表示される、新しい 6.7 の [Quick Start] ページの最上位メニュー項目に従って構成されており、同じセグメントに分かれています。

このレッスンでは、ツール内のリンクやほかの領域を自由に移動してご覧いただけます。必要に応じて、[Quick Start] ダッシュボードに戻り、レッスンをお選びください。

 


 

Optimize Performance

vRealize Operations のワークロードの最適化機能は、運用が自動化されたデータセンターのコントロール センターによって提供されます。ビジネス上および運用上の目的を定義すると、vRealize Operations により、ワークロード リソースの最適化を維持するために必要なアクションが実行されます。

ワークロードの最適化では、DRS と緊密に連携して、アプリケーションに必要なリソースを確保します。ワークロードの最適化によって、各クラスタで必要なリソースと使用されているリソースが評価されるため、必要に応じてクラスタ間でワークロードを移行できるようになります。

パフォーマンスの継続的な最適化: ビジネス上および運用上の目的に基づいたアプリケーション パフォーマンス

パフォーマンスの最適化については、「HOL 1901-02:vRealize Operations によるパフォーマンスの最適化および vSphere の構成とコンプライアンスの評価」で詳しく取り上げています。

 

 

Optimize Capacity

vRealize Operations に組み込まれているキャパシティの最適化コンポーネントを使用すると、環境のキャパシティを効率的に管理できます。これにより、インフラストラクチャ リソースを最大限有効に活用し、拡張計画を適切に行うことができます。

効率的なキャパシティ管理: 最適な高密度化、プロアクティブなプランニングと調達を通じて、インフラストラクチャをサービス プロバイダーのように運用

キャパシティの最適化については、HOL 1901-03:vRealize Operations によるキャパシティとコスト削減の最適化で詳しく取り上げています。

 

 

トラブルシューティング

vRealize Operations に組み込まれているインテリジェントな修正コンポーネントにより、環境の健全性が人的介入を要することなく継続的に確保されます。このコンポーネントでは、潜在的な問題を予測する予測分析機能、スマートなしきい値を特定するインテリジェントな分析機能、トリガーされたアラートに自動的に対処するインテリジェントなアラート機能が使用されます。

インテリジェントな修正: SDDC とマルチクラウド全体にわたる予測、予防、トラブルシューティング

インテリジェントな修正機能については、HOL 1901-04:vRealize Operations および Log Insight によるインフラストラクチャとアプリケーションの監視とトラブルシューティングで詳しく取り上げています。

 

まとめ


このモジュールでは、vRealize Operations で利用できるコンテンツの概要を説明しました。1 つの実習ラボでは説明しきれないほどたくさんの情報や機能がありますが、このモジュールでは vRealize Operations とその機能について大まかに紹介しました。各機能を詳細に取り上げたその他の HOL でさらに学習を進めてください。


 

モジュール 1 の終了

 

モジュール 1 はこれで終了です。

vRealize Operations の詳細については、まず https://www.vmware.com/jp/products/vrealize-suite.html を参照してください。

次のページに移動すると、次のモジュールに進むことができます。特定のモジュールに移動する場合は、次のいずれかのリンクを使用してください。

実習ラボを終了する場合は、次の操作を行います。

  1. ページ上部の [終了] ボタンをクリックします。

 

モジュール 2:vRealize Log Insight の概要(45 分)

はじめに


これから、「モジュール 2:vRealize Log Insight の概要」モジュールを開始します。このモジュールでは、vRealize Log Insight の主な概念、ユーザー インターフェイスを操作する方法、ソリューションで提供される情報を解釈する方法について説明します。このモジュールを修了すると、ダッシュボード、インタラクティブな分析を含めて、vRealize Log Insight の主な機能について理解できます。提供された情報を操作する方法や、さらにヘルプが必要な場合の参照先について理解を深めることができます。


vRealize Log Insight


vRealize Log Insight は、効率性の高いインテリジェントなログの管理と分析を提供する VMware のソリューションです。vRealize Log lnsight は、直感的で実用的なダッシュボード、高度な分析機能、幅広いサードパーティ製品に対応する拡張性を備えており、異種混在環境に対応するスケーラブルなログ管理を実現します。物理環境、仮想環境、クラウド環境にわたり運用を詳細に可視化できるため、迅速なトラブルシューティングが可能です。

vRealize Log Insight は、単体でご利用いただけるほか、VMware vRealize Suite のソリューション、Log Insight for NSX、VMware Cloud Foundation に含まれています。 


 

あらゆる側面からのトラブルシューティングを実現

VMware vRealize Log Insight は、構造化されていないログ データを構造化し、トラブルシューティングを迅速に実行できるようにします。データに関する予備知識は必要ありません。vRealize Operations Manager との連携により、構造化データと非構造化データを利用して関連付けることにより、高度なトラブルシューティングが可能になります。 

vRealize Log Insight の主要機能

  • 全体的なログの収集と分析
  • エンタープライズクラスのスケーラビリティ
  • 直感的な GUI と容易な展開
  • 組み込みの vSphere 情報の活用
  • vRealize Operations との連携

 

 
 

 

vRealize Log Insight へのログイン


このモジュールでは vRealize Log Insight を使用します


vRealize Log のインスタンスにすでにログインしている場合は、


 

Windows のクイック起動タスク バーからの Chrome ブラウザーの起動

 

実習ラボのモジュールを開始しましょう。

  1. Chrome が開いていない場合は、Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックして起動します。

 

 

[vRealize Log Insight] タブを開く

 

1. [HOL-1901 Lab Links] がデフォルトのページになっています。[vRealize Log Insight] リンクをクリックします。

 

 

vRealize Log Insight へのログイン

 

vRealize Operations は、この実習ラボでユーザー認証に使用する VMware Identity Manager に統合されています。

VMware Identity Manager は ID ソースとしてあらかじめ選択されています。選択されていない場合は、以下の手順に従ってください。

  1. VMware Identity Manager が選択されていない場合は、ドロップダウン リストから [VMware Identity Manager] をクリックします。
  2. [LOGIN VIA SSO] をクリックして、ユーザー ログイン ページに移動します。

 

 

 

VMware Identity Manager へのログイン

 

ユーザー ID とパスワードはすでに選択されています。選択されていない場合は、以下を使用します。

ユーザー ID:hol

パスワード:VMware1!

  1. [Sign in] をクリックします。

 

 

vRealize Log Insight のダッシュボード ページ

 

vRealize Log Insight に最初にログインすると、[General] - [Overview] ダッシュボードが表示されます。 

 

vRealize Log Insight ユーザー インターフェイスの操作


vRealize Log Insight ユーザー インターフェイス(UI)は簡素化を念頭に設計されていて、関連情報を簡単にアクセス可能にし、コンテキストの関連性を高めます。このセクションでは、vRealize Log Insight UI の主なコンポーネントについて説明し、ソリューションを通じた操作が簡単であることを示します。


 

ユーザー インターフェイスについて

 

ユーザー インターフェイス ページには、主に [Dashboards] ページと [Interactive Analytics] ページの 2 つがあります。[Dashboards] ページのナビゲーション エリアは次のとおりです。

  1. タイトル バー
  2. コンテンツ ペイン
  3. ナビゲーション ペイン([Dashboards] ビューでのみ表示される)

 

 

 

タイトル バー

 

タイトル バーは、vRealize Log Insight ユーザー インターフェイスの上部全体に表示されます。右上部には、ユーザーの環境設定と管理のドロップダウンがあります。

タイトル バーの左側には、メイン メニューがあります。vRealize Log Insight のトップ レベル メニューである 2 つのビュー([Dashboards] と [Interactive Analytics])が表示されています。

 

 

ユーザーの環境設定

 

UI 右側の [User] ドロップダウンには、以下のメニュー項目があります。

  • [My Settings]:現在のユーザーのロールとメール アドレスを設定します
  • [Log Out]:現在のユーザーとしてログアウトします

ユーザー メニューを開くには:

  1. [hol@corp.local] をクリックします。
  2. [My Settings] をクリックします。

ユーザー hol@corp.local に表示されるロールには、[Super Admin] ロールが含まれます。

 

 

[Administration] メニュー

 

UI 右側の [Administration] ドロップダウンには、以下のメニュー項目があります。

  • [Administration]:管理の構成オプション(システム モニター、ライセンス、連携情報を含む)
  • [Content Packs]:コンテンツパック管理
  • [Help]:文書、サポート、コミュニティへのリンク
  • [About]:ソフトウェアのバージョン情報

[Administration] メニューを開くには:

  1. 3 本の横棒のアイコンをクリックしてメニューを開きます。
  2. [Administration] メニュー項目をクリックします。

 

 

 

管理設定

 

[Administration] メニュー項目より、管理オプション、連携オプション、その他の構成を含むツール エリアにアクセスできます。[Administration] の設定についての説明はこのモジュールの対象範囲外ですが、ここで使用可能なさまざまな構成オプションを自由に確認してください。

 

 

メイン メニュー

 

メイン メニューがタイトル バーに表示されます。このメニューでは、ツールの 2 つのメイン領域を切り替えることができます。

  • [Dashboards]:ダッシュボードで作成されたカスタムとコンテンツ パックが表示されます。ログ イベントのグラフを表示したり、ウィジェットのカスタム セットを作成したりすることもできます。
  • [Interactive Analytics]:ログ イベントの検索とフィルタリング、イベント抽出のためのクエリ作成、クエリ結果のチャートの表示ができます。

 

 

ダッシュボード

 

ダッシュボードを使用すると、ログ データをすばやく視覚化して、環境内の潜在的な問題を特定できます。ダッシュボードを作成すると、有用なメトリックを常にモニタリングできます。

任意のクエリをダッシュボード ウィジェットに変換して、時間範囲で集計できます。過去 5 分間、1 時間、1 日、またはカスタムの時間範囲でシステムのパフォーマンスを確認できます。たとえば、エラーの内訳を表示して、ログ イベントの傾向を観察できます。

  1. [Dashboards] をクリックします。
  2. ナビゲーション ペインを確認します。

利用可能なダッシュボードは、[Dashboards] ビューの左側のナビゲーション ペインに表示されます。ダッシュボードを追加するには、コンテンツ パックから追加するか、手動で作成します。

 

 

インタラクティブな分析機能

 

[Interactive Analytics] ビューでは、管理者やエンジニアが通常の言語や正規表現文字列を使用して検索を実行できます。ログの詳細を検索、表示し、問題の領域を判断したり、根本原因の分析を実行できます。

  1. [Interactive Analytics] をクリックします。
  2. [Query] フィールドを確認します。

クエリ結果はチャートに表示され、保存してダッシュボードに追加できます。これらについては、次のレッスンで詳しく説明します。

 

vRealize Log Insight の概念


これまでにインターフェイスのレイアウトを把握したので、vRealize Log Insight の主な概念を見ていきます。そのポイントは次のとおりです。

  • ログの管理と分析
  • イベントのライフサイクル
  • イベント タイプのグループ化
  • ダッシュボード
  • インタラクティブな分析機能
  • クエリ
  • コンテンツ パック/拡張性

 

ログの管理と分析

vRealize Log Insight は、スタック全体を対象とした集中型ログ管理機能を備えています。本番システムを犠牲にすることなく組織全体でログ データを共有したり、リアルタイムのトラブルシューティングのために検索機能と分析機能を使用したりできます。

vRealize Log Insight は、マシンが生成するあらゆるタイプのログ データを収集して分析します。これには、ネットワーク トレース、構成ファイル、メッセージ、パフォーマンス データ、システム状態のダンプファイルなどが含まれます。マシンが生成するログ データのほとんどが構造化されておらず、分析やレポートが困難です。vRealize Log Insight は、高いパフォーマンスを発揮するインデックスを構築することで、構造化されていないデータを構造化し、データの分析実行を可能にします。

vRealize Operations Manager はそれとは対照的に、メトリック、KPI などの明確に定義された構造を持つ構造化データを使用します。これにより検索とクエリが容易になります。vRealize Log Insight と vRealize Operations Manager のネイティブ連携により、インベントリのマッピングとオブジェクトのアラートを通して環境に対する高い可視性とインサイトが得られます。構造化されたデータと構造化されていないデータを使用して、環境の健全性を判断できます。

 

 

データ収集

vRealize Log Insight は次のソースからデータを収集します。

  1. syslog プロトコルを使用するソース
  2. vRealize Log Insight エージェントを使用するソース
  3. REST API を使用してデータを渡すソース
  4. vRealize Log Insight を使用してアーカイブされた履歴データ

 

 

イベントのライフサイクル

ログ メッセージまたはイベントのエンドツーエンドのライフサイクルには、データが vRealize Log Insight の内外を流れる際における、エージェント読み込み、解析、取り込み、インデックス作成(バケット)、アラート、クエリ、アーカイブ(バケットシールおよび提供)、削除など、複数の段階があります。

イベントは以下の段階で移行します。

  1. イベントが生成される(vRealize Log Insight 外部のデバイスにて)
  2. イベントが、サポートされたいずれか方法で vRealize Log Insight に送信される
  3. イベントが vRealize Log Insight によって受信され、受け付けられるかドロップされる
  4. イベントが取り込みパイプラインを通過して vRealize Log Insight に取り込まれる
    • キーワード インデックスが作成されるか、ローカル ディスクに保存されたインデックスで更新される
    • 機械学習が適用される
    • イベントがローカル ディスク上のバケットに圧縮フォーマットで格納される
  5. vRealize Log Insight によってイベントのクエリが実行される
    • キーワードと glob クエリがキーワード インデックスと照合される
    • 正規表現と圧縮されたイベントが照合される
  6. イベントがアーカイブされる
  7. イベントが FIFO(先入れ先出し)モデルで削除される

 

 

 

ログ イベント

 

ログ イベントの内容は次のとおりです。

  • タイムスタンプ:イベントの発生時
  • ソース:イベントの発生元(オリジネータまたはアグリゲータ)
  • テキスト:イベントの raw テキスト
  • フィールド:イベントから抽出された名前と値のペア

それでは、イベント ログを見ていきましょう。

  1. [Interactive Analytics] ビューに移動します。
  2. クエリ バーに仮想マシン名「web-01a」と入力し、<Enter> キーを押します。
  3. [Events] タブが選択されていることを確認します。
  4. リストの [Events] を確認します。

パーツの特定方法:いずれかのイベントのリンクにマウス ポインタを合わせると、そのフィールド(名前と値)データが表示されます。

注:raw データに含まれない複数のフィールドがあります。これらのフィールドの発生元はどこでしょうか。これは、vRealize Operations Manager とのネイティブ連携(vSphere インベントリのマッピング)によるメリットの 1 つです。また、フィールドは vRealize Log Insight エージェント内のソースで定義したり、コンテンツ パックおよびユーザーによって定義したりできます。

 

 

 

Inventory Mapping

 

vRealize Operations Manager と vRealize Log Insight の連携を構成する際に、インベントリのマッピングが発生します。これにより、vSphere イベント(ESXi または仮想マシンから発生)について次のメタデータが追加されます。Log Insight 単独では、これらのメタデータを判断できません。

  • vmw_cluster(任意)
  • vmw_datacenter
  • vmw_host
  • vmw_object_id
  • vmw_vcenter
  • vmw_vcenter_id
  • vmw_vr_ops_id

vmw* から始まる名前と値のペアを見てみましょう。

  1. [vmw_vr_ops_Id] にマウス ポインタを合わせます
  2. 値が表示されます

これにより、vRealize Log Insight は、同じホストの仮想マシンから送信される大量のメッセージなど、それ以外の方法では取得できない情報にアクセスできます。また、コンテキスト内で同じオブジェクトを保持しながら、vRealize Operations Manager と vRealize Log Insight の間を移動できます。これはトラブルシューティングの際に便利です。

 

 

イベント タイプのグループ化

 

vRealize Log Insight では、新しい機械学習テクノロジーを使用して類似のイベントをグループ化します。インテリジェントなグループ化機能によって受信データがスキャンされ、問題のタイプ別にメッセージがグループ化されます。これによりパフォーマンスの高い検索が可能になり、迅速なトラブルシューティングと根本原因の分析を実行できます。前のステップの例に続き、同じホストで仮想マシンからのメッセージのグループ化することで、そのホストでの潜在的な問題をきわめて迅速に特定できます。

こうしたグループ化機能は、[Event Types] として表示され、機械学習により発見された新しいタイプはスマート フィールドで表されます。タイプには、タイムスタンプ、ストリング、整数型、16 進法などがあります。また、[Event Types] はコンテンツ パックの一部として追加されます。

それでは、特定されたイベント タイプを見ていきましょう。

  1. [Interactive Analytics] ビューを表示していることを確認します。
  2. [Event Types] タブをクリックします。
  3. リストの [Event Types] を確認します。タイプごとにイベントの数を確認します。
  4. グループのリンクにマウス ポインタを合わせます。それぞれのリンクはスマート フィールドを表しています。

 

 

フィールド

 

機械学習により発見されたそれぞれのタイプは、スマート フィールドと呼ばれる新しいタイプのフィールドで表されます。スマート フィールドのデフォルト名は、type_number[event_type] の形式になります。スマート フィールドの名前を変更することで、フィールドを構成可能なリストとして保存できます。これについては、このステップで説明します。また、フィールドはコンテンツ パックから追加したり、ログ メッセージから手動で抽出したりできます。 

現在の結果で見つかった構成済みフィールドを確認します。

  1. [Interactive Analytics] ビューを表示していることを確認します。
  2. [Fields] ウィンドウがまだ開いていない場合は、<< をクリックして開きます。
  3. 一覧表示された [Fields] を確認します。

 

 

 

インタラクティブな分析機能

 

[Interactive Analytics] では、ログ イベントの検索とフィルタリング、およびイベント抽出のためのクエリ作成を行うことができます。結果は、チャートとリストの形式で示しています。

インタラクティブ ビューに移動し、オブジェクトを検索して、更新された結果を確認します。

  1. [Interactive Analytics] ビューを表示していることを確認します。
  2. クエリ フィールドのフィルタにホスト名を入力します(「esx-04a」と入力し、インデックスされたテキストの候補を確認してください)。<Enter> キーを押します。
  3. 結果は更新されましたか。フィールドの一覧表示はどうでしたか。

 

 

クエリ

 

クエリでは、イベントの抽出、検索、検索条件の追加を行います。以下により、ログ データを検索できます。

  • キーワード、glob、フレーズを入力する
  • 時間範囲でフィルタリングする
  • AND や OR などの演算子を使用して、複数のフィルタ フィールドを組み合わせる

簡単なクエリを試して、過去 24 時間のエラーを検索してみましょう。

  1. [Interactive Analytics] ビューを表示していることを確認します。
  2. [Events] タブに戻ります。
  3. クエリ フィールド のフィルタに「error」と入力します。
  4. 期間を [Latest 24 hours of data] に変更します。

 

 

ダッシュボード

 

vRealize Log Insight のダッシュボードでは、ログ データの分析結果が視覚的に表示されます。ダッシュボードはコンテンツ パックに含まれており、ユーザーの環境下でログ イベントのグラフを表示するためにカスタマイズすることができます。

ダッシュボードの [General] - [Overview] を見て、ダッシュボードで利用できるオプションを確認します。

  1. [Dashboards] ビューに移動します。
  2. ナビゲーション ペインの [General] の二重矢印を開き、[Overview] ダッシュボードを選択します。
  3. メイン ペインのフィルタにホスト名(「esx-04a」)を入力します。
    • ホスト名のフィルタ行に「esx-04a」と入力します。
    • <Enter> キーを押してフィルタを設定します。
    • <Enter> キーをもう一度押して、現在のビューに適用します。
  4. ダッシュボードは更新されましたか。

 

 

 

ダッシュボードのウィジェット

 

ダッシュボードのウィジェットは、ダッシュボード上で個別のペインとなっており、情報の可視化に役立ちます。ダッシュボードに追加できるウィジェットのタイプは以下のとおりです。

  1. グラフ形式のウィジェット:イベントが視覚的にわかりやすく表示され、保存されているクエリへのリンクも含まれる
  2. クエリ リスト ウィジェット:保存したクエリへのタイトル リンクを含む
  3. フィールド テーブル ウィジェット:列で表示されるイベントを含む
  4. イベント タイプ テーブル ウィジェット:単一グループ内の類似したイベントを含む
  5. イベント トレンド テーブル ウィジェット:クエリ内のイベント タイプ一覧を含む

[General] - [Overview] ダッシュボードにはグラフ形式のウィジェットが含まれます。[General] - [Problems] ダッシュボードで使用されるウィジェットは、以下の手順で確認できます。

  1. [Dashboards] ビューに移動します。
  2. ナビゲーション ペインの [General] の二重矢印を開き、[Problems] ダッシュボードを選択します。

 

 

コンテンツ パック/拡張性

 

vRealize Log Insight のコンテンツ パックでは、プラットフォームの運用管理機能を拡張して、vSphere 以外の追加ソリューションでも運用の可視化を実現します。コンテンツ パックは、VMware またはサード パーティが作成できます。コンテンツ パックには、次のものが含まれます。

  • クエリ
  • ダッシュボード
  • アラート
  • エージェント グループ
  • 抽出フィールド

コンテンツ パックは、このステップの画像で示されているように、vRealize Log Insight ポータルから直接追加できます。この実習ラボではインターネットに接続しないため、インターネットが利用できないことが [Marketplace] に示されます。ただし、インストール済みのコンテンツ パックを確認することや、ローカルに保存されたコンテンツ パックをインポートすることは可能です。

ここでは、インストール済みのコンテンツ パックについて見てみましょう。

  1. タイトル バーで [Administration] のドロップダウンを選択します。
  2. [Content Packs] を選択します。
  3. [Marketplace] を選択します。

 

vRealize Log Insight の確認


これまでに、ユーザー インターフェイスのレイアウトと、vRealize Log Insight の主な概念を把握しました。このレッスンでは、ログ分析ソリューションとしての vRealize Log Insight の機能を実際に見ていきます。ツールの主な機能を確認し、前のレッスンで学習した概念をいくつか実践します。

このソリューションの 2 つのメイン領域で利用できる機能について理解を深めます。

  • ダッシュボード
  • インタラクティブな分析機能

 

ダッシュボード

ダッシュボードでは視覚データが表示され、環境に対するインサイトを得ることができます。vRealize Log Insight では、次の種類のダッシュボードを使用します。

  1. 個別のダッシュボード:ユーザーが作成したダッシュボード
  2. 共有ダッシュボード:ほかのユーザーと共有されたダッシュボード
  3. コンテンツ パック ダッシュボード:コンテンツ パックの一部として追加されたダッシュボード

前のレッスンでは、VMware Solution Exchange にアクセスする方法を学びました。自分独自のコンテンツを作成する前に復習しておきましょう。

既存のコンテンツ パックを確認することで、自分独自のコンテンツを作成する際のアイデアやベスト プラクティスを得られます。

 

 

インタラクティブな分析機能

 

[Interactive Analytics] ページは、次のように UI 内のさまざまな領域からアクセスできます。

  1. メイン メニュー(タイトル バー)から。
  2. ダッシュボード(小さなグラフのアイコン)上のいずれかのウィジェットから。
  3. ウィジェットの設定メニュー(小さな歯車アイコン)から、[Edit in Interactive Analytics] を選択。

入力したコンテキストによって、[Interactive Analytics] ビューの表示内容が決まります。たとえば、メイン メニューから [Interactive Analytics] を開くと、すべてのログが表示されます。また、ウィジェット内から開くと、読み込み済みのクエリとチャートが表示されます。

  1. タイトル バーから [Interactive Analytics] ビューに切り替えます。

 

データの可視化の実習ラボ


複数の概念をまとめて簡単なダッシュボードを作成し、アプリケーションのさまざまな http 統計情報を表示させます。実習ラボ環境には以下のリソースが含まれます。

  • 従業員の詳細情報を格納する 3 階層アプリ:
    • web-01a
    • app-01a
    • db-01a
  • 3 つの Linux システムが、エージェントを使用して vRealize Log Insight に対してログ収集しています。
  • Web-01a が nginx プロキシを実行して、app-01a へ転送しています。
  • App-01a が httpd を実行しています。

ダッシュボードを作成し、app-01a httpd ログの分析から割り出された情報を表示します。


 

実習ラボの概要

以下の内容を実施する必要があります。

  • サーバを構成し、適切なログを送信します。
  • クエリを実行したいフィールドを抽出します。
  • トラッキングしている応答のクエリを作成します。
  • ビジュアルを作成し、ダッシュボードに追加します。

注:必要なフィールド、クエリ、チャート、ダッシュボードのすべてに含まれている Apache HTTP コンテンツ パックをダウンロードおよびインストールできますが、それはこの演習の目的ではありません。

 

 

 

 

アプリケーションへのアクセス

 

ブラウザーで新しいタブを開き、次の URL に移動します。

http://web-01a.corp.local
  1. ブラウザーで新しいタブを開きます。
  2. 次の URL を入力します:web-01a.corp.local
  3. [Refresh] を 3 回クリックします。

注:ブラウザーをリフレッシュしたのは、アプリケーションに対する http トラフィックを生成するためです。次のステップでこのデータが vRealize Log Insight に対してログ収集していないことを確認します。

 

 

http ログの検索

 

vRealize Log Insight タブに戻り、app-01a を検索します。必要なログがまだ収集されていないことを確認します。

  1. [vRealize Log Insight] ブラウザー タブをクリックします。
  2. [Interactive Analytics] タブをクリックして、前回のクエリをクリアします。
  3. [Events] タブに戻ります。
  4. [Add Filter] をクリックします。
  5. hostname contains app-01a」と入力してEnterを押下します。
  6. [No Results] と表示されていることを確認します。

 

 

httpd ログの追加

 

これらのサーバは vRealize Log Insight エージェントを使用してログを転送します。つまり、中央管理システムから構成を管理できるということです。現時点では、/var/log/messages のみログ収集しています。/var/log/httpd logs を追加する必要があります。

  1. タイトル メニューの 3 本線をクリックします。
  2. [Administration] をクリックします。

 

 

アプリケーション アクティビティの生成

 

HOL Example App に戻り、http トラフィックを生成します。アプリケーション ブラウザーがまだ開いたままのはずですが、開いていない場合は新しいタブでアプリケーションに戻ります。

  1. [HOL Example App] タブに戻るか、ブラウザーで新しいタブを開きます(web-01a.corp.local に移動)。
  2. [Refresh] を数回クリックします。
  3. [Add New Employee] をクリックします。

 

 

受け取ったログの確認

 

[vRealize Log Insight] タブの app-01a クエリに戻ります。

  1. [vRealize Log Insight] ブラウザー タブをクリックします
  2. [Interactive Analytics] タブをクリックします。
  3. [Add Filter] をクリックします。
  4. hostname contains app-01a」と入力します
  5. クエリを実行します
  6. 結果を確認します

ページをリフレッシュするたびに、ログが生成されるはずです。生成されていない場合は、エージェントの構成を更新したステップに戻り、間違いがないかどうか確認してください。そのあとで、上記の手順を繰り返します。

 

 

フィールドの抽出

このモジュールで見てきたように、 vRealize Log Insight のフィールドを利用してデータを理解することで、データのクエリと測定が容易になります。フィールドは複数の方法で作成できます。

  1. スマート フィールド:機械学習によって、取り込まれたログの中から一般的なフィールド タイプが特定、作成されます。
  2. コンテンツ パック:フィールドの定義を含みます。
  3. 手動:ユーザーは、取り込まれたログから手動でフィールドを抽出できます。

httpd ログから次のフィールドを抽出してみましょう。抽出した情報に基づき、クエリとダッシュボードを作成できるようになります。

 

 

クエリの構築

これで、測定したいフィールドの定義ができたので、データのフィルタリングに使用するクエリを構築できます。今回は app-01a のみに対するクエリを作成します。ホスト名はダッシュボードに直接入力できますが、ホスト名を指定しなくてもクエリは作成できます。これは、同じ情報を表示したい類似のサーバが複数あるときに便利な機能です。

vRealize Log Insight のクエリの定義により、データの表示方法、グループ化データに使用されるフィールドも決まります。また、時系列か非時系列かによって、グラフは以下のようになります。

両方の種類を用いて違いを説明します。これから次のクエリを作成します。

 

 

「app-01a Http」ダッシュボードの作成

 

データを表示するためのダッシュボードを作成します。[Dashboards] タブに移動して、既存の共有ダッシュボードがあるかどうかを確認します。ないので、これから作成します。

  1. [Dashboards] をクリックします。
  2. [Shared Dashboards] をクリックします。
  3. [+ NEW DASHBOARD] をクリックします。

 

 

アプリケーション アクティビティの生成

 

HOL Example App に戻り、http トラフィックを生成します。アプリケーションのブラウザー タブは開いたままのはずですが、閉じてしまった場合は新しいタブで再度アプリケーションを表示します。

  1. ブラウザーの [HOL Example App] タブに戻ります。または新しいタブを開き、web-01a.corp.local に移動します。
  2. [Refresh] を数回クリックします。
  3. [Add New Employee] をクリックします。

 

 

ダッシュボードへの結果の表示

 

ダッシュボードに戻り、表示されるデータを確認します。

  1. [vRealize Log Insight] ブラウザー タブに戻ります。
  2. [Dashboards] をクリックします。
  3. このページにすぐに遷移しなかった場合は、[App-01a Http Statistics] をクリックします。
  4. ウィジェットに表示される情報を確認します。
  5. 期間を [Latest hour of data] に変更します。

この実習では、vRealize Log Insight を使うと、環境からログを収集してデータをグループ化し、活用しやすい方法で表示することが簡単に行えることを説明しました。紹介したように、事前定義済みのフィールド、クエリ、アラート、ダッシュボードを含む多くのコンテンツ パックが利用できます。環境固有のデータについては、コンテンツ パックを利用できない場合があるものの、新しいコンテンツを作成したり既存のコンテンツを編集したりすることで、有用な情報を提供するデータ分析を簡単に用意できます。

情報は、経営陣や、その情報を必要としながらシステムにアクセスできないその他のチームへの共有、報告、アラートなど、時間や場所を問わず必要に応じて活用できます。

 

 

 

まとめ


このモジュールでは、vRealize Log Insight の主な特長と機能について説明しました。このツールの中核的なコンセプトと機能を確認しました。簡単なユースケースを用いて、クエリ、視覚化、ダッシュボードを迅速に作成する方法を紹介しました。今回紹介したのは、Log Insight のインテリジェントなログ管理機能で実現できる用途のごく一部です。vRealize Operations Manager とネイティブ連携させることで、クラウド管理ポートフォリオに必要な機能を追加できます。


 

モジュール 2 の終了

 

モジュール 2 はこれで終了です。

vRealize Log Insight に関する詳細情報については、https://www.vmware.com/jp/products/vrealize-log-insight.html を参照してください。

次のページに移動すると、次のモジュールに進みます。特定のモジュールに移動する場合は、次のリンクを使用してください。

実習ラボを終了する場合は、次の手順に従います。

  1. ページ上部の [END] ボタンをクリックします。

 

モジュール 3:vRealize Operations の新機能(30 分)

はじめに


これから、「モジュール 3:vRealize Operations の新機能」を開始します。このモジュールでは、6.6 と 6.7 のバージョン アップデートで使用できるようになった新機能について説明します。もっとも一般的な新機能の一部を見ていき、実際の環境で得られるメリットを紹介します。

 


vRealize Operations HVM インスタンスへのログイン


この実習ラボでは、3 つの異なる vRealize Operations インスタンスと、1 つの vRealize Log Insight インスタンスを実行します。それぞれ固有の要件を持つさまざまなユースケースに対応するために、異なる vRealize Operations インスタンスを用意しています。次の実習ラボ インスタンスがあります。

  • ライブ インスタンス:実習ラボで実行中の小規模の vSphere 環境に接続されています。このインスタンスにあるオブジェクトのインベントリは大規模ではありませんが、vCenter と連携することができます。
  • 履歴インスタンス:過去にキャプチャされたデータを 30 分の時間ループで実行します。このインスタンスにはより大規模なオブジェクトのインベントリがありますが、vCenter に現在接続されていないため、アクションは実行できません。
  • Blue Medora 管理パック:履歴モードで実行されるもう 1 つのインスタンスです。Blue Medora の管理パックを多数搭載し、隣接するインフラストラクチャ(ストレージおよび物理サーバ)、オペレーティング システム、アプリケーションの情報を表示できます。

このレッスンでは、vRealize Operations の履歴インスタンスを使用します。

 

vRealize Operations の履歴(ライブでない)インスタンスにすでにログインしている場合は、


 

Windows のクイック起動タスク バーからの Chrome ブラウザーの起動

 

ブラウザーをまだ開いていない場合は、Google Chrome を開きます。

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします。

 

 

vRealize Operations:[Historical Instance] タブを開く

 

ブラウザーのホーム ページに、実習ラボで実行中の各 vRealize Operations インスタンスへのリンクが表示されます。

  1. [vRealize Operations -  Historical Instance] リンクをクリックして、新しいブラウザー タブで UI を開きます

 

 

vRealize Operations へのログイン

 

  1. デフォルトで [Local Users] が選択されていない場合は、スクリーンショットのようにドロップダウンをクリックし、[Local Users] をクリックします

ユーザー認証情報を入力します。ユーザー名は「admin」、パスワードは「VMware1!」です。

  1. [LOG IN] をクリックします。

 

新機能:vRealize Operations 6.6


vRealize Operations Manager 6.6 は 2017 年 6 月 13 日にリリースされました。バージョン 6.6.1(メンテナンス リリース)は 2017 年 8 月 8 日にリリースされ、多数の軽微なバグが修正されています。このレッスンでは、6.6 アップグレードで導入された vRealize Operations Manager の機能強化について説明します。すでにバージョン 6.6 を活用している場合は、このレッスンを省略して に進んでもかまいません。

次のいくつかの手順で、vRealize Operations 6.6 のリリース ノートに記載されている新機能を確認します。これらの機能を実習ですぐに体験したい場合は、「」に進んでください。

それ以外の場合は、アップデートについて時間を取って確認していきます。


 

6.6 アップデート

vRealize Operations Manager 6.6 は、製品の操作性の向上、価値の提供にかかる期間の短縮、トラブルシューティング機能の改善に重点を置いています。次のいくつかの手順で、6.6 のリリース ノートに記載されている情報を確認します。 

 

 

新しい HTML5 UI

 

新しい HTML5 UI は、使いやすく、VMware の製品ライン全体で一貫した使用環境を提供します。ほかの VMware のソリューションと同様、Clarity Design System(VMware が開発および保守しているオープン ソース環境であり、優れたユーザー使用環境の構築に必要な UX ガイドライン、HTML/CSS フレームワーク、Angular コンポーネントを含む)をベースとしています。総合的な結果として、すっきりとして新しく、高速で操作が容易なユーザー インターフェイスが実現されています。

Clarity Design System は、vCenter、vRealize Orchestrator、vRealize Log Insight、vRealize Business for Cloud など、その他多くの VMware のソリューションでもユーザー インターフェイスの刷新に使用されています。そのため、VMware のソリューション間で一貫性のある最新の操作感が実現されています。

 

 

[Getting Started] ダッシュボード

 

バージョン 6.6 で導入された [Getting Started] ダッシュボードは、お客様のユースケースに基づいて VMware が設定なしで利用可能なダッシュボードを多数作成して提供するというこれまでの取り組みを活かし、そのようなダッシュボードをペルソナ別のグループにまとめたものです。グループ化により、必要なときに必要な情報が入手しやすくなります。この機能はバージョン 6.7 でも引き続き利用でき、バージョン 6.7 をご利用中の多くのお客様にも活用していただけるナビゲーション ダッシュボードです。

[Getting Started] ダッシュボードを表示するには、次の手順を実行します。

  1. [Dashboards] をクリックします。
  2. [All Dashboards] メニューを開きます。
  3. [Getting Started] ダッシュボードを選択します。

 

 

 

ペルソナ別のダッシュボード

 

vRealize Operations 6.6 で導入されたペルソナ別のダッシュボードは、環境について得られる大量の情報をナビゲーションするのに役立つ機能です。ペルソナは、ユーザーのロールや、行う予定のタスクに基づきます。ダッシュボードはそのようなペルソナごとにグループ化され、ナビゲーションが容易になっています。

[Getting Started] ダッシュボードの各ペルソナをクリックして、関連付けられたダッシュボードを確認します。

  1. [Operations] ペルソナをクリックします。
  2. [Capacity and Utilization] ペルソナをクリックします。
  3. [Performance Troubleshooting] ペルソナをクリックします。
  4. [Optimize] ペルソナをクリックします。
  5. [Configuration and Compliance] ペルソナをクリックします。

ここで少し時間をとって、各カテゴリに関連付けられているダッシュボードを確認してください。

 

 

 

クラスタ間のワークロードのバランシング

 

vRealize Operations 6.6 で導入されたワークロード バランシングの完全自動化は、次の機能を提供します。

  • クラスタとデータストア全体のワークロード バランシングを完全に自動化することで、データセンター全体のパフォーマンスを確保
  • 環境全体で確実な DRS 構成を実現し、個々のオブジェクトの DRS 自動化レベルを設定するオプションを提供
  • リソースの競合が発生する前に予測分析により対処する、Predictive DRS の導入(vSphere 6.5 から)
  • 運用分析機能を活用し、vRealize Automation を介してワークロードの初期配置を最適化

6.6 で導入されたワークロード バランシング機能は、6.7 でさらに改善され、ナビゲーション オプションが変更されています。

  • 6.6 の「Workload Balance」ペルソナの名前は、6.7 で「Optimize」に変更されました。
  • 6.6 の [Workload Management] ダッシュボードは、6.7 で [Workload Optimization] に更新され、[Quick Start] ナビゲーション オプションに移動しました。

この実習ラボは 6.7 を対象としているため、6.7 のナビゲーション オプションに沿って操作を行います。

 

 

 

vSAN 管理

vRealize Operations Manager 6.6 では、ネイティブの vSAN 管理機能が追加されました。従来のバージョンでは、vSAN 管理のサポートの追加は VMware Solution Exchange からダウンロードする管理パックで行うものでした。今回、この管理パックはコア製品に組み込まれました。これにより、次の機能が追加されています。

  • ストレッチ クラスタ全体の統合管理を実現
  • パフォーマンス、キャパシティ、ログ、構成、健全性の管理など、包括的な vSAN 管理機能の実現

 

 

まとめ

vRealize Operations 6.6 では、このレッスンで紹介したような多数の大きな機能強化がありました。今回紹介したのはごく一部です。バージョン 6.7 では、さらに優れた機能強化が行われています。次のレッスンで確認してください。

 

新機能:vRealize Operations 6.7


vRealize Operations 6.7 は 2018 年 4 月 12 日にリリースされました。これはメジャー リリースです。このレッスンでは、6.7 のアップグレードで提供された、vRealize Operations Manager の機能強化について説明します。

次のいくつかの手順で、リリース ノートに記載されている新機能を確認します。これらの機能を実習ですぐに体験したい場合は、「」に進んでください。

それ以外の方は、時間を取ってアップデートについて確認していきましょう。


 

6.7 アップデート

vRealize Operations 6.7 リリースは、継続的なパフォーマンスの最適化、予測可能なキャパシティ管理とプランニング、アプリケーション監視機能の提供に重点が置かれています。また、さまざまな操作性の改善、分析の機能強化、コンテンツの増強、統合の強化が行われています。

以下に記載した機能強化のカテゴリは、バージョン 6.7 のリリース ノートから引用しています。リリース ノートはこちらからご覧いただけます。https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/6.7/rn/vRealize-Operations-Manager-67.html

主な特長と機能は次のとおりです。

 

 

[Quick Start] ダッシュボード

バージョン 6.6 で導入された [Getting Started] ダッシュボードに加えて、バージョン 6.7 ではさらに [Quick Start] というナビゲーション ダッシュボードが追加されました。このダッシュボードは、関連するユースケースで vRealize Operations Manager の機能と連携します。

[Quick Start] の詳細については、前のモジュールで説明しています。

[Quick Start] ダッシュボードの詳細については、そのモジュールに戻って確認してください。このレッスンでは、このダッシュボードについて簡単に振り返り、さらにこのダッシュボードに従って vRealize Operations Manager の主要な機能を使用する方法を復習します。

 

 

新しいキャパシティ分析エンジン

vRealize Operations Manager 6.7 には、まったく新しい(ほぼ)リアルタイムのキャパシティ分析 エンジンが搭載されています。新しいリアルタイム キャパシティ分析では、新しいキャパシティ概要、UI ワークフローの再利用と計画機能も提供されており、価値の提供までの期間が短縮されます。

  • キャパシティ アップデートは環境内で変化が起こった直後に利用できます。
  • キャパシティ予測には、上位と下位両方の予測範囲が含まれるようになりました。
  • 残り時間、残りキャパシティ、適切なサイジングの精度が向上しました。
  • キャパシティの「What-If」シナリオを将来のプロジェクトと変更に使用できます。
  • コスト算出はキャパシティに直接組み込まれました。

vRealize Operations 6.7 のキャパシティについては、「HOL 1901-02:vRealize Operations によるパフォーマンスの最適化および vSphere の構成とコンプライアンスの評価」で詳しく分析しています。

 

 

コスト エンジン

vRealize Operations Manager 6.7 では、コスト ドライバがソリューションに直接組み込まれました。vRealize Business for Cloud を使い慣れている方は、コスト ドライバとコスト参照データベースについてご存じでしょう。vRealize Operations Manager の以前のバージョンでは、コスト情報を確認するためには vRealize Business for Cloud との統合が必要でした。このコスト エンジンが vRealize Operations Manager の中に直接組み込まれました。

vRealize Operations Manager 6.7 には設定なしで使えるコスト参照データベースが付属しています。これらは、VMware が長期間にわたって分析してきたインフラストラクチャ コストであり、四半期ごとに更新されるデータベースに追加してきたものです。つまり、コスト算出情報をすぐに環境に取り込むことができます。もちろん、実際のコストをご存じの場合は、それらを直接追加してより正確な状況を知ることができます。

 

 

ビジネスの目的に基づくワークロード バランシングの自動化

」では、目的に基づいた自動化について確認しました。ここで簡単におさらいしましょう。

ビジネス上または運用上の目的によって、vRealize Operations でのリソースの管理方法を指定できます。データセンターの目的を設定すると、vRealize Operations Manager はその目的に従ってワークロードの配置を管理します。

目的には次のようなものがあります。

  • アプリケーションのパフォーマンスの最大化
  • ライセンスの適用によるコスト削減
  • コンプライアンス目標の達成
  • インフラストラクチャ コストの最小化
  • SLA 階層化の実装

 

 

vSphere Optimization Assessment(VOA)

 

6.7 では、vSphere Optimization Assessment(仮想化健康診断)が完全に刷新されました。アクセスが簡単になったこと([Quick Start] ダッシュボードにリンクを追加)に加え、次の機能拡張を加えています。

  • 使いやすい 1 クリックでのレポート生成
  • わかりやすいコンテンツによるレポートの刷新と拡張
  • vRealize Operations の新しい機能と特長の強調

仮想化健康診断にアクセスするには、[Quick Start] ページから操作します。

  1. タイトル メニューから [Home] を選択します。
  2. ページの一番下までスクロールし、[VIEW MORE] をクリックしてすべてのオプションを表示します(スクリーン ショットはオプションを展開した状態であるため、[View Less] ボタンが表示されています)。
  3. [Run Assessments] セクションで、[vSphere Optimization Assessment] リンクをクリックします。

 

 

ダーク テーマ

 

このセクションを終える前に、ダーク テーマについて説明しておきます。ユーザーの中にはこの方が目にやさしいと言う人もいます。ユーザー環境設定で、ダーク テーマやその他のディスプレイ オプションに変更することができます。

ダーク テーマを表示するには、vROps の履歴インスタンスをログアウトし、ライブ インスタンスにログインする必要があります。

 

まとめ


このモジュールでは、vRealize Operations バージョン 6.6 と 6.7 で導入された機能について説明しました。

このアップデートのすべてを説明できたわけではありません。各アップデートの内容についてはリリース ドキュメントを参照してください。

より詳しく知りたい部分があれば、より上級の vRealize Operations のラボを受講してください。


 

モジュール 3 の終了

 

モジュール 3 はこれで終了です。

vRealize Operations の詳細については、まず https://www.vmware.com/jp/products/vrealize-suite.html を参照してください。

vRealize Operations 6.6 と 6.7 の機能に関する詳細情報については、以下を参照してください。

https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/6.6/rn/vrops-66-release-notes.html

https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Operations-Manager/6.7/rn/vRealize-Operations-Manager-67.html

次のページに移動すると、次のモジュールに進むことができます。特定のモジュールに移動する場合は、次のいずれかのリンクを使用してください。

実習ラボを終了する場合は、次の操作を行います。

  1. ページ上部の [終了] ボタンをクリックします。

 

モジュール 4:vRealize Log Insight 4.6 の新機能(30 分)

はじめに


このモジュールでは、vRealize Log Insight 4.6 の新機能について説明します。

このモジュールは次のレッスンで構成されています。

  • レッスン 1:新機能
  • レッスン 2:UI の機能強化
  • レッスン 3:イベント転送オプション

新機能


これから、vRealize Log Insight 4.6 の概要を説明します。素晴らしい新機能をご紹介します。


 

vRealize Log Insight 4.6 の新機能の概要

全般的な機能強化

  • 休止状態のホストを通知する機能
  • Raw syslog フォーマット(基本的に無編集)で送信するイベント転送機能のサポート
  • VMware Identity Manager(vIDM)ローカル ユーザーを使用した認証を新たにサポート
  • サポートする構成 API の追加

ユーザー インターフェイス

  • UI からエージェントの複数の宛先を設定できる機能
  • [Dashboards] ページで時刻同期を有効化/無効化する機能
  • 凡例オプションの追加に加えて除外する機能
  • [User Alerts] ページに一括運用を追加
  • [Access Control] ページでフィルタリングと一括削除機能を実行する機能
  • [Agents] ページからエージェントの全一覧をエクスポートする機能を追加

エージェント

  • journald 収集のサポート
  • UDP 経由で syslog イベントを送信する機能
  • max_disk_buffer を 2 GB から 8 GB に増加
  • CFAPI の圧縮を無効化する機能
  • Photon OS バージョン 2 のサポート

Importer

  • bzip および bzip2 圧縮フォーマットのサポート

リリース ノート:https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Log-Insight/4.6/rn/vRealize-Log-Insight-46-Release-Notes.html

公式ドキュメント:https://docs.vmware.com/jp/vRealize-Log-Insight/index.html

 

vRealize Log Insight へのログイン


このモジュールでは vRealize Log Insight を使用します


vRealize Log のインスタンスにすでにログインしている場合は、


 

Windows のクイック起動タスク バーからの Chrome ブラウザーの起動

 

実習ラボのモジュールを開始しましょう。

  1. Chrome が開かない場合は、Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックして起動します。

 

 

vRealize Log Insight タブを開く

 

1. HOL-1901 Lab のリンク集がデフォルトのページになっています。[vRealize Log Insight] のリンクをクリックします。

 

 

vRealize Log Insight へのログイン

 

vRealize Operations は、このラボでユーザー認証に使用する VMware Identity Manager に統合されています。

VMware Identity Manager は ID ソースとしてあらかじめ選択されています。選択されていない場合は、以下の手順に従ってください。

  1. VMware Identity Manager が選択されていない場合は、ドロップダウン リストの中から VMware Identity Manager をクリックしてください。
  2. [LOGIN VIA SSO(SSO でログインする)] をクリックして、ユーザー ログイン ページに移動します。

 

 

 

VMware Identity Manager へのログイン

 

ユーザー ID とパスワードはすでに選択されています。選択されていない場合は以下を参照してください。

ユーザー ID:hol

パスワード:VMware1!

  1. [Sign in] をクリックします。

 

 

vRealize Log Insight のダッシュボード ページ

 

vRealize Log Insight に最初にログインすると、[General] の [Overview] ダッシュボードが表示されます。 

 

UI の機能拡張


このセクションでは、新しい vRealize Log Insight ユーザー インターフェイスの機能拡張について説明します。


 

ユーザー インターフェイスについて

 

ユーザー インターフェイス(UI)には [Dashboards] ビューと [Analytics] ビューという 2 つのメイン コンポーネントがあります。ツール内には複数のナビゲーション オプションがありますが、ナビゲーションをシンプルするのはこれら 2 つのビューのみです。ナビゲーションの主要な分野は次のとおりです。

  1. タイトル バー
  2. コンテンツ ペイン
  3. ナビゲーション ペイン([Dashboards] ビューでのみ表示される)

 

 

 

ウィジェットに凡例を表示する新機能

 

ダッシュボードのすべてのウィジェットで凡例をすばやく表示できる新機能があります。この機能は、特定の期間またはデータ ポイントを探している場合に便利です。

 

 

[Administration] への移動

 

次に、[Administration] エリアに移動します。ブラウザの右上隅から、[Administration] ペインに移動できます。

 

ドロップ ダウンから [Administration] を選択します。[Management] ペインに遷移します。

 

 

ホストとエージェントの全一覧をエクスポートする新機能

 

ナビゲーション ペインに、管理設定を構成するためのオプションがあります。ホストの一覧を取得しましょう。

  1. [Hosts] を選択します。
  2. [EXPORT] をクリックします。
  3. データをエクスポートするための新しいオプションが追加されていることを確認できます。

 

 

アクセス コントロールの一括操作の新機能

詳細については、次を参照してください。https://www.vmware.com/content/dam/digitalmarketing/vmware/ja/pdf/products/vrealize-log-insight/vmware-whats-new-with-log-insight.pdf

 

 

[Management] ペインから、アクセス コントロールの一括編集を行えるようになりました。変更するアカウントを複数選択する機能が追加されています。

  1. 1 つまたは複数のユーザー(またはグループ)を選択します。
  2. [DELETE] オプションが追加されていることがわかります。ただし、実際には削除しないでください。アカウントを削除すると、この実習ラボのほかのモジュールの操作に影響する可能性があります。

 

ロールの一括削除の機能も追加されています。

  1. [Roles] を選択します。
  2. すべてを選択するためのチェック ボックスをクリックします。
  3. [Delete] オプションが使用できるようになっています。ただし、実際にはロールを削除しないでください。

 

イベント転送オプション


このレッスンでは、新しいイベント転送オプションについて説明します。管理者は、これを使用して新しいイベント管理機能を作成することができます。Log Insight イベント転送では、サードパーティとの統合やレガシー システムのサポートなど、より複雑なログ収集シナリオをサポートできるようになりました。


 

Raw Syslog フォーマットのイベント転送

 

Raw フォーマットはなぜ重要なのでしょうか?イベント転送を行うシステムは、Syslog の RFC に準拠し、転送されるすべてのイベントにペルソナのプリフィックスを追加する必要があります。これは監査や追跡の目的です。Syslog イベントに追加されるヘッダーは、複雑さを増大させる側面があります。複数のシステムにより Syslog イベントが中継されるために複数のヘッダーが追加されるような場合、サードパーティのシステムではイベント処理で遅延が発生する可能性があります。この課題に対処するため、Raw フォーマットを採用することで、メタデータを追加せずにイベントを転送する場合があります(RFC には非準拠となります)。

新しいイベント転送オプションの一部を見ていきましょう。[Management] ペインで次の手順を実行します。

  1. [Event Forwarding] を選択します。
  2. 新しいイベント転送イベントを作成し、[NEW DESTINATION] を選択します。
  3. 新しいイベント転送ルールの設定で、[Raw] オプションを指定できるようになっています。

既存のイベントの転送先を編集することや複製することもできます。転送先を編集してイベント転送元の名前を変更すると、すべての統計情報がリセットされます。vRLI イベント転送の設定についての詳細は、こちらのリンクから VMware の公式ドキュメントを参照してください。

 

 

UDP 経由のイベント転送

 

Raw フォーマットでのイベント転送に加えて、UDP の転送オプションも指定できるようになりました。

  1. [Event Forwarding] を選択します。
  2. 新しいイベント転送イベントを作成し、[NEW DESTINATION] を選択します。
  3. 新しいイベント転送ルールの設定で、[UDP] オプションを指定できるようになっています。

UDP 転送はなぜ重要なのでしょうか?UDP の機能は、TCP 経由でしか Syslog イベントの送信をサポートしていない、一部のレガシー アプリケーションで有用です。

注:現時点では UDP は SSL をサポートしていません。UDP を指定した場合、構成済みの SSL 設定は無視されます。

 

まとめ


このモジュールでは、UI の新しい機能拡張と、エージェントのイベント転送機能について確認しました。これらの機能強化により、vRealize Log Insight をより便利に、効率的に活用できます。ありがとうございました。


 

モジュール 4 の終了

 

モジュール 4 はこれで終了です。

vRealize Log Insight に関する詳細情報については、以下を参照してください。

次のページに移動すると、次のモジュールに進みます。特定のモジュールに移動する場合は、次のリンクを使用してください。

実習ラボを終了する場合は、次の手順に従います。

  1. ページ上部の [END] ボタンをクリックします。

 

まとめ

VMware ハンズオン ラボにご参加いただき、ありがとうございました。 http://hol.vmware.com/ にアクセスして、引き続きオンラインでハンズオン ラボをご体験ください。

Lab SKU: HOL-1901-01-CMP

Version: 20190211-124953