VMware Hands-on Labs - HOL-1811-02-SDC


実習ラボの概要: HOL-1811-02-SDC: vSphere with Operations Management の導入

実習ラボのガイダンス


注: この実習ラボの所要時間は 90 分以上を想定しています。1 回のラボ時間あたり 2 ~ 3 モジュールを目安に学習してください。モジュールは相互に独立しているため、どのモジュールから開始することも、どの順序で実施することもできます。各モジュールには、目次から直接移動できます。

目次を表示するには、実習ラボ マニュアルの右上の [目次] をクリックします。

この入門用の実習ラボでは、vSphere 6.5 のコンポーネントとその機能について説明します。基本的な管理のトピックに加えて、それらのコンポーネントを実装する方法も取り上げます。さらに、vSphere 6.5 の主な機能と、それらを使用する方法についても説明します。受講者は、アップグレードおよび移行の導入方法と管理方法、可用性を強化する方法、ワークロードのパフォーマンスを監視および最適化する方法、ログのプロアクティブな分析によって問題を事前に検出する方法を学びます。この実習ラボは、VMware vSphere を初めて使用する方に最適です。

この実習ラボは 8 つのモジュールで構成され、任意の順序で受講できます。

実習ラボのモジュール リスト:

実習ラボ責任者:

 

この実習ラボ マニュアルは、次のハンズオン ラボ ドキュメント サイトからダウンロードできます。

http://docs.hol.vmware.com/

一部の実習ラボは、英語以外の言語でも提供されています。言語設定を変更し、翻訳版のマニュアルを実習ラボで使用する手順については、次のドキュメントを参照してください。

http://docs.hol.vmware.com/announcements/nee-default-language.pdf


 

メイン コンソールの表示位置

 

  1. 図の赤枠で囲まれた領域がメイン コンソールです。実習ラボ マニュアルは、メイン コンソールの右側のタブに表示されます。
  2. 実習ラボによっては、左上のタブに別のコンソールが用意されていることがあります。その場合、実習ラボ マニュアルの説明に従って、指定されたコンソールを開いてください。
  3. この実習ラボでは、開始時に 90 分のタイマーが表示されます。この実習ラボは保存できません。実習ラボを開始したら、そのセッション内ですべての作業を完了してください。必要であれば、[延長] をクリックして時間を延長できます。VMware イベントでご使用の場合は、実習ラボの時間を 2 回まで、最大 30 分延長できます。[延長] を 1 回クリックすると、時間が 15 分間延長されます。VMware イベント以外でご使用の場合は、実習ラボの時間を最大 9 時間 30 分延長できます。[延長] を 1 回クリックすると、時間が 1 時間延長されます。

 

 

キーボード以外の方法によるデータ入力

このモジュールでは、メイン コンソールでテキストを入力します。複雑なデータを入力する場合、キーボードから直接入力する以外に、次の 2 つの方法があります。

 

 

クリック アンド ドラッグによるコピー

実習ラボ マニュアルに記載されているテキストやコマンド ライン インターフェイス (CLI) のコマンドは、クリック アンド ドラッグによってメイン コンソールのアクティブ ウィンドウに直接コピーできます。 

 

 

オンラインの国際キーボードを使用する

 

キーボード配列によっては、特定の文字や記号が入力しにくいことがあります。そのような場合、メイン コンソールに、オンラインの国際キーボードを表示して使用すると便利です。

  1. 国際キーボードを表示するには、Windows のクイック起動タスク バーで、キーボードのアイコンをクリックします。

 

 

Windows アクティベーションに関するウォーターマーク

 

実習ラボを初めて開始すると、Windows のライセンス認証が完了していないことを知らせるウォーターマーク (透かし) がデスクトップに表示される場合があります。 

仮想化の大きなメリットの 1 つは、仮想マシンを任意のプラットフォームに移動して実行できることです。ハンズオン ラボも、このメリットを活用して複数のデータセンターから実行できるようになっています。ただし、データセンターによってプロセッサーのタイプが異なることがあり、そのような場合、インターネット経由で Microsoft 社のアクティベーション チェックが行われます。

VMware とハンズオン ラボは Microsoft 社のライセンス要件に完全に準拠しているので、安心してご利用ください。この実習ラボは自己完結型ポッドであり、Windows のアクティベーション チェックに必要なインターネットへのフル アクセス権限がありません。インターネットへの完全なアクセスがないと、この自動プロセスは失敗し、このようなウォーターマークが表示されます。

これは表面上の問題であり、実習ラボには影響しません。 

 

 

画面右下でラボの準備完了を確認

 

実習ラボを開始すると、画面の右下の [Lab Status] に準備状況が表示されます。表示が [Ready] になったことを確認して、学習を開始してください。[Ready] になるまで数分間かかります。5 分経過しても [Ready] にならない場合は、サポートにお問い合わせください。

 

モジュール 1: 第 1 の選択肢としての vCenter Server Appliance (60 分)

はじめに


このモジュールは次のレッスンで構成されています。


vCenter Server Appliance の概要


vSphere 6.5 のリリースでは vCenter Server Appliance (vCSA) が強化され、Windows にインストール可能な vCenter Server の機能セットとパフォーマンスよりも優れたものになっています。vSphere 6.0 以降、両者の構成の上限は同じになっています。vCenter と Platform Services Controller という 2 つのコンポーネントがあります。これらは、サイズや導入モデルに応じて、組み込むことも、外部に置くこともできます。この概念とアーキテクチャについては、後で説明します。


 

vCSA 6.5 をデフォルトの導入の選択肢とすべき理由

まず、インストーラーが見直され、最新のユーザー インターフェイスに一新されました。Linux と Mac のユーザーにとって喜ばしいことに、Microsoft Windows に加え、Linux と Mac の両方のプラットフォームでもインストーラーがサポートされるようになりました。さらに、vCenter Server Appliance でのみ利用できる、次のような機能もあります。

ほかにも次のような全般的な機能拡張が行われています。

 

 

セキュリティ

以前、vCenter Server Appliance (vCSA) は、カスタマイズされた 「VMware エディション」 の SUSE Enterprise Linux アプライアンスを基盤としていましたが、vCSA 6.5 では PhotonOS を稼働しています。PhotonOS は、VMware によって仮想化専用に設計された Linux OS です。したがって、事前のセキュリティ強化設定が施されているため、サードパーティ製ソフトウェアのインストールはサポートされていません。この構成では、不要なサービスが無効となり、特殊なホスト ファイアウォールとネットワーク インターフェイスが使用され、アプリケーションの管理者以外のローカル アカウントが削除されます。VMware では、Unix SRG STIG の該当するガイドラインを使用し、vCenter Server Appliance に対して事前のセキュリティ強化設定を施しています。お客様が、VMware から入手した更新以外のソフトウェアを vCSA にインストールすることはありません。Linux オペレーティング システムの汎用インターフェイスはありません。管理者用に予約されている SSH インターフェイスでさえ、デフォルトでは無効になっています。

 

 

このモジュールの学習事項

ここからは、主にこれらの機能強化について学習していきましょう。

 

vSphere Update Manager との統合


vSphere Update Manager は、vCenter Server Appliance (vCSA) と完全に統合されました。vCenter Server Appliance (vCSA) を導入すると、VMware vSphere Update Manager Extension サービスが自動的に開始します。Windows Server マシンにインストールされている vSphere Update Manager インスタンスを vCenter Server Appliance (vCSA) に接続することはできなくなりました。Windows オペレーティング システムへのインストール中に、vSphere Update Manager を vCenter Server Appliance (vCSA) に接続しようとすると、エラーが発生して失敗します。

vCenter Server Appliance とともに導入される vSphere Update Manager は、PostgreSQL データベースを使用します。vSphere Update Manager と vCenter Server Appliance (vCSA) は、PostgreSQL データベースの同じインスタンスを共有しますが、vCenter Server Appliance (vCSA) で実行される別々の PostgreSQL データベースを使用します。そのため、vSphere Update Manager のデータベースをリセットしても、vCenter Server Appliance (vCSA) のデータベースに影響が及ぶことはありません。

vSphere Update Manager を使用すると、VMware vSphere の一元的な自動パッチおよびバージョン管理が可能となり、VMware ESXi ホスト、仮想マシン、仮想アプライアンスをサポートできます (仮想アプライアンスのアップグレード操作とパッチ操作は、今後のリリースで廃止される予定です)。

vSphere Update Manager では、次の処理を実行できます。

  1. ESXi ホストをアップグレードし、パッチを適用する
  2. サードパーティ製ソフトウェアをホストにインストールし、必要に応じてアップデートする
  3. 仮想マシン ハードウェア、VMware Tools、仮想アプライアンスをアップグレードする

vSphere Update Manager Web Client

  1. vSphere Web Client 用の vSphere Update Manager Web Client: vSphere インベントリのスキャン結果とコンプライアンス状態を表示します。

このほかに 「HOL-1811-03-SDC: vSphere with Operations Management (上級者向け)」 を受講して、vSphere Update Manager の管理について詳しく学ぶことをおすすめします。この実習ラボのモジュール 5 のレッスン 1 でこのトピックが取り上げられています。


 

vSphere Update Manager 6.5 の新機能

 

 

Update Manager Web Client

Update Manager のクライアント コンポーネントは、vSphere Web Client で実行されるプラグインです。Update Manager Client コンポーネントには、vSphere インベントリのパッチ管理とバージョン管理を実行するために必要なすべての機能があります。

vSphere Web Client 用の Update Manager プラグインは、インストールが不要です。vCenter Server Appliance (vCSA) で Update Manager サービスを開始すると、Update Manager Client コンポーネントが、vSphere Web Client 上で自動的に有効になります。Update Manager のアイコンが [Home] 画面に表示され、Update Manager が vSphere Web Client の最上位タブとして表示されます。

vSphere Web Client の [Home] 画面から、Update Manager の [Administration] ビューにアクセスできます。vSphere インベントリからオブジェクトを選択して、[Update Manager] タブに移動することによって、Update Manager の [Compliance] ビューにアクセスできます。

 

 

Update Manager Download Service

vSphere Update Manager Download Service (UMDS) は、Update Manager のオプションのモジュールで、Update Manager サーバーとは別のシステムにパッチ定義をダウンロードするために使用できます。UMDS は、Update Manager 導入システムがセキュアであり、Update Manager サーバーのインストール先のマシンがインターネットにアクセスできない場合に使用してください。

UMDS をインストールするには 2 つの方法があります。UMDS は、64 ビットの Windows オペレーティング システムにインストールできます。Update Manager サーバーがインストールされているのと同じ Windows マシンにインストールしないでください。また、UMDS は、Linux ベースのシステムにインストールすることもできます。vSphere 6.5 リリースでは、UMDS 6.5 のインストーラーは、vCenter Server Appliance (vCSA) の ISO ファイルで提供されています。UMDS を Linux にインストールする前提条件として、Linux サーバーに事前構成済み PostgreSQL データベースと 64 ビットの DSN が必要です。vCenter Server Appliance (vCSA) の ISO ファイルを Linux マシンにマウントし、UMDS 6.5 をインストールして構成します。

UMDS を使用するには、ダウンロード サービスのバージョンが、Update Manager サーバーと互換性がなければなりません。Update Manager と UMDS の互換性について詳しくは、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理」 を参照してください。

 

 

 

Update Manager Utility

Update Manager Utility では、データベースのパスワードとプロキシ認証を変更し、Update Manager を vCenter Server に再登録し、Update Manager の SSL 証明書を置き換えることができます。このユーティリティを使用して Update Manager の設定を再構成する方法について詳しくは、「Reconfiguring VMware vSphere Update Manager」 を参照してください。

Update Manager または UMDS をインストールすると、vSphere Update Manager Utility は、追加コンポーネントとしてシステムに自動的にインストールされます。

 

 

移行オプション

VMware では、Update Manager を Windows オペレーティング システムから vCenter Server Appliance (vCSA) に移行して実行するためのサポート パスを用意しています。

Update Manager は、次の vCenter Server 導入モデルで vCenter Server Appliance (vCSA) に移行できます。

移行の方法について詳しくは、「VMware vSphere Update Manager のインストールと管理」 と 「vSphere のアップグレード」 を参照してください。

 

vCenter Server の可用性


VMware vCenter® Server Appliance™ (vCSA) は vSphere 環境の中心にあり、ESXi ホスト、仮想マシン、ストレージ、ネットワークのリソースなど、仮想インフラストラクチャのさまざまなコンポーネントを管理するためのサービスを提供します。大規模な仮想インフラストラクチャは vSphere を使用して構築されているため、vCenter Server は、組織のビジネス継続性を確保する点で重要な要素となります。vCenter Server は、環境内のハードウェアおよびソフトウェアの障害に対して保護されている必要があり、そのような障害から透過的にリカバリされる必要もあります。vSphere 6.5 には、vCenter Server High Availability (VCHA) と呼ばれる、vCenter Server 用の新しい高可用性ソリューションが用意されています。VCHA は、vCenter Server Appliance でのみ使用可能です。

vCenter Server High Availability は、vCenter Server Appliance をホストとハードウェアの障害から保護します。このソリューションのアクティブ/パッシブ アーキテクチャは、vCenter Server Appliance にパッチを適用する際のダウンタイムの短縮にも役立ちます。

vCenter Server High Availability は、アクティブ、パッシブ、ウィットネスの各ノードを含む 3 ノード構成のクラスターです。「基本」 と 「詳細」 という 2 つの構成パスがあります。どちらを選択するかは、既存の構成によって異なりますが、「基本」 と 「詳細」 の機能は両方ともまったく同じです。可能であれば常に 「基本」 を使用してください。vCenter Server High Availability が有効になっている vCenter Server が、別の SSO ドメインにある別の vCenter Server によって管理されている場合、または、アクティブ、パッシブ、ウィットネスの各ノードがそれぞれ異なる vCenter Server によって管理されている場合は、「詳細」 ワークフローが必要です。


 

アーキテクチャの概要

 

vCenter Server High Availability クラスターは、vCenter Server Appliance の 3 つのインスタンスによって構成されています。最初は 1 つ目のインスタンスがアクティブ ノードとして使用されます。これが 2 回クローンされて、パッシブ ノードとウィットネス ノードが作成されます。これら 3 つのノードが、アクティブ/パッシブ フェイルオーバー ソリューションを提供します。

各ノードを異なる ESXi インスタンスに導入すると、ハードウェア障害に対する保護を確保できます。3 つの ESXi ホストを DRS クラスターに追加することによって、環境をさらに保護できます。「基本」 ワークフローを使用して vCenter Server High Availability を有効にしている場合、このワークフローでは、各ノードが異なるホストに自動的に配置され、DRS が有効になっている場合は、非アフィニティ ルールが作成されます。「詳細」 ワークフローを使用している場合は、ノードを手動で配置し、DRS ルールも手動で作成する必要があります。

vCenter Server High Availability の構成が完了すると、アクティブ ノードだけが、アクティブな管理インターフェイス (パブリック IP) を持ちます。これら 3 つのノードは、構成の一環としてセットアップされる vCenter Server High Availability ネットワークというプライベート ネットワークを介して通信します。アクティブ ノードとパッシブ ノードは、継続的にデータをレプリケーションします。

 

 

vCenter Server High Availability クラスターの各ノード タイプのロール

アクティブ ノード:

パッシブ ノード:

ウィットネス ノード:

 

 

vCenter Server High Availability の機能

次のような障害状況での vCenter Server Appliance の可用性は、次のとおりです。

  1. アクティブ ノードで障害が発生: パッシブ ノードとウィットネス ノードが相互に通信できる間は、パッシブ ノードがアクティブ ノードに昇格して、クライアント要求の処理を開始します。
  2. パッシブ ノードで障害が発生: アクティブ ノードとウィットネス ノードが相互に通信できる間は、アクティブ ノードがアクティブ ノードとして動作し続け、クライアント要求を引き続き処理します。
  3. ウィットネス ノードで障害が発生: アクティブ ノードとパッシブ ノードが相互に通信できる間は、アクティブ ノードがアクティブ ノードとして動作し続け、クライアント要求を引き続き処理します。パッシブ ノードは、フェイルオーバーに備えて、アクティブ ノードの監視を続行します。
  4. 複数のノードで障害または分離が発生: 3 つのすべてのノード (アクティブ、パッシブ、ウィットネス) が相互に通信できないことを意味します。これは単一障害点より深刻な障害であり、これが発生すると、クラスターは機能していないと見なされ、vCenter Server アプリケーションは、データ破損を防ぐために自らシャットダウンします。
  5. 分離したノードの動作: 1 つのノードがクラスターから分離すると、そのノードは自動的にクラスターから取り出され、すべてのサービスが停止します。たとえば、アクティブ ノードが分離すると、パッシブ ノードがウィットネス ノードと接続されている間は、パッシブ ノードが処理を引き継げるように、すべてのサービスが停止します。分離ノードの検出では、断続的なネットワーク障害を考慮に入れ、すべての再試行が失敗して初めて分離状態と見なされます。

フェイルオーバーの目標復旧時間 (RTO) は約 5 分です。

 

Platform Services Controller のトポロジーと Platform Services Controller High Availability


Platform Services Controller は、vSphere 環境に一連の共通インフラストラクチャ サービスを提供します。サービスには、ライセンス、証明書管理、vCenter Single Sign-On による認証が含まれます。このモジュールでは、Platform Services Controller のトポロジーと高可用性オプションについて説明します。


 

vCenter Server と Platform Services Controller の導入タイプ

すでに説明したとおり、vCenter Server は、vCenter Server Appliance として導入することも、Windows にインストールすることもできます。Windows では、組み込みまたは外部の Platform Services Controller をインストールして構成することもできます。Platform Services Controller は、vCenter と同様に、vCenter Server Appliance としてインストールすることも、Windows にインストールすることもできます。

vCenter Server Appliance を導入したり、vCenter Server を Windows にインストールしたりする前に、環境に適した導入モデルを特定する必要があります。以降では、さまざまな導入モデルについて詳しく説明します。

 

 

vCSA による Platform Services Controller の高可用性: 解説

この解説では、VMware vCenter Server Appliance を使用して可用性の高い Platform Services Controller をインストールおよび構成する方法について説明します。前後に移動するには矢印キーを使用してください。ここでは vSphere 6.0 を使用しているため、6.5 とは手順が多少異なる可能性があります。完了したら、ここで開いたブラウザー タブを忘れずに閉じてください。6.5 の手順の詳細については、このナレッジベースの記事を参照してください。この記事には解説が含まれています。

https://featurewalkthrough.vmware.com/#!/vsphere-6-0/vcenter-server-install/vcenter-server-6-0-psc-ha-vcsa

 

vCenter Server Appliance (vCSA) のバックアップ


vSphere 6.5 では、vCenter Server Appliance (vCSA) に、すぐに使用できるファイル ベースのバックアップおよびリストア ソリューションが用意されています。vCenter Server のコア構成、インベントリ、履歴データのすべてを 1 つのフォルダーにバックアップできます。このデータのすべてが、FTP (または SFTP/FTPS) または HTTP/HTTPS を介してストリーミングされます。以前のバックアップをリストアする場合は、新しいアプライアンスを導入し、vCenter Server バックアップ ファイルのフォルダーの場所を参照して、vCenter Server の構成データとインベントリ データのすべてを (オプションで履歴データも) バックアップからリストアできます。

このレッスンでは、vCenter Server Appliance (vCSA) のバックアップを作成するためのステップを実行してから、バックアップを確認します。リストア プロセスについては、次のレッスンの 「ハンズオン ラボ: 対話型シミュレーション: vCenter Server Appliance のリストア」 で説明します。


 

Windows のクイック起動タスク バーから Chrome ブラウザーを起動

 

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします。

 

 

[Appliance Management] UI へのログイン

 

vCenter Server Appliance (vCSA) 構成ファイル、インベントリ、選択した履歴データを FTP サーバーのフォルダーにバックアップします。



[Appliance Management] UI にログインして vCenter Server Appliance (vCSA) を監視し、vCenter Server バックアップ プロセスを開始します。

  1. [HOL Admin] ブックマークをクリックします。
  2. ドロップダウンの [vcsa-01a Mgmt] ショートカットをクリックします。
  3. ユーザー名フィールドに 「root」 と入力します。
  4. パスワード フィールドに 「VMware1!」 と入力します。
  5. [Login] ボタンをクリックします。

 

 

[Backup Appliance] ウィザードを使用して vCenter Server Appliance (vCSA) をバックアップ

 

vCenter Server Appliance (vCSA) のバックアップは、[Appliance Management] UI (vSphere Web Client の IP/ホスト名のポート 5480) の [Summary] ページから開始します。


アプライアンスのバックアップ プロセスを開始するには、次のようにします。

  1. [Appliance Management] UI の右上にある [Backup] ボタンをクリックします。

 

 

正常にバックアップされたことを確認

 

バックアップが完了したら、バックアップが成功したことを確認する必要があります。

  1. アドレス ボックスに 「ftp://192.168.110.60」 と入力します。
  2. [Authentication Required] ウィンドウが表示されます。[User Name] フィールドに 「root」 と入力します。
  3. パスワード フィールドに 「VMware1!」 と入力します。
  4. [Log In] ボタンをクリックします。

 

vCenter Server Appliance のリストアの対話型シミュレーションの詳細


これは、ハンズオン ラボ: 対話型シミュレーションです。

対話型シミュレーションでは、従来のハンズオン ラボで体験するには複雑すぎるコンテンツが提供されます。ライブ ソフトウェア システムにはユーザー インターフェイスはありませんが、ライブ環境の動作を模倣したユーザー インターフェイスを使用します。従来の実習ラボと同様、手順に従ってインターフェイス要素をクリックします。

オレンジ色の四角の枠は、次のステップに進むためのクリック操作やアクションのためのガイダンスです。また、左右の矢印キーを使用して、シミュレーションを先に進めたり、戻したりできます。

vCenter Server Appliance のリストア プロセスを構成する 2 つの段階:

このラボ環境で vCenter Server Appliance のリストアをライブで実行するには時間やリソースがかかりすぎるため、このシミュレーションで各段階を紹介します。


 

ハンズオン ラボ: 対話型シミュレーション: vCenter Server Appliance のリストア

vCenter Server Appliance のリストア プロセスを構成する 2 つの段階:

ラボのこの部分は、ハンズオン ラボの対話型シミュレーションとして提示されます。そのため、実習ラボ環境で実際に行うと時間がかかりすぎたり、大量のリソースが必要になったりする手順を手軽に確認できます。このシミュレーションでは、実際の環境で操作しているかのようにソフトウェア インターフェイスを使用できます。

このシミュレーションでは、各段階を実行して vCenter Server Appliance をリストアします。

  1. ここをクリックして対話型シミュレーションを表示します。新しいブラウザー ウィンドウまたはタブでシミュレーションが表示されます。
  2. 終了したら、[Return to the lab] リンクをクリックするか、ウィンドウを閉じて、この実習ラボを続行してください。

 

移行アシスタント


VMware では、Windows 上の vCenter Server バージョン 5.5 とバージョン 6.0 インストール環境から、vCenter Server 6.5 Appliance へ移行してアップグレードするためのサポート パスを用意しています。このセクションでは、これらの移行パスと、Migration Assistant for vSphere 6.5 の概要について説明します。


 

vSphere のサポートされる移行パス

 

この表に示されている環境を移行できます。

 

 

Windows 版 vCenter Server から Appliance への移行: 概要

 

移行アシスタントには、次のような特性があります。

 

 

移行のワークフロー

 

このワークフローは、Windows 版 vCenter Server を Linux 版 vCenter Server Appliance へ移行するための作業の概要を示しています。

注: 移行アシスタントについて詳しく学ぶには、「HOL-1811-02-SDC モジュール 7: vCenter Server Appliance への移行」 を受講してください。このモジュールでは、移行アシスタントのユースケースを紹介しています。

 

まとめ


vCenter に関しては、vCenter Server Appliance が新しい標準となります。vCenter Server Appliance は、機能面では Windows ベースの vCenter を凌駕しており、スケーラビリティもそれに匹敵します。このモジュールでは、vCenter Server Appliance のさまざまな新機能を紹介し、アーキテクチャに関する考慮事項について検討して、vCenter Server Appliance に移行するための移行パスについて説明しました。


 

モジュール 1 の終了

モジュール 1 はこれで終了です。

vCenter Server Appliance の詳細については、次のいずれかの方法でご覧いただけます。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。

 

 

 

実習ラボの終了方法

 

これが受講する最後のモジュールである場合は、[終了] ボタンをクリックしてラボを終了できます。

 

モジュール 2: 次世代の管理クライアント (45 分)

はじめに


このモジュールは次のレッスンで構成されています。

  • レッスン 1: VMware Host Client の概要: このレッスンでは、個々のホストの管理に特化された HTML5 ベースのクライアントについて説明します。
  • レッスン 2: vSphere HTML5 Client および Web Client の機能強化: このレッスンでは、vCenter の管理に使用できる 2 種類のクライアントについて説明します。Web Client の基本的な解説も含まれています。

VMware Host Client の概要


VMware Host Client は、個々の ESXi ホストに接続してそれを管理するために使用される HTML5 ベースのクライアントです。

VMware Host Client を使用すると、ターゲットの ESXi ホストで基本的な管理タスクやトラブルシューティングを実行できます。さらに、高度な管理タスクを実行することもできます。vCenter Server が使用できない場合の緊急の管理に使用することもできます。

VMware Host Client と vSphere Web Client は、ユーザー インターフェイスは似ていても異なることに注意してください。vSphere Web Client は、vCenter Server に接続して複数の ESXi ホストを管理するために使用し、VMware Host Client は、個々の ESXi ホストを管理するために使用します。

たとえば、VMware Host Client では次のような操作を実行できます。

  • 基本的な仮想化操作 (さまざまな複雑さの仮想マシンを導入して構成するなど)
  • ネットワークとデータストアの作成および管理
  • 高度な調整をホスト レベルで行い、パフォーマンスを改善

注: VMware Host Client を使用できるのは管理者ユーザーだけです。


 

VMware Host Client の要件

 

お使いのブラウザーが VMware Host Client でサポートされていることを確認してください。

これらのバージョンのゲスト OS と Web ブラウザーが VMware Host Client でサポートされています。

この表は、VMware Host Client でサポートされているゲスト OS とブラウザーのバージョンを示しています。

 

 

VMware Host Client の使用

組み込みの VMware Host Client は、HTML5 ベースのクライアントです。インターフェイスは vSphere Web Client に似ていますが、個々の ESXi ホストを管理するためにのみ使用されます。vCenter Server が一時的に使用できなくなった場合の緊急の管理に使用します。

 

vSphere HTML5 Client および Web Client の機能強化


Web Client の UI は、カスタム属性、オブジェクト タブ、ライブ更新などの新しい機能を備えており、そのほかにパフォーマンスと操作性も向上しています。

以降では、この概要の一環として、vSphere Web Client の新機能を確認します。

 


 

HTML5 ベースの vSphere Client

今後は、vSphere インフラストラクチャの管理に HTML5 ベースの vSphere Client (単純に vSphere Client とも呼ばれます) を使用することをおすすめします。現時点ではまだ Web Client を必要とする作業もあるため、6.5 では Web Client も強化されています。

現在、新しい HTML5 ベースの vSphere Client (vSphere Client) には 2 つのバージョンがあります。1 つは、サポート対象外の Fling バージョンです。このバージョンは定期的に (ときには毎週) 更新されており、新機能の追加やバグの修正が継続的に行われています。もう 1 つは、完全にサポートされている GA (一般公開) バージョンです。このバージョンは、vCenter Server 6.5 以降にバンドルされています。vSphere Client に新機能が追加されるときには、まず Fling バージョンに追加され、十分な完成度に達してから、パッチやアップデートを通じて GA バージョンの vCenter Server に移行されます。たとえば、vCenter Server 6.5 の最初のリリース (2016 年 11 月 15 日) には、vSphere Client Fling のバージョン 2.7 にほぼ相当するバージョンの vSphere Client が含まれていました。その後、vCenter Server 6.5.0b (2017 年 3 月 14 日) のリリース時に vSphere Client が更新されました。このバージョンは、Fling のバージョン 3.2 にほぼ相当しますが、完全にサポートされているパッケージに含まれています。この更新の詳細については、https://blogs.vmware.com/vsphere/2017/03/first-vsphere-client-html5-update-vsphere-6-5-b.html を参照してください。

vSphere Client が完成するまでの間、今後も vSphere Client Fling のアップデートが頻繁にリリースされ、それらの機能がパッチやアップデートを通じて GA 製品に導入されます。vSphere Client は VMware の最優先課題の 1 つであり、皆様からのフィードバックが非常に重要になります。ぜひ、Fling と GA の両方のバージョンの vSphere Client に組み込まれているフィードバック ツールを使用してフィードバックをお送りください。皆様からのフィードバックは、機能の優先順位を決定して、動作がスムーズでパフォーマンスの高い快適な vSphere 管理環境を実現するクロス プラットフォームのクライアントを提供するために役立てられます。

 

vSphere Client の主な機能の一部を以下に示します。

vSphere Client の機能の更新

http://pubs.vmware.com/Release_Notes/jp/vsphere/65/vsphere-client-65-html5-functionality-support.html

 

 

 

 

vSphere Web Client

すでに説明したとおり、vSphere の管理には vSphere Client を使用することをおすすめしますが、一部の作業にはまだ vSphere Web Client を使用する必要があります。このレッスンの残りの部分は、Web Client の使い方に慣れるための解説で構成されています。

 

 

Windows のクイック起動タスク バーから Chrome ブラウザーを起動

 

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします。

 

 

ナビゲーションとショートカット

 

  1. Google Chrome Web ブラウザーを使用して、vSphere Web Client で RegionB vCenter を開きます。
  2. ユーザー名: administrator@vsphere.local
  3. パスワード: VMware1!
  4. [Login] をクリックします。

注: デフォルトでインベントリ ツリーが表示されます。

 

 

カスタム属性

 

次の手順は、カスタム属性の作成、名前変更、削除の方法を示しています。

  1. [vcsa-01b.corp.local] を選択します。
  2. [Home] ボタンをクリックします。
  3. [Tags & Custom Attributes] を選択します。

 

 

ライブ更新

 

ライブ更新は、最新のタスク、トリガーされたアラーム、ツリーがリアルタイムで表示されるように元のメカニズムを強化します。vSphere Web Client にユーザーがログインすると、そのユーザーが変更を表示する権限を持っている場合、リアルタイムの更新が表示されます。

 

 

 

まとめ

これで、「vSphere HTML5 Client および Web Client の機能強化」 セクションは終了です。このセクションでは、vSphere Web Client に対して行われた機能強化や各種クライアントの違いについて学習しました。

 

まとめ


このモジュールでは、ESXi ホストおよび仮想インフラストラクチャの管理に使用するツールを紹介しました。このラボのその他のモジュールを完了すると、別のクライアントが必要な場合を除き、今後優先されるクライアントである vSphere Client を使用することになるでしょう。


 

モジュール 2 の終了

モジュール 2 はこれで終了です。

管理クライアントの詳細については、次のいずれかの方法でご覧いただけます。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。【実習ラボ マニュアルに独自のまたはオプションの情報を追加してください。】

 

 

 

実習ラボの終了方法

 

これが受講する最後のモジュールである場合は、[終了] ボタンをクリックしてラボを終了できます。

 

モジュール 3: vRealize Operations の操作の習熟 (30 分)

vRealize Operations Management の概要


VMware vSphere with Operations Management (vSOM) は、効率的なサーバー仮想化管理のために最適化された環境を提供します。これは、業界をリードする仮想化プラットフォームである VMware vSphere を vRealize Operations Manager と組み合わせることで実現されます。この組み合わせにより、重要なキャパシティ管理、インテリジェントなアラート、パフォーマンスの監視など、多数の機能が追加されます。企業規模を問わず、高いサービス レベルでアプリケーションを実行し、キャパシティ使用率および統合率を高めることで、ハードウェアのコストを最大限削減できるように設計されています。


 

仮想インフラストラクチャ環境の IT 管理を簡素化

 

vSphere with Operations Management は、vCenter Server よりも直感的なユーザー インターフェイスを備えています。監視機能はさらに強化されており、予測分析機能が追加されました。この機能により、問題の迅速な検出と修正、効率的なリソース管理が可能になります。

VMware vSphere with Operations Management の主な機能

統合コマンド コンソール: 判別しやすい色つきのバッジで主要なパフォーマンス インジケータを表示しており、パフォーマンスやキャパシティ管理にかかわる問題を現在引き起こしている要因、あるいは将来的に引き起こす可能性のある要因を、全体にわたって確認することができます。

パフォーマンス監視およびキャパシティ管理: vCenter Server のパフォーマンス データを分析し、動的しきい値を設定します。動的しきい値は環境に適応し、健全性の低下、パフォーマンスのボトルネック、キャパシティの不足が発生した場合にスマート アラートを生成します。

 

 

ビデオ: vSphere with Operations Management の概要 (英語)(3:13)

この短いビデオでは、環境内で vSphere with Operations Management を使用するメリットを説明しています。

 

ユーザー インターフェイスについて: vRealize Operations Manager



 

ユーザー インターフェイスの概要

vRealize Operations Manager 6.6 は、Operations Manager のユーザー インターフェイスを完全に再設計して簡素化したものです。この新しい製品ユーザー インターフェイス (UI) の主な利点の 1 つは、コンテンツ パネルの一貫性が高く、コンテキストの関連性も維持されている点です。このセクションでは、主なインターフェイス コンポーネントをいくつか取り上げて、製品 UI を簡単に操作できるようにします。

 

 

Windows のクイック起動タスク バーから Chrome ブラウザーを起動

 

前のレッスンで使用した Google Chrome ブラウザーが開いていない場合は、Chrome ブラウザーを起動します。

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします。

 

 

Chrome で画面を縮小して vRealize Operations 製品 UI の画面スペースを確保

 

画面に一部の情報が適切に表示されないことがあります。この場合は、次のように操作します。

  1. Chrome で [Options] メニューを選択します。
  2. [-] ボタンをクリックして、90 % に縮小します。または、適切に表示されるまで縮小します。

注: これにより、十分な大きさのテキストを確保しながら、表示スペースを拡大できます。

 

 

vRealize Operations Manager にログイン

 

  1. [vROPS] ブックマークをクリックし、vrops-01a.corp.local への接続を確認します。
  2. [Authentication Source] が [VMware Indentity Manager] になっていることを確認します。
  3. [REDIRECT] をクリックします。

 

 

VMware Identity Manager

 

  1. ユーザー ID: hol
  2. パスワード: VMware1!
  3. [Sign In] をクリックします。

 

 

簡素化された新しいホーム ページ

 

新しいホーム ページは、vRealize Operations Manager 6.6 の簡素化された新しい UI 設計を反映しており、次の 3 つの主要領域で構成されています。

  1. タイトル バー
  2. ナビゲーション ペイン
  3. コンテンツ ペイン 

このレッスンでは、各領域の概要を示します。

 

 

推奨される処理

 

 

 

通知

 

[Collection Notifications] を使用すると、Operations Manager 管理者は、データを送信していないデータ ソースがあるかどうかを知ることができます。アダプター情報をクリックすると、問題の診断に必要な情報をすぐに取得できます。

 

 

更新

 

[Refresh] ボタンを使用すると、コースのページが更新されます。

 

 

クイック検索

 

検索ボックスに文字を入力すると候補が自動的に表示され、マウスを 1 回クリックするだけで環境内のオブジェクトを検索して表示できます。

 

 

メイン メニュー

 

メイン メニューの構成は次のとおりです。

 

 

ナビゲーション ペイン: [Home]

 

[Recomended Actions] ページは管理者が見る最初のページです。このページには、仮想インフラストラクチャでオブジェクトを操作するために必要となるすべてのアクションの統合ビューが用意されています。

このビューは、[Scope] と [Suggested Fix] という 2 つのプライマリ ウィンドウで構成されています。[Scope] には、オブジェクトの論理的なグループと、これらのオブジェクト グループに関するすべての問題が表示されます。たとえば、すべての仮想マシン、およびすべての仮想マシンに関するすべてのアラートが表示されます。[Suggested Fix] では、Operations で確認された問題の修正方法に関する推奨事項が表示され、修正を実施するために実行できるアクションが提示されます。

 

 

[Operations Overview]

 

[Operations Overview] ページには、Operations で認識されている環境全体のスナップショットが簡潔に表示されます。これには、環境内のあらゆるオブジェクトのカウント スナップショットと、増加カウント チャートが含まれます。仮想データセンターのアラート数 (カウント) をすばやく表示するウィジェットに加えて、インフラストラクチャの健全性の概要をすばやく示す 15 個の主要ウィジェットがあります。

 

 

[Capacity Overview]

 

[Capacity Overview] ページには、インフラストラクチャ全体の CPU、メモリー、およびストレージの現在のキャパシティ ステータスが、現在の再利用可能なキャパシティ数の概要とともに表示されます。

 

 

[Workload Balance]

 

[Workload Balance] ページには、vRealize Operations の新しいワークロードの調整機能に基づいて、インフラストラクチャの現在の調整ステータスが表示されます。

 

 

Log Insight SSO

 

[LOGIN VIA SSO] をクリックします。

 

 

[Log Insight]

 

[Log Insight] ページでは、vRealize Operations から Log Insight UI に直接アクセスできます。

 

 

vRealize Business

 

[Business Management] ページでは、vRBC がインストールされて構成されている場合に、vRealize Business for Cloud (vRBC) の UI にシングル サインオン (SSO) で直接アクセスできます。ただし、このハンズオン ラボでは使用しません。また、このラボではインターネットを使用できないため、紹介ビデオはロードされません。

 

 

ナビゲーション ペイン: [Dashboards]

 

[Dashboards]、[Views]、[Reports] はいずれも、vRealize Operations によって収集 (または計算) されたオブジェクトやメトリックを表示するための方法です。[Dashboards] または [Reports] のカスタマイズは、vSOM ライセンス キーの一部である vRealize Operations Standard では使用できません。vRealize Operations Standard では、カスタマイズした [Views] を作成できます。

注: 任意のナビゲーション リンクをクリックして、[Content Pane] に表示されているデータを確認できます。[Dashboards] および [Alerts] については、以降のモジュールで詳しく説明します。注意すべき点は、vRealize Operations には 3 種類のエディションがあることです。Standard、AdvancedEnterprise の各エディションです。簡単に説明すると、Standard は、すぐに利用可能な機能を提供します。このバージョンは EULA に限定されており、同じ vRealize Operations クラスター内で Advanced ライセンスまたは Enterprise ライセンスと混在させることはできません。Advanced は、カスタマイズされたインフラストラクチャの可視性を提供します。さらに、Enterprise は、カスタマイズされたアプリケーション レベルの可視性を実現します。たとえば、ダッシュボードの編集ボタンは、vSOM のエディションである vRealize Operations Standard では使用できないため、灰色で表示されます。

 

 

ナビゲーション ペイン: [Alerts]

 

[Alerts] ページには、環境内で最近発生した注意を要するアラートが時系列順で表示されます。アラートは、重要度、ステータスに基づいて分類されます。また、健全性、リスク、効率性のそれぞれに対する影響も分類の基準になります。

  1. 右側のフォームで、キーワードによってアラートをすばやくフィルタリングできます。
  2. [Time]、[Criticality]、[Definition]、[Object Type] で、アラートをグループ化できます。

 

 

[Alert Settings]

 

[Alert Settings] ページでは、次の項目をカスタマイズできます。

 

 

 

ナビゲーション ペイン: [Environment]

 

[Environment Overview] ページには、Operations Manager で仮想マシン、データストア、オペレーティングシステムなどのオブジェクトをグループ化する方法が表示されます。また、このページでは、管理者が階層をドリルアップおよびドリルダウンして、vRealize Operations Manager のすべてのオブジェクトの関係を表示および理解することもできます。

[Groups and Applications] には、現在、[Custom Groups]、[Applications]、[Custom Datacenters] という 3 つの構成要素があります。[Custom Groups] はもっとも強力な構成要素であり、どのポリシーがどのオブジェクトに関連付けられるかを区分するためにポリシーで使用されます。[Applications] は、VMware Infrastructure Navigator (VIN) に関連付けられているレガシー 構成要素です。VIN をインストールして統合している場合を除き、この構成要素を使用する必要はありません。また、[Custom Datacenters] は、ワークロード配置 (WLP) に使用される構成要素です。

 

 

ナビゲーション ペイン: [Administration]

 

[Administration] ページには、ソリューション (アダプター)、ユーザー管理、サポートなどのツールを含むすべての管理オプションが含まれています。

 

 

 

まとめ

これで、「ユーザー インターフェイスについて: vRealize Operations Manager」 セクションは終了です。このセクションでは、vRealize Operations 内で主なコンテンツがある場所を探して見つける方法について学習しました。

 

vRealize Operations Manager の詳細


vRealize Operations Manager 6.6 は、Operations Manager のユーザー インターフェイスを完全に再設計して簡素化したものです。このセクションでは、ダッシュボードとレポートの詳細を確認しながら、vRealize Operations Manager ツールの主な領域について説明します。


 

Windows のクイック起動タスク バーから Chrome ブラウザーを起動

 

前のレッスンで使用した Google Chrome ブラウザーが開いていない場合は、Chrome ブラウザーを起動します。

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします。

 

 

vRealize Operations Manager にログイン

 

  1. [vROPS] ブックマークをクリックし、vrops-01a.corp.local への接続を確認します。
  2. [Authentication Source] が [VMware Indentity Manager] になっていることを確認します。
  3. [REDIRECT] をクリックします。

 

 

ダッシュボードの詳細

 

vRealize Operations のダッシュボードでは、仮想インフラストラクチャ内のオブジェクトのパフォーマンスと状態の概要が視覚化されて表示されます。ダッシュボードを使用すると、環境における既存の問題と潜在的な問題について、その性質と発生期間を特定できます。Advanced エディションと Enterprise エディションでは、この機能を物理インフラストラクチャにも拡張できます。

vRealize Operations Manager に最初にログインすると、[Home] ページが表示されます。利用可能なダッシュボードにアクセスするには、[Dashboards] をクリックします。[Getting Started] ダッシュボードが表示されます。

このページでは、さまざまなダッシュボードのカテゴリをスクロールし、選択して使用できます。これにより、そのダッシュボードが UI でアクティブになり、左側のペインのリストに追加されます。

 

 

レポートの詳細

 

[Dashboards] メニューで [Reports] をクリックします。レポートは、ビューとダッシュボードのスケジュール設定されたスナップショットです。

vRealize Operations Manager のレポート機能で生成するレポートでは、現在のリソース ニーズと予測されるリソース ニーズの詳細を収集できます。また、将来のニーズとオフラインのニーズについて、PDF や CSV のファイル形式でレポートをダウンロードできます。レポートを一定の間隔で実行し、その内容をメールで送信するよう、スケジュール設定が可能です。実行の間隔はユーザーが定義できます。

 

 

まとめ

これで、このレッスンは終了です。このレッスンでは、ダッシュボードとレポートについて説明しました。

 

モジュール 4: vRealize Log Insight の概要 (30 分)

vRealize Log Insight の概要


vRealize Log Insight は、VMware 環境のログをリアルタイムで管理するソリューションです。機械学習ベースのインテリジェントなグループ化機能と高度な検索機能を備え、物理環境、仮想環境、クラウド環境の問題に適切に対処できます。

パフォーマンスの高い収集

vRealize Log Insight では、あらゆるタイプのログやマシンが生成するデータを処理できます。vRealize Log Insight は、非常に高いスループットと低遅延をサポートしています。vRealize Log Insight は、syslog、Windows エージェント、Linux エージェントによって、または RESTful 収集 API を介してデータを受け取る収集フレームワークを備えています。

スケーラビリティ

vRealize Log Insight は、複数の仮想アプライアンスのインスタンスを使用してスケール アウトできます。これにより、収集スループットのリニアな拡張、クエリ パフォーマンスの向上、収集の高可用性が実現されます。クラスター モードでは、vRealize Log Insight はマスター ノードとワーカー ノードを提供します。マスター ノードとワーカー ノードの両方で、データのサブセットの処理を行います。マスター ノードでは、データのすべてのサブセットを照会し、結果を集約できます。vRealize Log Insight にはスケール アウトのための内部ロード バランサーが用意されているため、ロード バランシングとスケール アウトをすぐに使用できます。

リアルタイム検索

vRealize Log Insight で収集されたデータは、数秒で検索に利用できるようになります。また、履歴データは、同じ低遅延で同じインターフェイスから検索できます。

vRealize Log Insight は完全なキーワード クエリをサポートしています。キーワードは、任意の英数字、ハイフン、またはアンダースコア文字として定義されます。完全なキーワード クエリに加えて、vRealize Log Insight は、グロブ クエリ (erro?、vm* など) とフィールド ベースのフィルタリング (「ホスト名が test* と一致しない」、「IP に 10.64 が含まれる」 など) をサポートしています。さらに、数値を含むログ メッセージ フィールドを使用して、選択フィルター (CPU>80、10<threads<100 など) を定義できます。

検索結果は個別のイベントとして提示されます。各イベントは単一のソースからのものですが、検索結果は複数のソースから取得されていることがあります。vRealize Log Insight を使用すると、1 つまたは複数の側面 (時間やリクエストの識別子) のデータを関連付けて、スタック全体を一貫性のある方法で把握できます。このようにして、根本原因の分析が大幅に容易になります。

vRealize Log Insight エージェント

vRealize Log Insight では、ネイティブの Windows エージェントと Linux エージェントを使用して、Windows サーバーや、Linux サーバー、デスクトップからログ データを収集します。Windows のイベント チャネルとログ ファイルからイベントを収集し、vRealize Log Insight サーバーに転送できます。メリットとしては、集中的な構成、使いやすさ、データ圧縮、暗号化などが挙げられます。サードパーティのエージェントもサポートされていますが、当社のネイティブ エージェントを使用することで、前述のメリットから、ほかにはない優れた成果を得られます。

インテリジェントなグループ化

vRealize Log Insight では、新しい機械学習テクノロジーを使用しています。インテリジェントなグループ化は、物理、仮想、ハイブリッド クラウド環境にまたがることもある問題を迅速に把握できるように、受信した非構造化データをスキャンし、問題タイプ別にメッセージをすばやくグループ化します。[Interactive Analytics] ページの [Event Trends] タブでは、有用な最新情報や異常検出に関するコンテキストでのイベントの自動分析を使用できます。この機能により、特定の時間間隔でイベントがどのような傾向にあるかを確認し、環境やアプリケーションの健全性に影響を与える可能性があるイベントを簡単に検出できます。

集約

ログ データから抽出されたフィールドは、集約に使用できます。これは、リレーショナル データベースの GROUP BY クエリや Microsoft Excel のピボット テーブルが提供する機能に似ています。違いは、抽出、変換、ロード (ETL) のプロセスが不要であり、vRealize Log Insight は任意の規模のデータに拡張できることです。

複数のシステムやアプリケーションにアクセスする必要なしに、データの集約ビューを生成し、特定のイベントやエラーを識別できます。たとえば、1 分あたりのエラー数など、重要なシステム メトリックを表示しながら、特定の時間範囲のイベントにドリルダウンし、環境内で発生したエラーを調査できます。

実行時フィールド抽出

生ログのデータはわかりにくい場合があるため、検索や集約で重要となるフィールドを識別するために、一部のデータを処理しなくてはならないことがあります。vRealize Log Insight では、ほとんどのフィールドが自動的に抽出され、データから新しいフィールドを動的に抽出できます。これを行うには、メッセージ テキストをダブルクリックして [Extract Field] を選択するだけです。regex は、選択に基づいて自動的に入力されます。抽出されたフィールドは、選択、予測、集約に使用できます。

ダッシュボード

ダッシュボードを作成すると、有用なメトリックを常に監視できます。任意のクエリをダッシュボード ウィジェットに変換して、任意の時間範囲で集計できます。過去 5 分間、1 時間、または 1 日のシステムのパフォーマンスを確認できます。たとえば、1 時間のエラーの内訳を表示して、ログ イベントの傾向を観察できます。

セキュリティに関する検討事項

IT 部門の意思決定者、アーキテクト、管理者など、vRealize Log Insight のセキュリティ コンポーネントを理解している必要がある担当者は、『VMware vRealize Log Insight Security Guide』を読んでおく必要があります。詳細については、vRealize Log Insight のドキュメント (https://www.vmware.com/support/pubs/log-insight-pubs.html) を参照してください。

このセキュリティ ガイドでは、vRealize Log Insight のセキュリティ機能について簡潔に説明しています。トピックとしては、製品の外部インターフェイス、ポート、認証メカニズム、セキュリティ機能の構成と管理に関するオプションなどがあります。


 

ダッシュボードの概要

 

[Dashboards]: ダッシュボード ページは、概要セクションと考えることができます。ダッシュボードを使用すると、ログ データをすばやく視覚化して、環境内の潜在的な問題を特定できます。Log Insight のダッシュボードには、チャートとクエリの 2 種類のウィジェットがあります。チャートはデータの視覚的表現で、もっともよく使用されるウィジェットです。クエリは情報の一部を保存したもので、[Interactive Analytics] ページにあるデータの視覚的表現とテキスト表現の両方を提供します。ただし、ダッシュボード ページにはクエリの定義名だけが表示されます。クエリ ウィジェットは、通常、チャート ウィジェットでは有用な情報が必ずしも得られない場合に使用されます。

[Interactive Analytics]: インタラクティブな分析機能では、管理者やエンジニアが通常の言語や正規表現文字列を使用して検索を実行し、ログ メッセージの詳細を確認して、問題のある領域を特定したり、根本原因を分析したりできます。

 

 

インタラクティブな分析機能の概要

 

[Interactive Analytics] ページでは、管理者やエンジニアがログ メッセージをドリルダウンして、問題のある領域を特定したり、根本原因を分析したりできます。

ページの上部には、ナビゲーション バーの下に黒い背景のセクションがあります。ここにはログ データが視覚的に表示されます。

このセクションのチャートは、[Dashboards] ページに表示されるチャート ウィジェットに似ています。デフォルトの概要チャートは棒グラフで、直近の 5 分間に表示されたログ メッセージのすべてのイベントの数が経時的に表示されます。Log Insight では、取り込まれたデータをイベントと呼びます。概要チャートで視覚的に表現されたイベントはさまざまな方法で操作できますが、関数とグループ化を使用して変更するのが一般的です。

[Interactive Analytics] ページでカスタム クエリを作成すると、次のような数多くのオプションが使用可能になります。

 

 

コンテンツ パックの概要

コンテンツ パックは、特定のイベントに関する事前定義された情報を提供して、Log Insight の拡張を強力に支援するものです。コンテンツ パックのセクションに移動するには、ナビゲーション バーにある 3 本の横棒のアイコンをクリックして、[Content Packs] を選択します。

コンテンツ パックは、さまざまなコンポーネントで構成されています。たとえば、次のようなコンポーネントが含まれます。

 

 

管理の概要

管理セクションでは、健全性に関する情報を表示したり、構成設定を変更したりできます。製品の初期構成ウィザードで表示されるすべての情報は、管理セクションから変更できます。管理セクションには、クラスター メンバーやエージェントを管理できる機能など、初期構成ウィザードでは構成できない領域もあります。

 

 

vRealize Log Insight の構成

vRealize Log Insight の目的について学習したので、次に環境を構成する方法を説明します。

 

vSphere ログ イベントの詳細


このセクションでは、Log Insight を使用して vSphere 環境のログを確認します。Log Insight のようなログ分析ツールを使用していない場合は、本番環境のワークロードでパフォーマンスの低下や障害が発生してビジネスに影響が及ぶまで、ログのエラーが確認されないことがよくあります。Log Insight を使用すると、問題につながる可能性があるログ イベントやパターンを検出できるため、問題の発生前に対処できます。このセクションではログ分析とダッシュボードを中心に説明しますが、アラートを作成して vRealize Operations に転送したり SMTP 経由で転送したりする場合も基本的な考え方は同じです。


 

Chrome の起動

 

  1. デスクトップで [Google Chrome] アイコンをダブルクリックし、Google Chrome ブラウザーを開きます。

 

 

vRealize Log Insight でログを表示

 

  1. ツール バーにあるお気に入りの [vRLogInsight] をクリックします。ここでは vCenter バージョンの vRealize Log Insight を実行しているため、SSL 証明書を信頼するように求められます。Log Insight に対する Web インターフェイスの SSL 証明書は、vRealize Suite バージョンの Log Insight でしか変更できません。
  2. [Advanced] をクリックします。
  3. [Proceed to log-01a.corp.loca (unsafe)] をクリックします。「unsafe」 とありますが問題ありません。これは安全です。

 

 

Log Insight にログイン

 

  1. ユーザー名: admin
  2. パスワード: VMware1!
  3. [Login] をクリックします。

 

 

Log Insight の [General - Overview] ダッシュボード

 

このモジュールですでに vCenter に正常に接続している場合、最初に表示される画面は [General] の [Overview] ダッシュボードです。

  1. この画面が表示されていない場合は、[Dashboard] タブをクリックします。
  2. これはダッシュボードのカテゴリ タイトルで、利用可能なダッシュボードのソースを示しています (インストールされているダッシュボードの完全なリストを表示するには、カテゴリ タイトルの横にある下矢印をクリックします)。ダッシュボードには、Log Insight で作成されるものと、コンテンツ パックに含まれているものがあります。デフォルトでは、vSphere Content Pack が事前インストールされています。矢印をクリックすると、インストールされているほかのコンテンツ パックのダッシュボードが表示されます。
  3. このセクションには、現在のカテゴリに含まれる実際のダッシュボードが表示されます。上の図は、VMware - vSphere コンテンツ パックのダッシュボードを示しています。
  4. このセクションでは、日付や時間の範囲のフィルターを適用して、ダッシュボードに表示するデータを絞り込むことができます。
  5. このセクションには、このダッシュボードの一部として用意されているフィルターが表示されます。これらのフィルターを使用すると、ダッシュボードで目的のオブジェクトやアイテムをすばやく絞り込むことができます。
  6. Log Insight のウィジェットです。これらのウィジェットは、統合されたログ データベースを照会して、標準的な特定の領域を表示するように構成されています。この例のウィジェットには、すべての vSphere ログ メッセージと、それらのメッセージの生成された時間が視覚的に示されています。ウィジェットは、さまざまな配置やサイズに変更できます。

 

 

インタラクティブ分析機能への切り替え

 

  1. [Interactive Analytics] をクリックします。

 

 

フィルター

 

イベント タイプを削除した後も、ログ メッセージは保持されます。このクエリから削除されるだけです。また、その特定のイベント タイプを除外するフィルターまたは制約が自動的に作成されます。

 

 

ダッシュボード ページへ移動

 

  1. [Dashboard] タブをクリックします。

 

モジュール 5: 管理の基本 (60 分)

はじめに


このモジュールは次のレッスンで構成されています。


クラスターの管理


vSphere クラスターは、コンピューティング リソースを集約する構成要素です。このクラスター構成要素によって、vSphere High Availability (HA) や vSphere Distributed Resource Scheduler (DRS) などの機能が利用可能になります。クラスター構成要素は、仮想マシンおよび ESXi ホストのグループを管理することでリソースの使用率を向上させる機能を提供します。クラスターに属する仮想マシンをパワーオンすると、特定の VMware ESXi ホストに固定されず、クラスター内のどの場所にあるリソースでも使用できます。1 台の ESXi ホストで障害が発生した場合、(HA が構成されていることを前提として) その仮想マシンはクラスター内の別の ESXi ホストで再起動されます。ESXi ホストで競合が発生した場合、DRS の vMotion 機能によって、クラスター内で利用可能なリソースがある別の ESXi ホストにその仮想マシンを移動できます。


 

ビデオ: VMware vSphere での vCenter インベントリ (データセンター、クラスター、ホスト) の作成 [英語] (2:51)

このビデオでは、vSphere Web Client を使用して VMware vCenter Server のインベントリを作成するための基礎知識を紹介します。それらのタスクは、HTML5 クライアントでもある vSphere Client を使用して実行することもできることに注意してください。

 

仮想マシンの作成と編集


このレッスンでは、仮想マシンを作成して、その設定を編集する手順を説明します。


 

Google Chrome の起動

 

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします。

 

 

仮想マシンの作成

 

vSphere Client を使用して新しい仮想マシンを作成する方法はいくつかあります。ここでは、[VMs and Templates] ドロップダウンの [Actions] メニューを使用します。 

  1. 画面の上部にある [Menu] ドロップダウンをクリックします。
  2. ドロップダウン メニューから [VMs and Templates] を選択します。

 

 

ビデオ: 仮想マシンの作成、ゲスト OS と VMware Tools のインストール [英語] (4:09)

これで仮想マシンの作成は完了しましたが、この時点ではオペレーティング システムがインストールされていません。このハンズオン ラボ環境では、ゲスト OS と VMware Tools のインストール プロセスを完了するだけの十分なリソースがありません。次のビデオで、このプロセスの残りの部分について説明します。このビデオでは vSphere Web Client を使用していることに注意してください。このクライアントがどのようなものか確認する機会でもあります。これらのタスクはすべて、vSphere Client を使用して実行することもできます。

 

 

仮想マシンの設定を編集

 

仮想マシンを作成したら、物理マシンとまったく同じように、関連付けられたハードウェアを変更できます。

  1. 「linux-micro-01a.corp.local」 を右クリックします。
  2. [Edit Settings] をクリックして、仮想マシンに物理リソースを追加します。

 

仮想マシンの移行


VMware vMotion を使用すると、エンド ユーザーに気づかれることなく、実行中の仮想マシンのライブ マイグレーションを物理サーバー間で実行できます。vMotion は、動的で完全に自動化されたデータセンターを作成するための重要なテクノロジーです。

vMotion には次のようなメリットがあります。


 

vMotion を使用してパワーオン状態の仮想マシンを移行

 

まず、仮想マシンがどこで実行されているのかを確認します。

  1. ナビゲーション ペインで [VMs and Templates] タブがまだ強調表示されていることを確認します。
  2. 「linux-micro-01a」 をクリックします。
  3. コンテキスト ペインで [Summary] タブをクリックします。
  4. この仮想マシンの IP アドレスは 192.168.120.51 であることに注意してください。
  5. 仮想マシンが実行されているホストを確認します。この場合、仮想マシンは 「esx-01a.corp.local」 で実行されています。

 

仮想マシン スナップショットの操作


スナップショットは、スナップショット取得時の仮想マシンの状態とデータを保存します。スナップショットは、以前の仮想マシンの状態に戻す必要があるときに有用です。また、仮想マシンのスナップショットを複数回取得することで、1 つの線形プロセス内に複数のリストア ポイントを作成できます。複数のスナップショットによって、さまざまな種類の作業プロセスに対応する多数のポジションを保存できます。vSphere Web Client の Snapshot Manager では、仮想マシンのスナップショットおよびスナップショット ツリーを作成、管理するための操作が用意されています。これらの操作を使用して、スナップショットの作成、スナップショット階層内のスナップショットのリストア、スナップショットの削除などを実行できます。

仮想マシンのスナップショットでは、次の情報が保存されます。

このレッスンでは、仮想マシンのスナップショットを作成し、仮想マシンのハードウェアと構成の状態に変更を加えた後、vSphere Client の Snapshot Manager を使用して仮想マシンを元の状態に戻します。


 

スナップショットの作成

 

先ほどのレッスンで、vSphere Client で [VMs and Templates] ナビゲーション ペインが開いたままにしてあります。Google Chrome または Web Client を閉じた場合は、vSphere Client で [VMs and Templates] に戻ります。

仮想マシンのスナップショット ウィザードを起動するには、次の手順を実行します。

  1. 「linux-micro-01a」 を探し、その仮想マシンを右クリックします。
  2. [Snapshots] にカーソルを合わせます。
  3. ドロップダウン メニューで [Take Snapshot] を選択します。

 

 

スナップショットの管理

 

スナップショットが作成されている仮想マシンのスナップショット履歴を表示できます。

  1. 「linux-micro-01a」 を探し、その仮想マシンを右クリックします。
  2. [Snapshots] にカーソルを合わせます。
  3. ドロップダウン メニューで [Manage Snapshots] を選択します。

 

 

仮想マシンの再構成: 仮想マシンのパワーオフ

 

仮想マシンをパワーオフします。

  1. 「linux-micro-01a」 を右クリックします。
  2. [Power] にカーソルを合わせてドロップダウン メニューを展開します。
  3. ドロップダウンから [Power Off] をクリックし、ポップ アップ ボックスで [Yes] を選択します。

 

 

スナップショットの管理: 仮想マシンの設定を元に戻す

 

最新のスナップショットを使用して、仮想マシンの CPU およびメモリーの構成を元の状態に戻します。

  1. ナビゲーション ペインで 「linux-micro-01a」 が強調表示されていない場合は、これを選択します。
  2. [Actions] ドロップダウンをクリックします。
  3. [Snapshots] にカーソルを合わせます。
  4. [Revert to Latest Snapshot] をクリックします。

注: [Manage Snapshots] を選択しても同じ結果が得られます。この方法では、複数のスナップショットがある場合に、さらに細かく制御できます。

 

 

ラボのクリーンアップ: スナップショットの削除

 

  1. 「linux-micro-01a」 を探し、その仮想マシンを右クリックします。
  2. [Snapshots] にカーソルを合わせます。
  3. ドロップダウン メニューで [Manage Snapshots] を選択します。

 

 

ラボのクリーンアップ: スナップショットの削除 (続き)

 

  1. [Delete All] ボタンをクリックし、表示されるポップ アップで [OK] をクリックします。
  2. [Done] をクリックします。

 

 

 

ビデオ: VMware vSphere の仮想マシンのスナップショット [英語] (2:32)

このラボでは、以前のハードウェアの状態に仮想マシンを戻すためにスナップショットを使用しました。一般的なユースケースとしては、ソフトウェア パッケージのインストールの前に、仮想マシンのスナップショットを取得することなどが挙げられます。問題が発生した場合は、以前の状態に戻し、インストールを再試行できます。次のビデオでは、仮想マシンのスナップショットの価値についてさらに詳しく説明します。このビデオでは vSphere Web Client を使用していることに注意してください。このクライアントがどのようなものか確認する機会でもあります。これらのタスクはすべて、vSphere Client を使用して実行することもできます。

 

仮想マシンのクローニングおよびテンプレートの使用


VMware では、vSphere 仮想マシンをプロビジョニングする方法が複数用意されています。1 つ目の方法として、1 つの仮想マシンを作成してオペレーティング システムをインストールした後で、ほかの仮想マシンをクローン作成するための基本イメージとしてその仮想マシンを使用します。仮想マシンをクローン作成することで、同じような仮想マシンを多数導入する場合に時間を節約できます。1 つの仮想マシンをベースにして、ソフトウェアの作成、構成、インストールを実行できます。各仮想マシンを個別に作成して構成するのではなく、繰り返しクローン作成できます。

もう 1 つのプロビジョニングの方法として、仮想マシンをテンプレートとしてクローン作成します。テンプレートとは、仮想マシンの作成およびプロビジョニングに使用できる、仮想マシンのマスター コピーです。テンプレートを作成すると役に立つのは、単一のベースラインから複数の仮想マシンを導入し、各システムを互いに独立してカスタマイズする場合です。テンプレートの使用に共通するバリュー プロポジション (価値提案) は、時間の節約です。頻繁にクローン作成する仮想マシンがある場合は、その仮想マシンをテンプレートにして、そのテンプレートから仮想マシンを導入します。

このレッスンでは、既存の仮想マシンをテンプレートとしてクローン作成し、そのテンプレートから新しい仮想マシンを導入します。


 

テンプレートとしての仮想マシンのクローン作成

 

ナビゲーション ペインで [VMs and Templates] タブがまだ表示されているはずです。

  1. 「linux-micro-01a」 を探し、その仮想マシンを右クリックします。
  2. [Clone] にカーソルを合わせます。
  3. [Clone to Template] を選択します。

 

 

仮想マシンをテンプレートから展開

 

  1. テンプレート [Tiny Linux Template] を右クリックします。
  2. [New VM from This Template...] をクリックします。

 

 

クリーンアップ: TinyLinux-VM のパワーオフ

 

仮想マシンをパワーオフします。

  1. TinyLinux-VM を右クリックします。
  2. [Power] にカーソルを合わせてドロップダウン メニューを展開します。
  3. ドロップダウンから [Power Off] をクリックし、ポップ アップ ボックスで [Yes] を選択します。

 

 

ビデオ: VMware vSphere での仮想マシンのクローン作成およびテンプレート [英語] (4:04)

vSphere のクローン作成およびテンプレートに関するそのほかの機能については、次のビデオをご覧ください。このビデオでは vSphere Web Client を使用していることに注意してください。このクライアントがどのようなものか確認する機会でもあります。これらのタスクはすべて、vSphere Client を使用して実行することもできます。

 

ストレージの抽象化による管理の効率化と制御の向上



 

vSphere ストレージの概要

次のレッスンでは、vSphere で使用できるさまざまなタイプのストレージの概要を説明します。vSphere Hypervisor (ESXi) は、ホスト レベルでのストレージの仮想化を提供します。これは、仮想マシンから物理ストレージ レイヤーを論理的に抽象化するものです。

vSphere 仮想マシンは、仮想ディスクを使用して、オペレーティング システムやプログラム ファイルのほか、仮想マシンのアクティビティに関連するデータを格納します。仮想ディスクとは、1 つの大きな物理ファイル、または複数のファイルのセットで、ほかのファイルと同様に簡単にコピー、移動、アーカイブ、バックアップができます。仮想マシンは、複数の仮想ディスクで構成できます。

仮想マシンは、仮想ディスクにアクセスするために仮想 SCSI コントローラーを使用します。仮想コントローラーには、BusLogic Parallel、LSI Logic Parallel、LSI Logic SAS、VMware Paravirtual などがあります。仮想マシンから認識およびアクセスできる SCSI コントローラーは、これらのタイプのコントローラーだけです。

各仮想ディスクは、vSphere Virtual Machine File System (VMFS) データストア、または物理ストレージ上に展開されている NFS ベースのデータストアにあります。仮想マシン側から見ると、各仮想ディスクは SCSI コントローラーに接続されている SCSI ドライブであるかのように見えます。実際の物理ストレージ デバイスへのアクセスが、パラレル SCSI、iSCSI、ネットワーク、ファイバ チャネルを経由しているのか、またはホスト上の FCoE アダプタを経由しているのかは、仮想マシンで実行されているゲスト OS およびアプリケーションからは認識されません。

vSphere のストレージ管理プロセスは、vSphere ESXi の割り当て前に、ストレージ管理者が別のストレージ システムに割り当てたストレージ領域で開始されます。vSphere は、ローカルとネットワークの 2 つのタイプのストレージをサポートします。その両方について、これ以降のページで詳しく説明します。

 

 

データストアの構成を表示

このラボでは、仮想インフラストラクチャで使用されるストレージに関する詳細情報をどこで調べることができるのかについて説明します。

 

 

仮想化ストレージに関する頻出用語

このレッスンでは、いくつかの頻出用語の概要を説明します。

 

ストレージの管理


vRealize Operations Manager には、ストレージの管理をサポートするさまざまなツールが用意されています。環境に問題がある場合にそれを識別するアラート、環境をプロアクティブに監視できるダッシュボード、完全にカスタマイズ可能な組み込みのレポートがあります。


 

Windows のクイック起動タスク バーから Chrome ブラウザーを起動

 

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします。

 

 

vRealize Operations Manager にログイン

 

  1. Google Chrome のブックマークから 「vROps」 をクリックします。接続先が 「vrops-01a.corp.local」 であることを確認します。
  2. [Authentication Source] が [Local Users] に設定されていることを確認します。
  3. [User name] フィールドに 「admin」 と入力します。
  4. [Password] フィールドに 「VMware1!」 と入力します。
  5. [Log in] ボタンをクリックします。

注: このラボで使用するすべてのユーザー認証情報は、デスクトップにある README.TXT ファイルに記載されています。

 

 

ダッシュボードへ移動

 

  1. [Home] ドロップダウン メニューをクリックします。
  2. [Dashboards] をクリックします。

 

  1. [All Dashboards] ドロップダウン メニューをクリックします。
  2. [Operations] チェック ボックスをオンにします。

 

 

vSphere データストア ダッシュボード

 

vRealize Operations には、ストレージを含むインフラストラクチャを管理するために使用できるさまざまなダッシュボードがあります。

  1. [Dashboards] リストで、[Datastore Usage Overview] をクリックします。

 

 

vSAN のネイティブ管理

 

vSAN 管理は vRealize Operations Manager の最新バージョンとネイティブで統合されています。

  1. このラボ環境では vSAN を使用しませんが、[vSAN Operations Overview] または [Optimize vSAN Deployments] をクリックすると、使用されている vSAN クラスターの管理に役立つ重要な情報が表示されます。

vRealize Operations Management Pack for Storage Devices (MPSD) を Advanced Edition または Enterprise Edition の vRealize Operations Manager にインストールすると、ストレージ環境の可視性を高めることができます。この管理パックは、VASA プロバイダを備えたストレージ デバイスに接続できます。また、SMI-S を使用する、Brocade 社または Cisco 社の SAN/NAS スイッチとも接続可能です。パフォーマンス データは、ホスト バス アダプタ (HBA)、NIC、仮想マシン、SAN/NAS スイッチから収集されます。

MPSD により、ストレージ環境を可視化できます。共通プロトコルを使用して、ストレージ デバイスからパフォーマンスおよび健全性のデータを収集できます。事前定義されたダッシュボードで仮想マシンからストレージ ボリュームへのパスを追跡し、そのパス上にある問題を特定することができます。ベンダーのハードウェア ストレージ管理パックを追加でインストールしない限り、ストレージ パスを超えての可視性は提供されませんが、これらのパックを使用する場合も Advanced Edition または Enteprise Edition の vRealize Operations Manager が必要です。MPSD のメリットの一部を紹介します。

注: 管理パックを使用することで vRealize Operations Manager を拡張できます。インフラストラクチャ コンポーネントに関連する管理パックを使用するためには、Advanced Edition または Enterprise Edition の vROps が必要です。SQL や Oracle など向けのアプリケーション レベルの管理パックもあります。アプリケーション レベルの管理パックを使用するためには、Enterprise Edition の vROPs が必要です。

 

仮想インフラストラクチャの構築と管理: スケールアウト


vSphere with Operations Management は、小規模な環境に適しているだけでなく、大企業の要求に合わせたスケール アップが可能です。スケール アップおよびスケール アウト アーキテクチャを使用すると、vSphere with Operations Management を環境に合わせて拡張できます。柔軟なアーキテクチャによって、地理的に分散した環境に展開が可能です。


 

vCenter Server: 構成の上限

注:vSphere v6 の構成の上限」 のリンクをクリックすると、現在の上限の完全な一覧が表示されます。将来のリリースについてのガイダンスは GA (General Availability) で提供されます。

 

 

ビデオ: vRealize Operations: アーキテクチャの概要 [英語] (3:30)

 

 

vRealize Operations Manager: 構成の上限

vRealize Operations (vROps) は、環境の最大規模に合わせて拡張可能なクラスターおよびノードのアーキテクチャを提供します。

注: 構成の上限は vRealize Operations v6.1 および v6.2 に適用されます。将来のリリースについてのガイダンスは GA (General Availability) で提供されます。

 

 

ビデオ: vRealize Operations: スケーラビリティ [英語] (3:03)

 

まとめ


このモジュールでは、世界中の仮想化管理者が毎日実行する多くの日常的な管理タスクについて説明しました。仮想マシンの作成、編集、管理を行うさまざまな方法について学習しました。また、仮想マシンで活用できるさまざまなタイプのストレージや、vSphere with Operations Management で提供される、ストレージのモニタリングに役立つツールについても学習しました。最後に、vSphere のスケーラビリティについて説明しました。

このモジュールをご利用いただきありがとうございました。vSphere 6.5 の使用方法についてご理解いただけましたでしょうか。最後にアンケートにご協力ください。


 

モジュール 5 の終了

モジュール 5 はこれで終了です。

vSphere with Operations Management の管理の詳細については、次の方法でご覧いただけます。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。

 

 

 

実習ラボの終了方法

 

これが受講する最後のモジュールである場合は、[終了] ボタンをクリックしてラボを終了できます。

 

モジュール 6: vCenter のアップグレード (30 分)

はじめに


このモジュールは次のレッスンで構成されています。


vCenter のアップグレード


vSphere では、vSphere 環境をアップグレードするためのオプションが多数用意されています。vSphere のアップグレードを正常に完了するためには、アップグレード オプション、アップグレード プロセスに影響を与える構成の詳細、タスクの順序について理解する必要があります。このモジュールでは、標準のアップグレード ワークフローを使用して vCenter Server を最新バージョンにアップグレードする方法を説明します。環境をアップグレードするのに必要な時間を考慮して、各アップグレード方法の説明にとどめます。


 

vCenter Server のアップグレード プロセスの概要

VMware では、vCenter Server 6.5 にアップグレードするためのオプションを多数用意しています。

導入の目標と要件にもっとも適した方法を使用して、vCenter Server バージョン 5.5 またはバージョン 6.0 のインストール環境をバージョン 6.5 にアップグレードまたは移行できます。vCenter Server 5.1 およびそれ以前のバージョンから vCenter Server 6.5 には直接アップグレードできません。先に vCenter Server バージョン 5.5 または 6.0 にアップグレードする必要があります。

 

 

vCenter Server の概要レベルでのアップグレード タスク

 

アップグレードの種類を選択します。

 

 

vCenter Server でサポートされるアップグレード方法

Windows が稼働する物理サーバー上で vCenter を実行する予定である場合、vCenter を実行するのに必要な要件をハードウェアが満たしていることを確認します。

 

 

vCenter Server のコンポーネントおよびサービス

vCenter Server 6.5 は、仮想マシンとホストの管理、操作、リソースのプロビジョニング、パフォーマンス評価のための一元的なプラットフォームを提供します。

Platform Services Controller が組み込まれた vCenter Server にアップグレードする場合、または Platform Services Controller が組み込まれた vCenter Server Appliance にアップグレードする場合、vCenter Server、vCenter Server のコンポーネント、Platform Services Controller に含まれるサービスが、同じシステムに導入されます。

外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server にアップグレードする場合、または外部 Platform Services Controller を使用する vCenter Server Appliance を導入する場合、vCenter Server および vCenter Server のコンポーネントが 1 つのシステムに導入され、Platform Services Controller に含まれるサービスは別のシステムに導入されます。

次のコンポーネントは、vCenter Server および vCenter Server Appliance のインストール環境に含まれます。

 

 

vCenter Server のアップグレードにおける互換性

vCenter Server へのアップグレードは、データセンターのほかのソフトウェア コンポーネントに影響を与えます。vCenter Server 6.5 は、その次のバージョンの ESXi を含む同じクラスター内で、ESXi バージョン 5.5 または 6.0 のホストを管理できます。vCenter Server の次のメジャー リリースでは、ESXi 5.1 またはそれ以前のバージョンのホストを管理できません。 

このモジュールで最初に言及したように、vCenter Server 5.1 およびそれ以前のバージョンから vCenter Server 6.5 にはアップグレードできません。先に vCenter Server バージョン 5.5 または 6.0 にアップグレードする必要があります。

 

まとめ


このモジュールでは、旧バージョンの vSphere から vSphere 6.5 にアップグレードするときの考慮事項の一部について説明しました。


 

モジュール 6 の終了

モジュール 6 はこれで終了です。

vSphere 6.5 のアップグレードの詳細については、次の方法でご覧いただけます。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。

 

 

 

実習ラボの終了方法

 

これが受講する最後のモジュールである場合は、[終了] ボタンをクリックしてラボを終了できます。

 

モジュール 7: vCenter Server Appliance への移行 (30 分)

はじめに


このモジュールは次のレッスンで構成されています。


ハンズオン ラボ: 対話型シミュレーション: vCenter Server Appliance への移行


このモジュールの目的は、ローカルの SQL Server データベースを外部の Windows シングル サインオン (SSO) サーバーに接続している Windows vCenter Server 5.5 を、vPostgres 埋め込みデータベースを外部の Platform Services Controller (PSC) に接続した新しい vCenter Server Appliance (vCSA) にアップグレードおよび移行する方法を実演することです。

この手順は、Migration Assistant for vSphere 6.5 を使用して実行できます。このツールは、ソース Windows vCenter Server および Windows シングル サインオン サーバーそれぞれで個別に開始します。

注: VMware では最近、vCenter Server 移行ツール: vSphere 6.0 Update 2m を発表しました。これは、このモジュールで扱う Migration Assistant for vSphere 6.5 とは別のリリースです。VMware では 2013 年に、毎年開催される Fling コンテストで受賞したアイデアに基づいて VCS to VCVA Converter Fling をリリースしました。この VCS to VCVA Converter Fling を使用すると、構成、インベントリ、履歴データ、ID を含む Windows vCenter Server 5.5 全体を vCenter Server Appliance 5.5 に移行することができます。VCS to VCVA Converter Fling では End-to-End の移行ツールに対するニーズには対応できましたが、機能のサブセットともにリリースされました。これにより、Fling を迅速に提供し、お客様のフィードバックを得ることができました。VMware は、VCS to VCVA Converter Fling から得た教訓を生かしてさらに機能の改善と追加を行い、その結果 vSphere 6.0 Update 2m がリリースされました。

この 2 つのリリースの重要な違いは、Migration Assistant for vSphere 6.5 を使用して vSphere Update Manager 5.5 および 6.0 を vCenter Server Appliance 6.5 にアップグレードおよび移行できることです。これは、vSphere Update Manager が vCenter Server Appliance バージョン 6.5 で実行されるためです。


 

移行プロセスの概要

外部 SSO を使用する Windows vCenter を、外部 Platform Services Controller を使用する新しい vCenter Server Appliance に移行する手順は、2 段階のプロセスになります。このプロセスでは、[Configuration, events, tasks, and performance metrics] を選択した場合、すべてのデータを新しい vCenter Server Appliance に移行できます。これはオプションであり、移行が完了するまでの時間に影響する可能性があります。

このツールがリリースされる以前は、このような手動の移行により新しい Universal Unique Identifier (UUID) と新しい Managed Object Reference (MoRef) ID が作成される結果となり、外部アプリケーションについて課題が生じます。

この vCenter Server Appliance への移行プロセスを構成する (ソースごとに) 2 つの段階:

• 第 1 段階: 新しいアプライアンスおよび OVF の導入

• 第 2 段階: アプライアンス サーバーの設定

このラボ環境で vCenter Server Appliance への移行をライブで実行するには必要な時間とリソースがかかりすぎるため、このシミュレーションで各段階を紹介します。

1. ここをクリックして対話型シミュレーションを表示します。新しいブラウザー ウィンドウまたはタブでシミュレーションが表示されます。

2. 終了したら、[Return to the lab] リンクをクリックするか、ウィンドウを閉じて、このラボを続行してください。

 

まとめ


このモジュールでは、vSphere 6.5 に移行するための移行プロセスを順番に説明しました。組み込みの移行ツールによって、旧バージョンの vSphere と比べてプロセスが大幅に簡素化されています。


 

モジュール 7 の終了

モジュール 7 はこれで終了です。

vCenter Server Appliance への移行の詳細については、次の方法でご覧いただけます。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。

 

 

 

実習ラボの終了方法

 

これが受講する最後のモジュールである場合は、[終了] ボタンをクリックしてラボを終了できます。

 

モジュール 8: 高可用性とビジネス継続性 (60 分)

はじめに


このモジュールは次のレッスンで構成されています。


vCenter Server High Availability の概要


vCenter の次のリリースでは、ハードウェアの障害から vCenter Server の導入環境を保護するためのネイティブのオプションが提供されます。

High Availability (HA) を使用するためには、保護の対象とする vCenter Server アクティブ ノードのほかに、vCenter Server パッシブ ノードおよびウィットネス ノードをセットアップする必要があります。vCenter Server HA により、高可用性に関する操作性が大幅に向上します。このラボでは、vCenter Server HA について説明します。


 

vCenter Server High Availability

 

High Availability をセットアップするためには、保護の対象とする vCenter Server アクティブ ノードのほかに、vCenter Server パッシブ ノードおよびウィットネス ノードをセットアップする必要があります。これらは vCenter Server HA クラスターの 3 種類のノードです。

 

 

vCenter Server HA の基本ワークフローと詳細ワークフロー

vCenter server HA を導入するワークフローには、基本と詳細の 2 つがあります。基本ワークフローは、vCenter Server が自己調整可能な場合 (つまり vCenter Server 自体が実行されているホストを vCenter Server で管理している場合) や、vCenter Server が同じ SSO ドメインに属している別の管理 vCenter Server で実行されている場合など、ほとんどの状況で使用できます。このワークフローは、その名のとおり非常にシンプルで、パッシブ ノードとウィットネス ノードを自動的に作成します。また、ターゲット クラスターで DRS が有効になっている場合は DRS 非アフィニティ ルールを作成し、Storage DRS が有効になっている場合はそれを使用して初期配置を行います。このワークフローには、ユーザーがノードごとに特定のターゲット ホスト、データストア、ネットワークを選択できるなど、ある程度の柔軟性があります。しかし基本的に、vCenter Server High Availability クラスターの運用を簡単に開始できることを念頭に置いています。

もう 1 つの方法は詳細ワークフローです。このワークフローは、アクティブ、パッシブ、ウィットネスの各ノードを、同じ SSO ドメインに属していない別のクラスター、vCenter Server、またはデータセンターに展開する場合に使用できます。このプロセスでは、パッシブ ノード用とウィットネス ノード用にソース vCenter Server インスタンスを管理者が手動でクローン作成し、その後で適切な IP アドレスを設定して目的の場所にこれらのノードを配置する必要があります。基本ワークフローと比較すると複雑なプロセスですが、柔軟な設定を必要とするお客様に適しています。

 

この図では、vCenter Server High Availability を有効にするために基本ワークフローまたは詳細ワークフローを使用するケースを分類しています。この 2 つのワークフローで得られる結果は同一であることを念頭に置いてください。詳細ワークフローを使用することで使用可能になる追加機能はありません。vCenter Server HA を有効にする方法として基本ワークフローは非常に容易であるため、可能な場合には常に基本ワークフローを使用してください。詳細ワークフローを実行する場合は作業がかなり多くなります。

 

 

vCenter Server High Availability の詳細情報

VCHA の詳細については、この Lightboard ビデオを参照してください。また、次のレッスンで、VCHA の構成をシミュレーションを通じて説明します。

 

vCenter Server Appliance: Platform Services Controller High Availability (PSC HA)


vCenter Server Appliance 6.5 には、ハードウェア、ホスト、vCenter Server Appliance サービスの障害から vCenter Server の導入環境を保護するためのネイティブのオプションが導入されています。 

Platform Services Controller (PSC) は High Availability をネイティブにサポートしていますが、外部の Platform Services Controller を High Availability 向けに構成する場合は、外部ロード バランサーが必要です。このラボでは、vCenter Server Appliance での High Availability の構成に関する対話型シミュレーション (iSIM) を用意しました。Platform Services Controller を High Availability 向けに構成することは高度なタスクであるため、この構成については、基本的なアーキテクチャ情報のみが提供されています。


 

Platform Services Controller High Availability (PSC HA)

これ以降の数ページでは、vCenter Server High Availaibility の構成について対話型シミュレーション (iSIM) を行いますが、旧バージョンの vSphere Web Client が使用されています。このため、シミュレーションで vCenter Server をクリックした後は、新しいバージョンにある [Configuration] タブではなく、[Manage] タブをクリックすることに注意してください。vSphere Web Client の旧バージョンと新バージョンでは、名前が異なっていたり、ページの内容が異なっていたりする場合があります。しかし、セットアップの手順は基本的に同じです。

 

また、Platform Services Controller High Availability (PSC HA) も提供されています。Platform Services Controller (PSC) インフラストラクチャで High Availability (HA) を使用するためには、サードパーティ製ロード バランサーを使用する必要があります。 

PSC は DNS のように動作するため、vCenter は、すべての Platform Services Controller がドメインのどこにあるかを把握しています。Platform Services Controller サービスで障害が発生した場合、vCenter は、次の Platform Services Controller に自動的にフェイルオーバーします。上の図は、これがどのように行われるかを示しています。大きな矢印は、vCenter がアフィニティを持っている対象 (インストール先) を示しています。Platform Services Controller で障害が発生した場合、vCenter は、点線で示されているように別の Platform Services Controller にフェイルオーバーできます。

高可用性モードは、vCenter と Platform Services Controller がすべて同じ機能レベル (すべてが同じメジャー ビルド レベル) にある場合に実現されます。混合モードで運用することも可能ですが、PSC HA は機能しません。

vCenter Server Appliance 6.5 とともに Platform Services Controller 向けに High Availability を構成する方法の詳細については、VMware ナレッジベースの記事を参照してください。

: ラボのマニュアル内のリンクは参照用であり、ハンズオン ラボの環境はインターネットに接続されていない場合があります。したがって、ほとんどの場合、リンクにはアクセスできませんが、Web アドレスをメモしたり、携帯電話のカメラで写真を撮ったりすることによって、リンクを保存できます。

 

 

vSphere Web Client (最新バージョン)

 

: このレッスンでは、スクリーン キャプチャを参照するだけで、現在作業中のラボ環境を実際に見たり操作したりすることはありません。

vSphere Web Client のバージョンによって、メイン コンテンツ ペインのタブやボタンの名前が多少異なっている場合があります。このレッスンでは、vCenter Server High Availability の構成について考えます。

  1. vCenter Server High Availability の構成セクションにアクセスするには、[Configure] タブ (旧バージョンでは [Manage] タブ) を使用します。
  2. [vCenter HA] をクリックしてから、[Configure] ボタン (旧クライアントでは [New Configuration] ボタン) をクリックします。

 

 

vSphere Web Client (旧バージョン)

 

この後で行う対話型シミュレーション (iSIM) では、ラボ環境にある現在のバージョンではなく、旧バージョンの vSphere Web Client を使用します。

  1. シミュレーションでは、vCenter Server をクリックしてから、[Manage] タブ (新クライアントでは [Configure] タブ) をクリックします。
  2. 次に、[vCenter HA] を選択し、[New Configuration] ボタン (新クライアントでは [Configure] ボタン) をクリックして、High Availabiltiy の構成を開始します。

 

 

ハンズオン ラボ: 対話型シミュレーション (iSIM): vCenter Server High Availability

これから対話型シミュレーション (iSIM) を開始します。このシミュレーションでは、vCenter Server High Availability の構成について説明します。対話型シミュレーション (iSIM) が完了したら、ラボ マニュアルのこのページに戻って、このモジュールでの作業を続行してください。

対話型シミュレーション (iSIM): vCenter Server High Availabilityここをクリックして対話型シミュレーション (iSIM) を開始

: 現在のビデオは、vSphere Web Client の旧バージョンを使用して録画されています。そのため、vSphere Web Client の最新バージョンとは、タブ名や画面が多少異なっている場合があります。また、対話型シミュレーション (iSIM) では、テキスト フィールドに入力が必要な場合、実際にテキスト フィールドに入力しようとしても、決まったテキストしか入力されないようになっています。

 

 

vCenter Server Appliance と Platform Services Controller High Availability の概要: 完了

ここでは、外部 Platform Services Controller の High Availaibity 向けの設定に関連したアーキテクチャの概要を紹介しましたが、個別のニーズに基づいて vSphere 環境を設計する理由と方法については、vCenter Server アーキテクチャのオプションが参考になるでしょう。

 

ネットワーク コンポーネントの障害に対する耐障害性のデモ


このラボでは、VMware vSphere Web Client を使用して、ネットワーク障害からシステムを保護するためにネットワーク冗長性を有効にして構成する方法について紹介します。


 

Windows のクイック起動タスク バーから Chrome ブラウザーを起動

 

  1. Windows のクイック起動タスク バーで [Chrome] アイコンをクリックします。

 

 

vCenter にログイン

 

 

はじめにラボの状態と Platform Services Controller の構成を確認します。

RegionA vCenter にログインし、期待どおりに動作していることを確認します。

  1. [Favorites] バーのリンク [RegionA vCenter] をクリックします。
  2. [Use Windows session authentication] チェック ボックスをオンにします。
  3. [Login] をクリックします。

 

 

[Hosts and Clusters] へ移動

 

  1. まず、[Home] ボタンを選択します。
  2. [Hosts and Clusters] を選択します。

 

 

チーミングとフェイルオーバーの仮想スイッチを確認

 

  1. [Networking] ナビゲーション タブが選択されていることを確認します。
  2. [VM-RegionsA01-vDS-COMP] をクリックします。
  3. [Configure] タブを選択します。
  4. [Settings] セクションの [Policies] をクリックします。
  5. [VM Network] ポートグループの [Teaming and Failover] の構成を確認します。

ここでは、[Route based on originating virtual port] ポリシーを使用して、利用可能なすべてのアップリンクにネットワーク トラフィックを分散させるようにポートグループが構成されていることがわかります。この構成では、リンクがレイヤー 2 のレベルでダウンしていると宣言された場合のみ、ネットワーク障害が検出されます。また、障害後にアップリンクが再びオンラインに復帰した場合、そのアップリンクはネットワーク チームに自動的に追加されることがわかります。

 

 

 

vSphere Web Client を使用すると、たとえば仮想マシンで使用されているネットワーク インターフェイスを簡単にトレースすることができます。この場合、仮想マシン html5-app のネットワーク トラフィックは、vmnic0 と vmnic1 を通じてルーティングされています。

 

vSphere Replication


VMware vSphere Replication は、vSphere 仮想マシンに対応した、ハイパーバイザー ベースの非同期レプリケーション ソリューションです。このソリューションは VMware vCenter Server および vSphere Web Client と完全に統合されています。vSphere Replication は、柔軟で、信頼性が高く、費用対効果に優れたレプリケーションを提供し、環境内のすべての仮想マシンのデータ保護とディザスタ リカバリを可能にします。

VMware のビジネス継続性とディザスタ リカバリ (BC/DR) のソリューションにより、自動化、効率、データ保護、そして組織のエンタープライズ レベルの BC/DR 戦略の検証が促進されます。Site Recovery Manager (SRM) を使用することでダウンタイムの削減、アプリケーションやサービスの可用性の向上を実現する方法をご確認ください。

Site Recovery Manager (SRM) と vSphere Replication をさらに深く理解するには、「HOL-1805-01-SDC: Site Recovery Manager を使用したデータセンターの移行とディザスタ リカバリ」 ラボを受講してください。


まとめ


このモジュールでは、さまざまなユースケースやシナリオで仮想インフラストラクチャの可用性を維持するために利用できるツールと機能について説明しました。vCenter Server Appliance については新しい High Availability 機能を紹介しました。また、障害に対するネットワークの保護について説明し、さらに高度なビジネス継続性およびディザスタ リカバリのトピックにも触れました。


 

モジュール 8 の終了

モジュール 8 はこれで終了です。

高可用性およびビジネス継続性の詳細については、次の方法でご覧いただけます。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。

 

 

 

実習ラボの終了方法

 

これが受講する最後のモジュールである場合は、[終了] ボタンをクリックしてラボを終了できます。

 

Conclusion

Thank you for participating in the VMware Hands-on Labs. Be sure to visit http://hol.vmware.com/ to continue your lab experience online.

Lab SKU: ManualExport-HOL-1811-02-SDC.zip

Version: 20171028-082246