VMware Hands-on Labs - HOL-1731-SDC-1_JA


実習ラボの概要: HOL-1731-SDC-1: vSAN 6.5 の新機能

実習ラボのガイダンス


注: この実習ラボの所要時間は 90 分以上を想定しています。1 回の実習時間あたり 2 ~ 3 モジュールを目安に学習してください。 モジュールは相互に独立しているため、どのモジュールの先頭から開始することもでき、どの順序で進めることもできます。各モジュールには、目次から直接移動できます。

目次を表示するには、実習ラボ マニュアルの右上の [目次] をクリックします。

実習ラボの概要:

 この実習ラボの目的は、VMware vSAN の基本について理解を深めることです。この自習ラボは 5 つのモジュールに分かれており、各モジュールでは VMware vSAN の設定、機能の有効化、トラブルシューティングなどに関連する重要なステップを中心に学習することができます。各モジュールは複数のレッスンで構成され、各レッスンでは特定のトピックについて詳しく説明します。モジュールの内容は相互に独立しているため、どの順序でも進めることができます。

実習ラボのモジュールのリスト:

 実習ラボ責任者:

次のスタッフからの助言とサポートに謝意を表します。

この実習ラボ マニュアルは、次のハンズオン ラボ ドキュメント サイトからダウンロードできます。

[http://docs.hol.vmware.com]

この実習ラボは、英語以外の言語でも提供されています。言語設定を変更して翻訳版のマニュアルを実習ラボで使用する手順については、次のドキュメントを参照してください。

http://docs.hol.vmware.com/announcements/nee-default-language.pdf


 

メイン コンソールの表示位置

 

  1. 図の赤枠で囲まれた領域がメイン コンソールです。 実習ラボ マニュアルは、メイン コンソールの右側のタブに表示されます。
  2. 実習ラボによっては、左上のタブに別のコンソールが用意されていることがあります。その場合、実習ラボ マニュアルの説明に従って、指定されたコンソールを開いてください。
  3. 実習ラボを開始すると、90 分のタイマーが表示されます。 このラボで行った作業内容は保存できません。 すべての作業は、実習ラボ セッション内に完了してください。 必要であれば、[EXTEND] をクリックして時間を延長できます。 VMware イベントでご使用の場合は、実習ラボの時間を 2 回まで、最大 30 分延長できます。 [EXTEND] を 1 回クリックすると、時間が 15 分間延長されます。 VMware イベント以外でご使用の場合は、実習ラボの時間を最大 9 時間 30 分延長できます。[EXTEND] を 1 回クリックすると、時間が 1 時間延長されます。

 

 

Windows アクティベーションに関するウォーターマーク

 

実習ラボを初めて開始したとき、Windows がアクティベーションされていないことを知らせるウォーターマークがデスクトップに表示される場合があります。 

仮想化の大きなメリットの 1 つが、仮想マシンを任意のプラットフォームに移動して実行できることです。 ハンズオン ラボは、このメリットを活用して複数のデータセンターから実行できるようになっています。 ただし、データセンターによってプロセッサのタイプが異なることがあり、そのような場合、インターネット経由で Microsoft 社のアクティベーション チェックが行われます。

VMware とハンズオン ラボは Microsoft 社のライセンス要件に完全に準拠しているので、安心してご利用ください。 この実習ラボは自己完結型ポッドであり、Windows のアクティベーション チェックに必要なインターネットへのフル アクセス権限がありません。 インターネットにフル アクセスしないと、アクティベーション チェックの自動プロセスに失敗します。このようなウォーターマークが表示されるのはそのためです。

これは表面上の問題であり、実習ラボには影響しません。 

 

 

キーボード以外の方法によるデータ入力

このモジュールでは、メイン コンソールでテキストを入力します。複雑なデータを入力する場合、キーボードから直接入力する以外に、次の 2 つの方法があります。

 

 

クリック アンド ドラッグによるコピー

実習ラボ マニュアルに記載されているテキストやコマンド ライン インターフェイス (CLI) のコマンドをクリック (選択) し、メイン コンソールのアクティブ ウィンドウまで直接ドラッグできます。 

 

 

オンラインの国際キーボードを使用する

 

キーボード配列によっては、特定の文字や記号が入力しにくいことがあります。そのような場合、メイン コンソールに、オンラインの国際キーボードを表示して使用すると便利です。

  1. 国際キーボードを表示するには、Windows のクイック起動タスク バーで、キーボードのアイコンをクリックします。

 

 

アクティブなコンソール ウィンドウをクリック

 

この例では、E メール アドレスで使用される 「@」 記号をオンライン キーボードから入力します。US 配列のキーボードで 「@」 記号を入力するには、 + 2>キーを押します。

  1. アクティブなコンソール ウィンドウを 1 回クリックします。
  2. キーをクリックします。

 

 

@>キーをクリック

 

  1. @>キーをクリックします。

アクティブなコンソール ウィンドウに @ 記号が入力されました。

 

 

画面右下でラボの準備完了を確認

 

画面の右下の [Lab Status] にラボの準備状況が表示されます。表示が [Ready] になるまでお待ちください。これには数分間かかることがあります。

5 分経過しても [Ready] にならない場合は、サポートにお問い合わせください。

 

Module Switcher


Module Switcher を使用すると、実習ラボにすばやく移動して、関心のあるモジュールから学習を始めることができます。

実習ラボを終了してもう一度やり直す場合を除き、実行中のモジュールより前のモジュールに 「戻る」 ことはできませんのでご注意ください(たとえば、モジュール 4 を開始した場合、Module Switcher を使用してモジュール 1 ~ 3 のいずれかを開始することはできません)。


 

Module Switcher の使用

 

デスクトップ ショートカットから Module Switcher にアクセスできます。

詳細な使用手順は、Module Switcher が必要な各モジュールの 「実習の準備」 セクションに記載されています。

 

Control Center ブラウザ言語設定(日本語)

Google Chrome ブラウザ言語設定(日本語表示)


vSphere Web Client はブラウザベースです。日本語表示にする為には、ブラウザの言語設定を日本語に設定します。

なお、vSphere Web Client 以外の一部ツールでは英語表記となります。これはハンズオンラボ環境特有のものです。


 

Google Chrome の起動

 

Google Chrome を起動します。

 

 

Google Chrome のメニューを開く

 

ブラウザウィンドウ右上のメニューを開きます。

 

 

Google Chrome の設定画面を開く

 

[Settings] をクリックします。

 

 

Google Chrome の詳細設定を表示

 

1. 画面を下へスクロールします。

2. [Show advanced settings...] をクリックします。

 

 

Google Chrome の言語と入力の設定

 

画面を下へスクロールし、[Language and input setting...] をクリックします。

 

 

Google Chrome の言語と入力の設定

 

[Add] をクリックします。

 

 

Google Chrome の言語と入力の設定

 

1. プルダウンから [Japanese - 日本語] を選択します。

2. [OK] をクリックします。

 

 

Google Chrome の言語と入力の設定

 

1. 左側 [Languages] 内の [Japanese] を一番上までドラッグで移動させます。

2. [Done] をクリックします。

3. Google Chrome ブラウザを再起動します。

 

モジュール 1: vSAN 6.5 のセットアップと有効化 (15 分) (初心者向け)

はじめに


VMware vSAN の概要

vSAN は VMware が提供するストレージ ソリューションで、2013 年にベータ版がリリースされ、2014 年 3 月から一般公開されました。2016 年 11 月現在の最新バージョンは 6.5 です。vSAN は vSphere と完全に統合されています。これはオブジェクト ベースのストレージ システムであり、vSphere 管理者が仮想マシンのストレージの配置を簡単に決定できるようにすることを目的とした仮想マシン ストレージ ポリシーのプラットフォームです。vSphere High Availability (HA)、vSphere Distributed Resource Scheduler (DRS)、vMotion などの vSphere の主要機能を完全にサポートし、これらの機能と連携します。

このモジュールは次のレッスンで構成されています。


レッスン 1:vSAN の概要/新機能について


演習を開始する前に、vSAN について説明します。


 

VMware vSAN の概要

vSphere のコンポーネントである vSAN はハイパーバイザーを拡張し、サーバー内蔵型ストレージ リソースをプール化および抽象化します。これは、vSphere がコンピューティング リソースをプール化し、抽象化する方法とほぼ同じです。従来の外部ストレージ アレイに比べてはるかにシンプルで、費用対効果も高くなるように設計されています。vSphere のユーザーは短時間で vSAN を理解し、生産性を向上させることができます。

vSAN は vSphere と完全に統合され、Distributed Resource Scheduler (DRS)、High Availability (HA)、vMotion などの一般的な vSphere 機能のほとんどをサポートしています。vSAN は vRealize Suite とも統合されています。

管理者は、ストレージ ポリシーを定義し、仮想マシンに割り当てます。ストレージ ポリシーでは、可用性、パフォーマンス、およびプロビジョニングに関する要件 (例: シン プロビジョニング) を定義します。仮想マシンがプロビジョニングされると、vSAN によってストレージ ポリシーが解釈され、基盤のストレージ デバイスがポリシーを満たすように自動的に構成されます (例: RAID 1)。ストレージ ポリシーに変更を加えた場合も、リソースが新しいポリシーを満たすように vSAN によって自動的に再構成されます。

主なポイント:

技術的な特長:

 

 

 

お客様のメリット

シンプル

vSAN は、従来のストレージ ソリューションに比べて、インストールや日々の運用が非常にシンプルです。ストレージは、vSphere の管理環境をシームレスに拡張する形で表されます。ポリシー ベースの管理により、仮想マシン向けのストレージ サービスのプロビジョニングが大幅に簡素化されます。

優れたパフォーマンス

vSAN は vSphere カーネルと緊密に統合されており、さらにフラッシュを使用するため、従来のストレージ ソリューションに比べてアプリケーションのパフォーマンスが飛躍的に向上します。アプリケーションのパフォーマンスをさらに高いレベルで安定的に確保する必要がある場合は、オール フラッシュ構成を使用できます。

総所有コスト (TCO) の低減

vSAN では、合理化された管理モデルと費用対効果の高いサーバー ストレージ コンポーネントを使用するため、TCO を最大 50 % 削減できます。キャパシティやパフォーマンスを拡張する場合は、リソース (フラッシュ、ディスク、またはサーバ) をクラスタに追加するだけです。

 

 

 

 

主なユースケース

 

 

 

vSAN の導入

 

 

 

vSAN 6.5 の新機能

 

レッスン 2:vSAN 6.5 の要件


VMware vSAN を導入するための要件を確認します。


 

vCenter Server

vSAN 6.5 を利用するには、ESXi 6.5 と vCenter Server 6.5 が必要です。vSAN は、Windows 版の vCenter Server と vCenter Server Appliance (VCSA) のどちらでも管理することができます。

vSAN の構成と監視には vSphere Web Client を使用します。このクライアントもバージョン 6.5 でなければなりません。

 

 

VMware ESXi

vSAN クラスターを形成するには、3 台以上の vSphere ホスト (各ホストがローカル ストレージを搭載) が必要です。これにより、少なくとも 1 台のホストの障害に耐えられるという最小の可用性要件を満たすクラスタを実現できます。vSphere ホストでは、vSphere 6.5 を実行している必要があります。ホストの数がこれよりも少ないと、1 台のホストがダウンした場合、仮想マシンの可用性にリスクが発生します。サポートされるホストの最大数は 64 です。

vSAN にローカル ストレージを提供するクラスター内の各 vSphere ホストは、少なくとも 1 台のハード ディスク ドライブ (HDD) と 1 台のソリッド ステート ディスク ドライブ (SSD) を搭載している必要があります。

 

 

ディスクとネットワーク

 

重要: 必ず、vSAN 向けの vSphere 互換性ガイドに記載されているコンポーネント (ハードウェア、ドライバ、ファームウェア) を使用してください。記載されていない構成は一切使用できません。

VMkernel ポートには vSAN のラベルが付いています。このポートは、クラスター内のノード間の通信に使用されます。また、特定の仮想マシンを所有する vSphere ホストと、その仮想マシン ファイルを構成する実際のデータ ブロックが置かれている vSphere ホストが同じクラスター内で別々に存在している場合は、読み取りや書き込みにもこのポートが使用されます。この場合は、クラスタ内のホスト間で構成されたネットワークを経由して I/O 処理を行う必要があります。

 

 

レッスン 3:vSAN クラスターの準備


VMware vSAN を使用するには、ホスト クラスターを作成し、そのクラスターで vSAN を有効にする必要があります。

vSAN クラスターには、ストレージ ディスクを搭載するホストと、ストレージ ディスクを搭載しないホストを混在させることができます。

vSAN クラスターを作成する際は、次のガイドラインに従ってください。

vSAN を有効化すると、vSAN ストレージ プロバイダーが vCenter Server に自動的に登録され、vSAN データストアが作成されます。


 

Windows のクイック起動タスク バーからの Chrome ブラウザの起動

 

  1. Windows のクイック起動タスク バーChrome アイコンをクリックします。

 

 

vSphere Web Client へのログイン

 

vSphere Web Client のログイン画面で [Windows セッション認証を使用してください] を選択します。

[ログイン] をクリックします。

 

 

vSAN の有効化

 

実習環境では、現在、vSAN が無効になっています。このレッスンでは、わずかな手順で vSAN を有効化またはオンにする方法を示します。

実習環境に関するメモ: 現在、クラスター RegionA01-COMP01には 3 台の ESXi ホストが配置されています。これらのホストがキャッシュ用キャパシティ用のストレージを提供して vSAN データストアを形成します。

[RegionA01-COMP01] を選択し、[設定] - [Virtual SAN] - [全般] - [構成] の順にクリックします。

 

 

vSAN の有効化

 

[次のストレージにディスクを追加] を [手動] に設定します。

[手動] を選択すると、vSAN ディスク グループを手動で構成できます。この方法では、vSAN ディスク グループ形成するキャッシュ ディスクとキャパシティ ディスクを選択できます。

[デデュープおよび圧縮]セクションで [有効化] を選択し、さらに [冗長化の低下を許可] を選択します。

[冗長化の低下を許可] を選択すると、デデュープと圧縮を有効化しているとき、必要に応じて仮想マシンの保護レベルを下げることができます。このオプションを使用できるのは、特定の仮想マシンのストレージ ポリシーで構成された保護レベルの限界に達している場合だけです。

[フォールトドメインおよびストレッチクラスタ]セクションで、[構成しない] が選択されていることを確認します。

[次へ] をクリックします。

 

 

ネットワークの検証

 

VMKernel アダプターが構成されていることを示すチェック マークと、vSAN ネットワーク サービスが有効であることを示すチェック マークが表示されています。

[次へ] をクリックします。

 

 

ディスクの要求

 

vSAN クラスターでキャッシュ用キャパシティ用のディスクをそれぞれ選択します。

ディスクは、モデルおよび容量別、またはホスト別にグループ化できます。環境内で使用可能なデバイスに応じて、推奨される構成が表示されます。

ディスクを選択して展開し、それに含まれるディスク リストを表示することもできます。

キャパシティ ディスクの台数は、ホストごとに使用するキャッシュ ディスクの台数と同数またはそれ以上にする必要があります。

まだ [次へ] はクリックしないでください。

 

 

ディスクの要求

 

[次でグループ化:] ドロップダウン リストから [ホスト] を選択します。

これはホストから見たストレージのビューです。

[次へ] をクリックします。

 

 

設定の確認

 

選択内容が正しいことを確認します。

ここで、キャパシティが 120 GB の vSAN データストアが作成されることを確認できます。vSAN データストアは、vSAN データストア キャパシティのキャパシティ ディスクを使用します。キャッシュ ディスクは考慮されません。

これはオール フラッシュ vSAN クラスターであり、キャッシュ ディスクとキャパシティ ディスクの両方が SSD/フラッシュ ディスクです。

[完了] をクリックします。

 

 

表示の更新

 

これで、vSAN が有効になりました。

[更新] アイコンをクリックして、変更を反映します ([設定ミス検知] というメッセージが表示される場合は、数回の更新が必要になることがあります)。

更新すると、vSAN クラスターの 3 つのホストがすべて表示されます。

 

 

最近のタスク

 

vSphere Web Client ペインの下部にある [最近のタスク] を開くと、最近行ったタスクを確認できます。

ここでは、vSAN クラスターの作成、ディスク グループの作成、ディスク グループへのディスクの追加などのタスクを実行しました。

 

 

vSAN - ディスクの管理

 

[RegionA01-COMP01] - [設定] - [Virtual SAN] - [ディスク管理] の順に選択します。

各 ESXi ホストの vSAN ディスク グループが表示されます。

必要であれば、リストを下にスクロールしてすべてのディスク グループを表示してください。

画面の下部に、これらのディスク グループを構成する [ドライブのタイプ] と [ディスク層] が表示されます。

 

 

vSAN データストアのプロパティ

 

キャパシティを表示するには、[データストア] - [vsanDatastore] - [設定] - [全般] の順にクリックします。

表示されるキャパシティは、クラスター内の各 ESXi ホストから取得されたキャパシティ デバイスの容量の合計です (vSAN のオーバーヘッド分が差し引かれます。vSAN 6.5 のオーバーヘッドは 「物理ディスク キャパシティの 1 %」 + 「デデュープ メタデータ」。デデュープ メタデータは変動が非常に大きく、vSAN データストアに保存されているデータ セットに依存します)。

キャパシティの計算では、キャッシュとして使用されるフラッシュ デバイスは考慮されません。

 

 

ストレージ プロバイダのステータスの確認

 

各 ESXi ホストが vSAN の機能を認識し、vCenter Server とストレージ レイヤーの間で通信できるように、ストレージ プロバイダーが作成されます。vSAN クラスターを形成すると、各 ESXi ホストにストレージ プロバイダーが用意されます。

ストレージ プロバイダーは vCenter Server によって Storage Management Service (SMS) に自動的に登録されます。ただし、いずれかの ESXi ホスト上のストレージ プロバイダが正常に登録されて有効になっていること、およびクラスタ内の残りの ESXi ホストの他のストレージ プロバイダが登録されてスタンバイ モードになっていることを確認することをお勧めします。

ステータスを確認するには、[vcsa-01a.corp.local] - [設定] - [ストレージプロバイダー] の順にクリックします。

この 3 ノード構成のクラスターでは、vSAN プロバイダーの 1 つがオンラインアクティブになっており、ほかの 2 つはスタンバイ状態です。プロバイダーは、vSAN クラスターに参加している各 ESXi ホストに 1 つずつ用意されますが、vSAN データストアの機能情報を提供するためにアクティブにする必要があるのは 1 つだけです。

何らかの理由でアクティブなプロバイダーに障害が発生した場合、スタンバイ ストレージ プロバイダーがその処理を引き継ぎます。

これでレッスン 3 は完了です。

 

レッスン 4: vSAN クラスター キャパシティのスケール アウト


VMware vSAN は、スケール アウトとスケール アップに対応したストレージ アーキテクチャです。つまり、vSAN クラスターにストレージ リソースをシームレスに追加できます。たとえば、キャパシティを増強するために磁気ディスク (ハイブリッド構成) やフラッシュ デバイス (オール フラッシュ構成) を追加したり、キャッシュ用デバイスとキャパシティ用デバイスの両方を含む完全なディスク グループを追加したり、ストレージ キャパシティを提供するホストを新たに追加したりできます。

ここまでは 3 ノード構成の vSAN クラスターを使用して実習を進めてきました。このレッスンでは、vSAN データストアにストレージを提供する ESXi ホストを追加することにより vSAN データストアをスケール アウトする方法について説明します。

 


 

現在の vSAN キャパシティの確認

 

vSAN クラスターへのホストの追加はきわめて簡単です。ただし、追加するホストが vSAN の要件または推奨事項を満たしている必要があります。たとえば、vSAN 専用の 1 GB ネットワーク インターフェイス カード (NIC) ポートを搭載し (推奨は 10 GbE)、追加のストレージ キャパシティを提供するホストでは、1 台以上のキャッシュ層デバイスと 1 台以上のキャパシティ層デバイスを搭載している必要があります。また、vSAN 通信用の VMkernel ポートの構成などはホストをクラスターに追加した後でも行えますが、事前に構成しておくことを推奨します。

vSphere Web Client の [ナビゲータ] ペインで、[ホストおよびクラスタ] ビューに戻ります。

[RegionA01-COMP01] という名前のクラスターを選択します。

[サマリ] をクリックします。

vSAN キャパシティを拡張します。

現在の vSAN データストアのキャパシティは最大 112 GB です。

 

 

vSAN クラスター設定の確認

 

  1. [RegionA01-COMP01] という名前のクラスターを選択します。
  2. [設定] タブを選択します。
  3. [Virtual SAN] セクションで [全般] を選択します。
  4. [ストレージへのディスクの追加] が [手動] に設定されていることを確認します。

 

 

ストレージ デバイスの確認

 

ESXi のデバイスがフラッシュや SSD として自動的に認識されない場合は、手動でデバイスの種類を指定できます。

デバイスのベンダーがフラッシュ ディスク自動検出をサポートしていない場合、ESXi はそのデバイスをフラッシュとして認識しません。デバイスの [ドライブのタイプ] 列には種類として [HDD] と表示されます。

注: HDD ディスクをフラッシュ ディスクとして指定すると、そのディスクを使用するデータストアやサービスのパフォーマンスが低下するおそれがあります。フラッシュ ディスクであることが明らかな場合のみ、ディスクをフラッシュ ディスクと指定してください。

[esx-04a.corp.local] - [設定] - [ストレージ] - [ストレージデバイス] の順に選択します。

[ストレージデバイス] リストに、ストレージを vSAN データストアに提供するときに使用する 2 つのディスクが表示されます。1 つはキャッシュディスクとして使用する 5 GB のディスクです。もう 1 つは、キャパシティ層で使用する 40 GB のディスクです。

これはオール フラッシュ vSAN クラスターですが、キャッシュ用に 1 台の SSDディスクとキャパシティ用に 1 台以上の SSDディスクが必要です。

 

 

クラスタへのノードの追加

 

ここでは、esx-04a.corp.localを vSAN クラスターに追加します。

[esx-04a.corp.local] を [RegionA01-COMP01] クラスターにドラッグ アンド ドロップします。

ドラッグ アンド ドロップ操作を行えない場合は、[esx-04a.corp.local] という名前の ESXi ホストを右クリックして、[Move to] を選択します。クラスター [RegionA01-COMP01] を選択します。

 

 

クラスターへのホストの移動

 

ESXi ホスト上で実行されている仮想マシンがある場合、次のメッセージが表示されることがあります。この画面が表示されない場合は、次の手順に進みます。

デフォルトの [Put all of this host's virtual machines in the cluster's root resource pool. Resource pools currently present on the hosts will be deleted.] を選択します。

[OK] をクリックします。

クラスター内にすでに ESXi ホストがあるために警告メッセージが表示される場合がありますが、しばらくすると自動的に解決します。

 

 

ホストのメンテナンス モードの解除

 

ESXi ホストはメンテナンス モードのままです。

1. [esx-04a.corp.local] という名前の ESXi ホストを右クリックします。

2. [メンテナンスモード] を選択します。

3. [メンテナンスモードの終了] を選択します。

 

 

ネットワークの構成

 

ESXi ホストがメンテナンス モードから復帰していることを確認します。

ESXi ホスト上の VMkernel ポートで vSAN サービスが有効化されていることを確認します。

1. [esx-04a.corp.local] を選択します。

2.[設定] を選択します。

3. [Networking] を選択します。

4. [VMkernel アダプタ] を選択します。

5. [vmk1] を選択します。

6. この VMkernel ポート (vmk1) で vSAN トラフィックサービスがオン/有効になっていることがわかります。

 

 

vSAN のキャパシティ

 

[RegionA01-COMP01] - [サマリ] の順に選択します。

vSAN のキャパシティは最大 112 GBのままです。この時点では、ESXi ホストを vSAN クラスターに追加しただけです。

[ストレージへのディスクの追加] が [手動] に設定されているため、このホスト上で vSAN ディスク グループを手動で作成し、ストレージを vSAN データストアに提供できるようにする必要があります。

 

 

追加のノードの確認

 

[RegionA01-COMP01] を選択します。

[設定] を選択します。

[Virtual SAN] - [ディスク管理] の順に選択します。

ESXi ホスト [esx-04a.corp.local]は vSAN クラスターの一部ですが、まだストレージを提供していません。

 

 

利用可能なディスクの要求によるキャパシティの拡大

 

  1. [RegionA01-COMP01] を選択します。
  2. [設定] を選択します。
  3. [Virtual SAN] - [ディスク管理] の順に選択します。
  4. [ディスクの要求] ボタンをクリックします。

 

 

利用可能なディスクの選択

 

ここでは、このホストで利用可能なディスクを確認できます。

これらのディスクは、ディスク モデルとサイズごとにグループ化されています。ホストごとにグループ化することもできます。

[OK] ボタンや [キャンセル] ボタンが表示されていない場合は、ダイアログ ボックスをダブルクリックしてサイズを調整するとボタンが表示されます。

[OK] をクリックします。

 

 

vSAN クラスターの確認

 

[RegionA01-COMP01] を選択します。

[設定] を選択します。

[Virtual SAN] - [ディスク管理] の順に選択します。

ディスクの要求処理が完了し、vSAN クラスターのキャパシティが拡張されるのを待ちます。

必要であれば、ディスク グループを更新して、リソースを再表示してください。

esx-04a.corp.local ホスト上で作成されたディスク グループを確認できます。

 

 

vSAN のキャパシティ

 

[データストア] ビューを選択します。

データストア [vsanDatastore] を選択します。

[サマリ] を選択します。

vSAN のキャパシティが最大約 149 GBに増加しています。これは、ESXi ホスト esx-04a.corp.local上のディスク グループから 40 GBを追加した結果です。

また、ストレージを vsanDatastore に提供するホストが 4 つあることも確認できます。

これでレッスン 5 は完了です。

 

まとめ



 

モジュール 1 の終了

モジュール 1 はこれで終了です。

次のうち、最も興味のあるモジュールに進んでください。

 

 

Module Switcher の操作方法

 

 

 

実習ラボの終了方法

 

実習ラボを終了するには、[END] ボタンをクリックします。

 

モジュール 2: vSAN オール フラッシュ機能 (30 分) (初心者向け)

はじめに


このモジュールでは、ポリシー ベースのストレージ管理を通じて有効化される VMware vSAN オール フラッシュ機能の一部について説明します。

また、データのレプリケーション方法をパフォーマンスとキャパシティのどちらに対して最適化するかを指定するフォルト トレランス メソッドについて詳しく説明します。許容される障害の数は、vSAN のストレージ キャパシティの計画およびサイジングにおいて重要な役割を果たします。

RAID 5 または RAID 6イレイジャー コーディングを使用すると、vSAN のデータストアで最大 2 台のキャパシティ デバイスの障害が許容されます。4 つ以上の障害ドメインがあるオール フラッシュ クラスターで RAID 5 を構成できます。6 つ以上の障害ドメインがあるオール フラッシュ クラスターでは RAID 5 または RAID 6 を構成できます。RAID 5 または RAID 6 イレイジャー コーディングでは、RAID 1 ミラーリングを使用する場合よりも少ないキャパシティでデータを保護できます。たとえば、許容する障害の数を 1 に設定する場合、RAID 1 では、仮想マシンを保護するために仮想ディスクのサイズを 2 倍にする必要があります。一方 RAID 5 では、仮想ディスクのサイズを 1.33 倍にするだけで仮想マシンを保護できます。次の表は、RAID 1 と RAID 5/RAID 6 の一般的な比較を示しています。

このモジュールでは、仮想マシン スワップ オブジェクトについても説明します。vSAN 6.2 では、SwapThickProvisionDisabledという詳細ホスト オプションが新たに追加され、仮想マシン スワップ オプションをシン オブジェクトとしてプロビジョニングできるようになりました。この詳細オプションを true に設定すると、仮想マシン スワップ オブジェクトのシン プロビジョニングが行われます。


実習の準備


Module Switcher PowerCLI アプリケーションを使用して環境を準備します。


 

Module Switcher

 

 

 

モジュール 2 の開始

 

  1. モジュール 2 の [開始] ボタンをクリックします。

このスタートアップ ルーチンは完了するまでに数分かかる場合があります (しばらくお待ちください)。

 

 

進行状況の確認

 

完了するまで進行状況を監視します。

 

 

実習の準備の完了

 

これで、モジュール 2 を開始する準備ができました。

  1. ウィンドウの閉じるボタンをクリックして、Module Switcher を終了します。

実習ラボを終了してもう一度やり直す場合を除き、実行中のモジュールより前のモジュールに 「戻る」 ことはできませんのでご注意ください(たとえば、モジュール 4 を開始した場合、Module Switcher を使用してモジュール 1 ~ 3 のいずれかを開始することはできません)。

 

レッスン 1: ポリシー ベースのストレージ管理: RAID 5/6


フォルト トレランス方式は Virtual SAN 6.2 から導入された管理者向けの新機能で、仮想マシン オブジェクトの保護に RAID 1 を使用するか RAID 5/6 を使用するかを選択できる機能です。フォルト トレランス方式の設定は、許容する障害の数の設定と組み合わせて使用します。この設定の目的は、パフォーマンスを優先するかキャパシティを優先するかを選択することです。パフォーマンスを優先する場合に推奨されるフォルト トレランス方式は RAID 1 です (これがデフォルトの方式です)。パフォーマンスよりもキャパシティを優先する場合に推奨されるフォルト トレランス方式は RAID 5/6 です。この仕組みをわかりやすく解説するため、以下のセクションでは、さまざまなポリシーの設定方法と、その結果として構成されるオブジェクトについて説明します。


 

ポリシー ベースのストレージ管理

 

Virtual SAN 6.2 では、[オブジェクトチェックサムの無効化]、[障害の許容方法]、[オブジェクトのIOPS制限] など、新しいストレージ ポリシーが数多く導入されています。

ここでは、各ストレージ ポリシーについて簡単に説明します。

[オブジェクトあたりのディスクストライプの数]: 仮想マシン オブジェクトの各レプリカがストライピングされるキャパシティ デバイスの数を指定します。1 より大きい値を指定するとパフォーマンスが向上しますが、システム リソースの使用量も増えます。

[フラッシュ読み取りキャッシュの予約]: 仮想マシン オブジェクト用の読み取りキャッシュとして予約するフラッシュ キャパシティを指定します。この値は、仮想マシン ディスク (vmdk) オブジェクトの論理サイズの割合で指定します。予約済みのフラッシュ キャパシティは、他のオブジェクトでは使用できません。予約されていないフラッシュは、すべてのオブジェクトで共有されます。このオプションは、パフォーマンスに関連する特定の問題に対処する場合にのみ使用します。

[許容する障害の数]: 仮想マシン オブジェクトが許容できるホストまたはデバイスの障害の数を指定します。許容する障害の数を n に設定した場合、仮想マシン オブジェクトのコピーが n + 1 個作成され、ストレージを提供するホストが 2 * n + 1 台必要になります。

[強制プロビジョニング]: このオプションが [はい] に設定されている場合は、データストアがストレージ ポリシーを満たしていないときでも、オブジェクトがプロビジョニングされます。ブートストラッピングを行う場合や、システムが停止していて通常のプロビジョニングができない場合は、このパラメータを使用します。

[オブジェクトスペースの予約]: 仮想マシンの展開時に予約またはシック プロビジョニングする必要がある仮想マシン ディスク (vmdk) オブジェクトの論理サイズの割合を指定します。

[オブジェクトチェックサムの無効化]: このオプションが [いいえ] に設定されている場合は、チェックサム情報の計算が行われ、データの整合性が確保されます。このオプションを [はい] に設定すると、チェックサム情報の計算は行われなくなります。チェックサムはコピーされたファイルが元のファイルと完全に同一であることを保証することによってデータの整合性を確保します。Virtual SAN でチェックサムの不一致が検出された場合は、誤ったデータを正しいデータで上書きすることにより自動的にデータが修復されます。

[障害の許容方法]: データ レプリケーションをパフォーマンス優先で行うかキャパシティ優先で行うかを指定します。パフォーマンス優先の場合、オブジェクトのコンポーネントを配置するために必要なディスク容量は増えますが、オブジェクトへのアクセスは高速になります。キャパシティ優先の場合、ディスクの使用量は少なくなりますが、パフォーマンスは低下します。

[オブジェクトのIOPS制限]: ディスクの IOPS 制限を指定します。IOPS は、重み付けされたサイズを基準とした IO 動作回数として計算されます。たとえば、基準サイズとしてデフォルト設定の 32 KB を使用している場合、64 KB の IO は 2 回の IO 動作として計算されます。IOPS の計算時には、読み取りと書き込みは同等と見なされ、キャッシュのヒット率と連続性は考慮されません。ディスクの IOPS 制限を超えると、IO 動作は抑制されます。オブジェクトの IOPS 制限が 0 に設定されている場合、IOPS 制限は適用されません。

 

 

ポリシー ベースのストレージ管理: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

Virtual SAN で RAID 5 または RAID 6 構成を実装するために必要なホストの数には要件があります。

RAID 5 には少なくとも 4 台のホストが必要であり、RAID 6 には少なくとも 6 台のホストが必要です。

その後、オブジェクトがパリティの計算とともに各ホストのストレージ間に展開されます。この構成では分散パリティが使用されるため、パリティ専用ディスクは存在しません。クラスタ内で障害が発生し、RAID 5 または RAID 6 を使用して展開されたオブジェクトに影響が生じた場合でも、残りのデータとパリティを使用して失われたデータを計算できるため、オブジェクトのデータは引き続き利用できます。

これらの新しい RAID 5/RAID 6 構成に対応するために、新しいポリシー設定が導入されました。

この新しいポリシー設定は、[障害の許容方法] と呼ばれるものです。このポリシー設定では、パフォーマンスを優先するかキャパシティを優先するかを選択できます。デフォルトではパフォーマンス優先となり、オブジェクトは引き続き RAID 1 ミラー構成を使用して展開され、パフォーマンスが最も高くなります。この設定をキャパシティ優先に変更すると、オブジェクトは RAID 5 または RAID 6 構成を使用して展開されるようになります。

RAID 5 構成を使用するか RAID 6 構成を使用するかは、[許容する障害の数] の設定により決定されます。これを 1 に設定した場合の構成は RAID 5 になります。これを 2 に設定した場合の構成は RAID 6 になります。

 

 

 

ポリシー ベースのストレージ管理: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

最初に、RAID 5/6 のフォルト トレランス方式を定義する仮想マシン ストレージ ポリシーを作成する必要があります。

[ホーム] ページから、[ポリシーおよびプロファイル] を選択します。

 

 

ポリシー ベースのストレージ管理: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

[ホーム] - [ポリシーおよびプロファイル] - [仮想マシンストレージポリシー] の順に選択します。

[仮想マシンストレージポリシーを新規作成します] を選択します。

 

 

ポリシー ベースのストレージ管理: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

次の情報を使用して新しい仮想マシン ストレージ ポリシーを作成します。

[名前]: FTT=1-Raid5

[次へ] をクリックします。

[ルールセット] 情報ページで [次へ] をクリックします。

 

 

ポリシー ベースのストレージ管理: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

次の情報を使用して新しいルール セットを作成します。

[データサービスに基づくルール]: VSAN
		ルール 1: [許容する障害の数] = 1
		ルール 2: [障害の許容方法] = Raid-5/6 (Erasure Coding)-Capacity

次の点を確認してから、[次へ] をクリックします。

[障害の許容方法] を [RAID-1 (Mirroring) - Performance] に変更します。

画面の右側に表示される [ストレージ消費モデル] を確認します。仮想ディスクのサイズが 100 GB の場合、消費されるストレージ容量 (Storage space) は 200 GB になると表示されます。

次に、[ストレージ消費モデル] を [Raid-5/6 (Erasure Coding)-Capacity] に変更すると、消費されるストレージ容量が 133 GB に減少します。

[次へ] をクリックします。

 

 

ポリシー ベースのストレージ管理

 

ストレージの互換性は仮想マシン ストレージ ポリシーに基づいて決定されます。

ここで、いま作成している仮想マシン ストレージ ポリシーに vsanDatastore が準拠していることを確認できます。

[次へ] をクリックします。

 

 

ポリシー ベースのストレージ管理: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

仮想マシン ストレージ ポリシーの設定を確認します。

[終了] をクリックします。

 

 

ポリシー ベースのストレージ管理: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

[FTT=1-Raid5] - [管理] - [Rule-Set-1:VSAN] の順に選択します。

ここで、仮想マシン ストレージ ポリシーを構成する個々のルールを確認できます。

 

 

Virtual SAN のキャパシティ: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

[ホーム] - [ホストおよびクラスタ] の順に選択します。

[RegionA01-COMP01] - [監視] - [Virtual SAN] - [容量] の順に選択します。

ここに表示されるキャパシティの数値を確認します (vsanDatastore はほぼ空の状態です)。

 

 

Virtual SAN データストアでの仮想マシンのクローン作成: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

現在 NFS データストア上に存在する仮想マシン 「Photon-Temp」 のクローンを Virtual SAN データストア上に作成し、先ほど作成した仮想マシン ストレージ ポリシー (FTT=1-Raid5) を適用します。

仮想マシン [Photon-Temp] を右クリックし、[クローン作成] - [仮想マシンにクローン作成] の順に選択します。

 

 

Virtual SAN データストアでの仮想マシンのクローン作成: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

仮想マシンの名前を 「FTT=1-Raid5」 に設定します。

[次へ] をクリックします。

 

 

Virtual SAN データストアでの仮想マシンのクローン作成: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

コンピューティング リソースとして [RegionA01-COMP01] を選択します。

[esx-01a.corp.local] という名前の ESXi ホストを選択します。

[次へ] をクリックします。

 

 

Virtual SAN データストアでの仮想マシンのクローン作成: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

[仮想マシンストレージポリシー] で [FTT=1-Raid5] を選択します。

互換性のあるデータストアの一覧が更新され、「RegionA01-VSAN-COMP01」 という名前の vsanDatastore が表示されます。

画面の下部に、Virtual SAN ストレージ使用量は 666.67 MB で、0.00 B のフラッシュ容量を予約済みであるという内容のメッセージが表示されます。

仮想マシンのディスク サイズは 256 MB で、RAID 5 の仮想マシン ストレージ ポリシーが適用されているため、Virtual SAN のディスク使用量は 666.67 MB になります。

[次へ] をクリックします。

[クローンオプションの選択] ページで [次へ] をクリックします。

 

 

Virtual SAN データストアでの仮想マシンのクローン作成: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

[終了] をクリックします。

クローン作成処理が完了するまで待ちます。

[最近のタスク] で、[仮想マシンのクローン作成] タスクの進行状況を確認します。

 

 

Virtual SAN データストアでの仮想マシンのクローン作成: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

クローン作成処理が完了したら、仮想マシン [FTT=1-Raid5] を選択します。

[サマリ] - [仮想マシンストレージポリシー] の順に選択します。

ここで、この仮想マシンの仮想マシン ストレージ ポリシーが 「FTT=1-Raid5」 に設定され、ポリシーに準拠していることを確認できます。

[サマリ] - [関連オブジェクト] の順に選択します。

現在、この仮想マシンは vsanDatastore に配置されています。

 

 

ディスク ポリシー: FTT=1 Raid 5

 

 仮想マシン [FTT=1-Raid5] を選択し、[監視] - [ポリシー] - [ハードディスク 1] - [物理ディスクの配置] の順に選択します。

この仮想マシン ストレージ ポリシーの場合のディスク配置は、4 つのコンポーネントから構成される RAID 5 になります。

コンポーネントはクラスタ内の各ホストに 1 つずつ配置されています。

 

 

Virtual SAN のキャパシティ: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

 

Virtual SAN 6.2 では、ストレージの消費が発生している場所を追跡できる新しいキャパシティ ビューが導入されています。

[RegionA01-COMP01] - [監視] - [Virtual SAN] - [容量] の順に選択します。

最初に [容量の概要] を見ると、Virtual SAN データストア全体のサイズを確認できます。このサイズは現在、約 160 GB です。また、[デデュープおよび圧縮のオーバーヘッド] でデデュープ (重複排除) と圧縮に必要なオーバーヘッドも確認できます。

[使用済み - 合計] には、Virtual SAN データストア内でデータが物理的に書き込まれている領域の合計サイズが表示されます (論理サイズではありません)。このサイズには、仮想ディスク、仮想マシン ホーム オブジェクト、スワップ オブジェクト、パフォーマンス管理オブジェクト、およびデータストア上に存在するその他のアイテムがすべて含まれます。その他のアイテムには、ISO イメージ、未登録の仮想マシン、テンプレートなどがあります。

右上の [デデュープおよび圧縮の概要] には、デデュープと圧縮によって節約された容量と現在のデデュープ率が表示されます。また、Virtual SAN でこれらの容量効率化機能を無効にして、デデュープと圧縮が適用されているオブジェクトを元の状態に戻した場合に必要となる容量も表示されます。

容量の節約率は、「類似」 する仮想マシンの数が増えるほど向上します。

ここでは、デデュープと圧縮を無効にした場合、現在のワークロードを展開するために必要なキャパシティは約 3.48 GB(※環境により異なることがあります) となることがわかります。現在はデデュープと圧縮が有効なっているため、約 2.02 GB で済んでいます。

 

 

Virtual SAN のキャパシティ: RAID 5/6 (イレイジャー コーディング)

 

[RegionA01-COMP01] - [監視] - [Virtual SAN] - [容量] の順に選択します。

[容量] 画面の下部にオブジェクトの内訳が表示されます。

オブジェクト タイプによるグループ化:

[パフォーマンス管理オブジェクト]: Performance Service が有効な場合に、パフォーマンス メトリックを保存するために作成されたオブジェクトによって使用されているキャパシティを示します。

[ファイルシステムのオーバーヘッド]: キャパシティ デバイス上のオンディスク ファイル システム (VirstoFS) のオーバーヘッドを示します (デデュープ (重複排除)、圧縮、チェックサムのオーバーヘッドは含みません)。デデュープと圧縮を有効にすると Virtual SAN データストアの論理サイズが増大するため、ファイル システムのオーバーヘッドも 10 倍に増大します。

[デデュープおよび圧縮のオーバーヘッド]: デデュープと圧縮のメリットを利用するために必要なオーバーヘッドを示します。これには、マッピング テーブルやハッシュ テーブルなど、デデュープと圧縮に必要なメカニズムのための容量が含まれます。

[チェックサムのオーバーヘッド]: チェックサムをすべて格納するためのオーバーヘッドを示します。デデュープと圧縮を有効にすると、Virtual SAN データストアの論理サイズが増大するため、チェックサムのオーバーヘッドも 10 倍に増大します。

仮想マシンとテンプレートが Virtual SAN データストアに展開されている場合は次のオブジェクトも表示されます。

[仮想ディスク]: Virtual SAN データストアに配置された仮想マシン ディスク (VMDK) オブジェクトによって使用されているキャパシティを示します。

[仮想マシン ホーム オブジェクト]: Virtual SAN データストアに配置された仮想マシン ホームのネームスペース オブジェクト (仮想マシン ファイルを含む) によって使用されているキャパシティを示します。

[スワップオブジェクト]: 仮想マシンがパワーオン状態になったときに Virtual SAN データストアに配置される仮想マシン スワップ領域によって使用されるキャパシティを示します。

[仮想マシンメモリ]: 仮想マシン メモリを含む仮想マシンのスナップショットの作成時に作成されたメモリ オブジェクト、またはサスペンド状態の仮想マシンのメモリ オブジェクトによって使用されているキャパシティを示します。これは、仮想ハードウェア バージョン 10 以降を使用している仮想マシンについてのみ表示されます。

[その他]: 仮想マシン テンプレート、未登録の仮想マシン、仮想マシンに関連付けられていないスタンドアローンの VMDK、手動で作成された Virtual SAN オブジェクト、ISO を保存するために手動で作成されたディレクトリなど、その他のオブジェクトによって使用されているキャパシティを示します。

 

 

RAID 6 の実装: ディスク ポリシー

 

現在、この実習ラボ環境では 4 ノード構成の Virtual SAN クラスタが稼働しています。RAID 6 を実装するには、Virtual SAN クラスタ内に少なくとも 6 台のホストが必要です。

また、仮想マシン ストレージ ポリシーで、[障害の許容方法] を [Raid 5/6 - ( Erasure Coding ) - Capacity] に設定し、[許容する障害の数] を 「2」 に設定する必要があります。

RAID 6 の場合、仮想マシンに割り当てられるストレージ容量は 1.5 倍になります。

 

 

 

RAID 6 の実装: ディスク ポリシー

 

 

ここでは、RAID 6 用の仮想マシン ストレージ ポリシーが適用された仮想マシンの例を示します。

この RAID 6 構成には 6 つのコンポーネントがあり、クラスタ内にある 6 台の ESXi ホスト間に分散されています。

これはあくまでも一例です。 

 

 

レッスン 2: 新しいスパース仮想マシン スワップ オブジェクト



 

新しいスパース仮想マシン スワップ オブジェクト

仮想マシン スワップ オブジェクトには、独自の特別なポリシー設定もあります。仮想マシン スワップ オブジェクトのポリシーでは、許容する障害の数が常に 1 に設定されます。この主な理由は、仮想マシンが再起動されるとスワップ オブジェクトを保持する必要がなくなるためです。したがって、High Availability によって仮想マシンがクラスタ内の別のホストで再起動された場合は、新しいスワップ オブジェクトが作成されます。そのため、2 台以上の障害に備える必要はありません。

デフォルトでは、スワップ オブジェクトは事前に 100 % プロビジョニングされるため、ポリシー内でオブジェクト領域の予約率を 100 % に設定する必要はありません。つまり、アドミッション コントロールの観点から見ると、仮想マシン スワップ オブジェクトを完全に配置できるだけの十分なディスク容量がない限り、仮想マシンは展開されません。Virtual SAN 6.2 では、「SwapThickProvisionDisabled」 という詳細ホスト オプションが新たに追加され、仮想マシン スワップ オプションをシン オブジェクトとしてプロビジョニングできるようになりました。この詳細オプションを True に設定すると、仮想マシン スワップ オブジェクトのシン プロビジョニングが行われます。

 

 

新しいスパース仮想マシン スワップ オブジェクト

 

この例の場合、環境内でパワーオンする必要がある仮想マシンは、先ほど作成した 「FTT=1-Raid5」 だけです。

「RegionA01-COMP01」 クラスタ内で他の仮想マシンが実行されている場合は、それらの仮想マシンをただちにパワーオフしてください。

仮想マシン 「FTT=1-Raid5」 には、512 MB のメモリが割り当てられていることがわかります。

この仮想マシンが実行されている ESXi ホストは、ここに示されているホストとは異なる可能性があります。

 

 

新しいスパース仮想マシン スワップ オブジェクト

 

次に、[容量] ビューに切り替えます。

[RegionA01-COMP01] - [監視] - [Virtual SAN] - [容量] の順に選択します。

[容量] ビューの一番下までスクロールして、[使用済み容量の内訳] セクションを表示します。

ここで、[スワップ オブジェクト] によって約 1.01 GB が使用されていることを確認できます。

 

 

仮想マシンのパワーオフ

 

仮想マシン [FTT=1-Raid5] を右クリックします。

[電源] - [パワーオフ] の順に選択します。

 

 

新しいスパース仮想マシン スワップ オブジェクト

 

ここで、[容量] ビューに戻ります。

[RegionA01-COMP01] - [監視] - [Virtual SAN] - [容量] の順に選択します。

予想どおり、Virtual SAN データストア上で容量を消費している仮想マシン スワップ オブジェクトはありません。

 

 

 

新しいスパース仮想マシン スワップ オブジェクト

 

仮想マシン [FTT=1-Raid5] を選択します。

[サマリ] を選択します。

この仮想マシンが登録されている ESXi ホストを確認します。

 

 

新しいスパース仮想マシン スワップ オブジェクト

 

仮想マシン 「FTT=1-Raid5」 が登録されている ESXi ホストへの puTTY セッションを開始します。

この詳細設定は、Virtual SAN クラスタ内にあるそれぞれの ESXi ホストで設定する必要がある点に注意が必要です。ただし、現在の実習環境では、仮想マシンを実行する ESXi ホストでのみ設定を行います。

注: 以下のコマンドは、マニュアルからドラッグ アンド ドロップでコピーするか、コンソール上部のメニューからテキスト送信オプションを使用して入力できます。

設定する項目は 「SwapThickProvisionDisabled」 で、デフォルトでは無効になっています。

esxcfg-advcfg -g /VSAN/SwapThickProvisionDisabled

この設定を有効にするには、次のコマンドを使用します。

esxcfg-advcfg -s 1 /VSAN/SwapThickProvisionDisabled

 

 

 

仮想マシンのパワーオン

 

[FTT=1-Raid5] という名前の仮想マシンを右クリックします。

[電源] - [パワーオン] の順に選択します。

 

 

新しいスパース仮想マシン スワップ オブジェクト

 

仮想マシン 「FTT=1-Raid5」 を再度パワーオンします。

[容量] ビュー画面に戻ります。

[RegionA01-COMP01] - [監視] - [Virtual SAN] - [容量] の順に選択します。

[スワップ オブジェクト] のディスク使用量が 524 MB から 12.00 MB に減少したことを確認できます。

この新機能を利用すると、キャパシティの使用量を大幅に節約できます。

節約される容量は、展開されている仮想マシンの数と、仮想マシンのスワップ領域のサイズ (特に、仮想マシンに割り当てられる未予約のメモリのサイズ) に依存します。

 

 

まとめ


このモジュールでは、Virtual SAN 6.2 リリースから導入された新しい仮想マシン ストレージ ポリシーの一部について学習しました。

最初に、[障害の許容方法] を設定して、データ レプリケーションをパフォーマンス優先で行うかキャパシティ優先で行うかを指定する方法について学習しました。パフォーマンス優先の場合、オブジェクトのコンポーネントを配置するために必要なディスク容量は増えますが、オブジェクトへのアクセスは高速になります。キャパシティ優先の場合、ディスクの使用量は少なくなりますが、パフォーマンスは低下します。

次に、スパース仮想マシン スワップ オブジェクトについて学習しました。この新機能を利用すると、キャパシティの使用量を大幅に節約でき、仮想マシン スワップ オブジェクトのシン プロビジョニングが行われるようになります。


 

モジュール 2 の終了

モジュール 2 はこれで終了です。

次のうち、もっとも興味のあるモジュールに進んでください。前のモジュールを受講したい場合は、実習をいったん終了してから再度開始してください。

 

 

実習ラボの終了方法

 

実習ラボを修了するには、[終了] ボタンをクリックします。

 

モジュール 3: iSCSI ターゲット (新機能)

はじめに


vSAN 6.5 では、iSCSI プロトコルと、新たに導入された iSCSI ターゲット サービスを使用して、ブロック ストレージを物理ワークロードに拡張できるようになりました。

VMware vSAN の iSCSI ターゲットを使用すると、さまざまなオペレーティング システムやアプリケーションに外部ストレージを提供できます。この新機能により、専用の外部ストレージ アレイのコストをより柔軟に回避できるようになりました。また、vSAN は構成がシンプルなため、設備投資コストに加えて運用コストも削減できます。

このモジュールでは、iSCSI vSAN のアーキテクチャとユースケースについて説明します。また、この機能を有効にして健全性を確認し、Windows Server を iSCSI ボリュームに接続する手順についても説明します。


 

iSCSI ターゲットのアーキテクチャ リファレンス

iSCSI SAN(ストレージ エリア ネットワーク) は、コンピューター システムまたはホスト サーバーと高パフォーマンスのストレージ サブシステムの間のイーサネット接続を使用します。SAN コンポーネントには、ホスト サーバ内の iSCSI HBA (ホスト バス アダプタ) または NIC (ネットワーク インターフェイス カード)、ストレージ トラフィックを転送するスイッチおよびルータ、ケーブル、ストレージ プロセッサー (SP)、およびストレージ ディスク システムが含まれます。

iSCSI SAN では、クライアント/サーバー アーキテクチャが使用されます。クライアントは iSCSI イニシエーターと呼ばれ、ホスト上で動作します。iSCSI イニシエーターは、SCSI コマンドを発行して iSCSI セッションを開始します。SCSI コマンドは、iSCSI プロトコルにカプセル化されてサーバーに送信されます。サーバーは、iSCSI ターゲットと呼ばれます。iSCSI ターゲットは、ネットワーク上の物理的なストレージ システムです。物理ストレージ システムの代わりに仮想 iSCSI SAN を使用することもできます (仮想マシンで実行されている iSCSI ターゲット エミュレーターなど)。iSCSI ターゲットは、イニシエーターのコマンドに対する応答として、要求された iSCSI データを送信します。

つまり、「vSAN 上の iSCSI ターゲット」 は、Storage Policy-Based Management (SPBM) でほかのオブジェクトと同じように管理されます。したがって、デデュープ、圧縮、ミラーリング、イレイジャー コーディングなどの機能を利用できます。

 

iSCSI ストレージ システムのタイプ

アクティブ/アクティブのストレージ システム

使用可能なすべてのストレージ ポートを通じて、パフォーマンスを大きく低下させずに LUN に同時にアクセスできる。

パスに障害が発生している場合を除いて、すべてのパスは常にアクティブ

 

アクティブ/パッシブのストレージ システム

1 つのストレージ プロセッサーが、特定の LUN へのアクセスをアクティブに提供するシステム。

ほかのプロセッサーは、LUN のバックアップとして機能し、ほかの LUN への I/O アクセスをアクティブに提供できる。

I/O は、特定の LUN のアクティブ ポートにのみ正常に送信できます。アクティブなストレージ ポートを通じたアクセスに障害が発生した場合、パッシブ ストレージ プロセッサーの 1 つが、そのストレージ プロセッサーにアクセスしているサーバによってアクティブにされる

 

非対称ストレージ システム

ALUA (Asymmetric Logical Unit Access) をサポートします。ALUA 準拠のストレージ システムは、ポートごとに異なるレベルのアクセスを提供する。

ALUA では、ホストが、ターゲット ポートの状態を判断し、パスに優先順位を設定できます。ホストは、一部のアクティブ パスをプライマリとして使用し、その他をセカンダリとして使用する

 

仮想ポート ストレージ システム

使用可能なすべての LUN に 1 つの仮想ポートからアクセスできます。これらはアクティブ / アクティブ ストレージ デバイスですが、1 つのポートからの複数接続を隠します。

ESXi マルチパスは、デフォルトでは特定のポートからストレージへの複数接続を行いません。一部のストレージ ベンダーは、ストレージへの複数の接続を確立および管理するためにセッション マネージャーを提供しています。これらのストレージ システムでは、ポート フェイルオーバーと接続のバランシングが透過的に処理されます。これは、多くの場合透過的なフェイルオーバーと呼ばれます。

 

 

iSCSI ターゲットのユースケース

 

vSAN は、エンタープライズ クラスのスケールとパフォーマンスに加えて、幅広いユースケースへの適用を可能にする新機能を備えています。vSAN iSCSI ターゲットの導入により、すべての仮想マシンに最適なストレージとしてだけでなく、物理ワークロードのストレージとしても使用できるようになりました。

お客様から寄せられたもっとも一般的なユースケースは次のとおりです。

 

実習の準備


Module Switcher PowerCLI アプリケーションを使用して環境を準備します。


 

Module Switcher

 

前のレッスンをまだ完了していない場合は、Module Switcher を使用して、受講者がこのレッスンのステップを実行できるように実習環境を準備できます。

  1. Windows デスクトップにある Module Switcherを起動します。

 

 

モジュール 3 の開始

 

  1. モジュール 3 の [開始] ボタンをクリックします。

このスタートアップ ルーチンは完了するまでに数分かかる場合があります (しばらくお待ちください)。

 

 

進行状況の確認

 

完了するまで進行状況を監視します。

 

 

実習の準備の完了

 

モジュール 3 の実習の準備が完了しました。

  1. ウィンドウの閉じるボタンをクリックして、Module Switcher を終了します。

実習ラボを終了してもう一度やり直す場合を除き、実行中のモジュールより前のモジュールに 「戻る」 ことはできませんのでご注意ください(たとえば、モジュール 4 を開始した場合、Module Switcher を使用してモジュール 1 ~ 3 のいずれかを開始することはできません)。

 

レッスン 1: iSCSI ターゲットの構成


vSAN iSCSI ターゲット サービスは、マウスを数回クリックするだけで有効にできます。CHAP 認証と相互 CHAP 認証がサポートされています。iSCSI ターゲットとして機能する vSAN オブジェクトは、仮想マシン オブジェクトと同様にストレージ ポリシーで管理されます。

 


 

vSAN クラスター ノードの構成

 

クラスターのすべてのノードに vSAN 管理用の VMkernelアダプター (vmk1) があることを確認します。

Chrome を開いて、vSphere Web Client から vCenterにログインします。

vSphere Web Client のログイン画面で [Windows セッション認証を使用してください] を選択します。

[ログイン] をクリックします。

  1. [ホストおよびクラスタ] で、[RegionA01-COMP01] クラスターを展開します。
  2. ホストを選択します。
  3. [設定] タブを選択します。
  4. [VMKernel アダプタ] を選択します。
  5. 後で使用するので、管理 IP を書き留めておいてください。

 

 

vSAN クラスターで iSCSI ターゲット サービスを有効化

 

vSAN iSCSI ターゲット サービスを有効にします。

  1. [RegionA01-COMP01] クラスターを選択します。
  2. [設定] タブを選択します。
  3. [全般] を選択します。
  4. [Virtual SAN iSCSI ターゲットサービス] セクションで [編集] をクリックします。
  5. [Virtual SAN iSCSI ターゲットサービスを有効化] をオンにします。
  6. デフォルトの iSCSI ネットワークを vmk1として定義して、[OK] を選択します。

注: 次のステップへ進む前に、すべてのタスクが完了していることを確認してください。vSphere Web Client のタスクのステータスが適切であることを確認します。

 

 

iSCSI ターゲットの作成

 

iSCSI ターゲットを作成します。

  1. [RegionA01-COMP01] クラスターを選択します。
  2. [設定] タブを選択します。
  3. [iSCSI ターゲット] を選択します。
  4. [追加] をクリックします。

 

 

iSCSI ターゲットの詳細

 

  1. ターゲットのエイリアスを定義します (vSAN_iSCSI_Target)。
  2. [iSCSI ターゲットに最初の LUN を追加] をオンにします。
  3. LUN のエイリアスを指定します(vSAN_LUN_01)。
  4. LUNのサイズを定義して (500 GB)、[OK] をクリックします。

注: ターゲットの IQN (一意の iSCSI 修飾名) は、環境によって異なる場合があります。

 

 

iSCSI デバイスのアクセス リストを作成

 

最後に、次の手順に従ってイニシエーター名またはイニシエーター グループを追加して、ターゲットへのアクセスを制御します。

  1. [RegionA01-COMP01] クラスターを選択します。
  2. [設定] タブを選択します。
  3. [iSCSI イニシエーターグループ] を選択します。
  4. [追加] をクリックします。

 

 

新しい vSAN iSCSI イニシエーター グループ

 

  1. イニシエーター グループの名前を定義します (initiatorGroup01)。
  2. [OK] をクリックします。

 

 

iSCSI ターゲットへのアクセスを定義

 

作成した新しい LUN を仮想マシンで使用するには、その LUN にイニシエーターを関連付ける必要があります。

  1. [RegionA01-COMP01] クラスターを選択します。
  2. [設定] タブを選択します。
  3. [iSCSI ターゲット] を選択します。
  4. [許可されたイニシエータ] タブをクリックします。
  5. [追加] をクリックします。
  6. [イニシエータ グループ] を選択します。
  7. [InitiatorGroup01] をオンにして、[OK] をクリックします。

 

 

 

アクセス可能なターゲットがイニシエーター グループに関連付けられていることを確認

 

InitiatorGroup01 に vSAN_iSCSI_Target が関連付けられていることを確認します。

  1. [RegionA01-COMP01] クラスターを選択します。
  2. [設定] タブを選択します。
  3. [iSCSI イニシエータ グループ] を選択します。
  4. [InitiatorGroup01] を選択します。
  5. [アクセス可能なターゲット] をクリックします。
  6. ターゲット エイリアスの関連付けを確認します。

 

レッスン 2: iSCSI イニシエーターの構成


iSCSI イニシエーター

ホストは iSCSI イニシエーターを使用して iSCSI ターゲットにアクセスします。このイニシエーターは、ホストと iSCSI ターゲットの間で、iSCSI プロトコルにカプセル化された SCSI の要求と応答を転送します。

ホストでは次のタイプのイニシエーターがサポートされています。

 

ソフトウェア iSCSI アダプター

VMkernel に VMware の iSCSI アダプターが組み込まれています。これにより、標準のネットワーク アダプターを使用して、ホストを iSCSI ストレージ デバイスに接続できます。ソフトウェア iSCSI アダプターは、ネットワーク アダプターとの通信中に iSCSI プロセスを処理します。ソフトウェア iSCSI アダプターでは、専用のハードウェアを用意しなくても iSCSI テクノロジーを使用できます。

 

ハードウェア iSCSI アダプター

iSCSI とネットワークの処理をホストからオフロードするサードパーティ製アダプターです。ハードウェア iSCSI アダプターには次のカテゴリがあります。

 

依存型ハードウェア iSCSI アダプター

VMware ネットワークと、VMware が提供する iSCSI 構成および管理インターフェイスに依存するアダプターです。

独立型ハードウェア iSCSI アダプター

独自のネットワークと iSCSI 構成および管理インターフェイスを実装するアダプターです。

 


 

Windows Main Console 仮想マシンで iSCSI イニシエーターをセットアップする

 

このレッスンでは、iSCSI vSAN クラスターに接続する物理サーバーをエミュレートします。

注: vSAN の iSCSI ボリュームに接続できるのは物理ホストのみであるため、このレッスンはデモのみを目的としています。

  1. デスクトップにある iSCSI initiatorアプリケーションを開きます。
  2. [Configuration] タブを選択します。
  3. [Initiator Name] の文字列をクリップボードにコピーします (例: iqn.1991-05.com.microsoft:controlcenter.corp.local)。

 

 

vSAN iSCSI ターゲットの iSCSI イニシエーターを構成

 

vSphere Web Clientに戻ります。

  1. [RegionA01-COMP01] クラスターを展開します。
  2. [設定] タブを選択します。
  3. [iSCSI イニシエータータグループ] を選択します。
  4. [InitiatorGroup01] を選択します。
  5. この iSCSI イニシエーター グループに新しいメンバーを追加するため、[+] をクリックします。
  6. 先ほどクリップボードへコピーした[イニシエータータ名] の文字列を貼り付けて、[OK] をクリックします。

 

 

 

ホストを iSCSI ターゲットに接続

 

iSCSI initiator ツールで Quick Connect ターゲットを作成します。

  1. デスクトップにある iSCSI initiatorアプリケーションを開きます。
  2. [Targets] タブを選択します。
  3. ホスト ESX-02a.corp.local の vmk1に関連付けられている IPを入力します。
  4. [Quick Connect] をクリックします。
  5. ステータスが [Connected] になっていることを確認します。なっていない場合は、[Connect] オプションを選択して [OK] をクリックします。

 

 

 

iSCSI ディスクの初期化

 

Computer Management ツールを開きます (デスクトップの [Computer Management] ショートカットをダブルクリックします)。

  1. [Storage] - [Disk Management] の順にクリックします。
  2. Disk 1 を初期化するように求めるメッセージが表示されます (タスクバーのポップアップ)。
  3. 表示されている情報および設定が正しいことを確認して、[OK] をクリックします。 

 

 

新しいシンプル ボリューム

 

シンプル ボリュームを作成して、新しいディスクを使用できるようにします。

  1. 未割り当てディスクを右クリックします。
  2. ウィザードのデフォルト値をすべてそのまま使用し、ボリュームに新しい名前を付けます (vSAN iSCSI Volume)。
  3. [Next] をクリックし、[Finish] をクリックしてウィザードを終了します。

 

 

 

新しいボリューム (E:) のフォーマット

 

  1. ディスクをフォーマットするように求めるメッセージが表示されます (タスクバーを参照)。[Format Disk] をクリックしてプロセスを開始します。

注: エラー防止のために、タスクが完了するまで待ってからフォーマット プロセス (次のステップ) を開始してください。

 

 

フォーマット プロセスを完了 (設定の確認)

 

  1. [Volume label] の名前が適切であることを確認します。
  2. [Start] をクリックします。
  3. 警告が表示されたら [OK] を選択します。

 

レッスン 3: Windows での iSCSI ボリュームのテスト


新しいディスクがホストに接続されて、永続マウント ボリュームとして使用できるようになりました。


 

新しいボリュームのテスト

 

  1. [Windows Explorer] (タスクバーのショートカット) を開いて、C:\HOL フォルダーに移動します。
  2. transcodedWallpaper.jpg ファイルを右クリックして [Copy] を選択します。

 

 

 

iSCSI ドライブにデータをコピー

 

  1. 新しいボリューム (E:) に移動します。
  2. ボリュームのルートを右クリックして [Paste] を選択します。

 

 

 

iSCSI ターゲットが使用されていることを Web Client で確認

 

  1. vSphere Web Client を開きます。
  2. [ストレージ] を選択します。
  3. [vsanDatastore] をクリックします。
  4. [ファイル] を選択します。
  5. vSAN の VMDKオブジェクトが存在することを確認します。

 

 

まとめ


このモジュールでは、VMware vSAN の最新リリースに含まれている新しい iSCSI 機能を紹介しました。

まず、iSCSI ターゲット サービスを有効にする方法と、iSCSI イニシエーターを構成する方法について説明しました。

その後、ホストを iSCSI ボリュームに接続する方法について説明しました。iSCSI ボリュームは、シンプルで費用対効果に優れたさらなるストレージ ソリューションの選択肢を物理ホストに提供します。


 

モジュール 3 の終了

モジュール 3 はこれで終了です。

次のうち、最も興味のあるモジュールに進んでください。

 

 

実習ラボの終了方法

 

実習ラボを終了するには、[END] ボタンをクリックします。

 

モジュール 4: vSAN PowerCLI (強化された機能)

はじめに


このモジュールでは、VMware PowerCLI の最新リリース (6.5 Release 1) の概要と、VMware vSAN 環境の自動化、管理、監視を支援するために導入された機能強化について説明します。

このモジュールには、「Hello, World!」 サンプルによる実習はありません。

このモジュールは次のレッスンで構成されています。


実習の準備


Module Switcher PowerCLI アプリケーションを使用して環境を準備します。


 

Module Switcher

 

 

 

モジュール 4 の開始

 

  1. モジュール 4 の [開始] ボタンをクリックします。

このスタートアップ ルーチンは完了するまでに数分かかる場合があります (しばらくお待ちください)。

 

 

進行状況の確認

 

完了するまで進行状況を監視します。

 

 

実習の準備の完了

 

モジュール 4 の実習の準備が完了しました。

  1. ウィンドウの閉じるボタンをクリックして、Module Switcher を終了します。

実習ラボを終了してもう一度やり直す場合を除き、実行中のモジュールより前のモジュールに 「戻る」 ことはできませんのでご注意ください(たとえば、モジュール 4 を開始した場合、Module Switcher を使用してモジュール 1 ~ 3 のいずれかを開始することはできません)。

 

レッスン 1: PowerCLI の概要


VMware PowerCLI は、Windows PowerShell を基盤とするコマンド ライン ツールおよびスクリプト ツールです。vSphere、vSAN、Site Recovery Manager、vRealize Operations Manager、vSphere Automation SDK、vCloud Director、vCloud Air、vSphere Update Manager、VMware Horizon の各環境の管理と自動化のためのコマンドレットが 500 個以上用意されています。

このレッスンでは、この実習の PowerCLI 環境を確認し、vSphere の管理タスクをいくつか実行します。


 

PowerCLI の起動

 

この実習では、PowerCLI があらかじめインストールされています。

  1. デスクトップの [VMware PowerCLI] アイコンをダブルクリックします。

 

 

バージョンの確認

 

1. 次のコマンドレット名を入力して、PowerCLI のバージョン情報を取得します。

Get-PowerCLIVersion

PowerCLI の最新のリリース/ビルドが実行されていることがわかります。インストールされている VMware コンポーネントのリストも表示されます。これらのコンポーネントには、それぞれの領域を管理するためのさまざまなコマンドレットが含まれています。たとえば、この実習で使用する vSAN のコマンドレットは 「VMware Storage PowerCLI component」 に含まれています。

: PowerCLI コマンドでは大文字と小文字が区別されませんが、いつでも キーを押してコマンドを自動入力できます。時間の節約に役立ててください。

 

 

vCenter への接続

 

1. この実習の vCenter に接続するには、次のように入力します。

Connect-VIServer vcsa-01a.corp.local

Connect-VIServer コマンドレットを使用すると、複数の vCenter インスタンスに接続してクエリを実行できます。

 

 

PowerShell プロバイダー

 

1. 使用可能な PowerShell プロバイダーを表示するには、次のコマンドを入力します。

Get-PSProvider

Inventory プロバイダーと Datastore プロバイダーについて詳しく見てみましょう。

 

 

Inventory プロバイダー

 

Inventory プロバイダーは、サーバーのインベントリ項目のフィルタリングされていないインベントリ ビューを公開するように設計されています。これにより、VMware vSphere インベントリのナビゲーションやファイル スタイルの管理が実現されます。管理対象オブジェクト (データセンターなど) に基づく PowerShell ドライブを作成すると、その内容や項目間の関係を表示できます。さらに、PowerCLI コンソールからコマンドを実行して、オブジェクトを移動したり、名前を変更したり、削除したりできます。

Connect-VIServerでサーバーに接続すると、vi と vis の 2 つのデフォルト インベントリ ドライブが作成されます。vi インベントリ ドライブは、最後に接続したサーバーのインベントリを表示します。vis ドライブには、現在の PowerCLI セッションで接続したすべての vSphere サーバーのインベントリが含まれています。これらのデフォルト インベントリ ドライブをそのまま使用することも、これらを基にしてカスタム ドライブを作成することもできます。

では、インベントリ ドライブを見てみましょう。

1. Change Directory (cd) コマンドを使用して、インベントリ ドライブに移動します。

cd vi:

2. 内容を表示します。

ls

3. Change Directory (cd) コマンドを使用して、データセンターに移動します。

cd RegionA01

4. 内容を表示します。

ls

5. Change Directory (cd) コマンドを使用して、仮想マシンに移動します。

cd vm

6. 内容を表示します。

ls

 

 

 

Datastore プロバイダー

 

Datastore プロバイダーは、データストアの内容へのアクセスを提供するように設計されています。データストアの項目は、仮想マシンに関連するデータ (構成、仮想ディスクなど) を含むファイルです。Connect-VIServer でサーバーに接続すると、vmstore と vmstores の 2 つのデフォルト データストア ドライブが作成されます。vmstore ドライブは、最後に接続した vSphere サーバーで使用可能なデータストアのリストを提供します。 

同じ vSphere サーバーに対して複数の接続を確立すると、vmstore ドライブが更新されません。vmstores ドライブには、現在の PowerCLI セッションで接続したすべての vSphere サーバーで使用可能なすべてのデータストアが含まれています。これらのデフォルト データストア ドライブをそのまま使用することも、これらを基にしてカスタム ドライブを作成することもできます。

では、データストア ドライブを見てみましょう。

1. Change Directory (cd) コマンドを使用して、データストア ドライブに移動します。

cd vmstore:

2. 内容を表示します。

ls

3. Change Directory (cd) コマンドを使用して、データセンターに移動します。

cd RegionA01

4. 内容を表示します (ホスト ESX-05 のローカル データストアと vsanDatastore の 2 つのデータストアがあります)。

ls

5. Change Directory (cd) コマンドを使用して、C:\ ボリュームに戻ります。

cd c:

 

 

 

PowerCLI コマンドレット

 

前の手順で Connect-VIServerコマンドレットを使用しました。コマンドレットとは、すぐに使用できるようにあらかじめコンパイルされている小さなプログラムです。

いくつかのコマンドレットを使用して、現在の vCenter 環境について調べてみましょう。以下のコマンドを入力します (キーを使用して自動入力できることを思い出してください)。

1. 使用可能な vCenter データセンターを取得します。

Get-Datacenter

2. vCenter クラスターを取得します。

Get-Cluster

3. 仮想マシンを取得します。

Get-VM

4. 使用可能な vCenter データストアを取得します。

Get-Datastore

 

 

 

コマンドレット (続き)

 

コマンドをつないでパイプラインを作成できます。

パイプラインとは、一連のコマンドをパイプ演算子 | で区切ったものです。パイプラインの各コマンドは、前のコマンドからオブジェクトを受け取り、なんらかの処理を実行してから、パイプラインの次のコマンドに渡します。オブジェクトが使用可能になるとパイプラインから出力されます。

1. 次のコマンドを入力します。このコマンドは、Get-VMの出力を Format-Tableコマンドレットに渡し、Name 列と PowerState 列のみを返します。

Get-VM | Format-Table Name, PowerState

2. Get-VMの結果を Where-Objectコマンドレットに渡して、特定の情報 (電源状態など) でフィルタリングすることもできます。

Get-VM | Where-Object {$_.PowerState -eq 'PoweredOn'}

 

 

 

Get-Help

 

Get-Helpコマンドレットを使用すると、詳細を知りたいコマンドレットの説明、構文情報、例を表示できます。

例 1 (スクリーンショットには表示されていません)

Get-Help Get-VM

例 2 (スクリーンショットには表示されていません)

Get-Help Get-VM -examples

 

 

Photon 仮想マシンのクローンを作成

 

このレッスンの最後のステップでは、New-VMコマンドレットを使用して既存の仮想マシンのクローンを作成します (この仮想マシンは、後ほど、Storage Policy-Based Management の使用に関する自動化のレッスンで使用します)。

1. 次のコマンドを入力して、クローン作成の進行状況を監視します (マニュアルでコマンド全体を選択し、PowerCLI のウィンドウにドラッグ アンド ドロップすることもできます)。

New-VM -Name photon-02a -VM photon-01a -Datastore vsanDatastore -ResourcePool esx-01a.corp.local

 

レッスン 2: PowerCLI vSAN コマンド


前のバージョンの PowerCLI には、vSAN 固有のコマンドレットが 6 つありました。

PowerCLI 6.5 でどのようなコマンドレットが追加されたか見てみましょう。


 

新機能

 

1. Get-Commandを使用して、名前に 「vsan」 を含むコマンドレットを表示します。

Get-Command *vsan*

2. vSAN では、Storage Policy-Based Management (SPBM) も重要になります (スクリーンショットには表示されていません)。

Get-Command *spbm*

3. 必要に応じて、VMware.VimAutomation.Storageモジュールに含まれている vSphere ストレージ関連のコマンドをすべて表示することもできます (スクリーンショットには表示されていません)。

Get-Command -module VMware.VimAutomation.Storage

では、次に新しい vSAN コマンドレットをいくつか見てみましょう。

 

 

vSAN の構成情報

 

1. 作業を容易にするために、$clusterという変数を作成して Get-Clusterコマンドレットの値を割り当てます。

$cluster = Get-Cluster

2. 変数の内容を出力します。

$cluster

3. $cluster 変数を新しい Get-VsanClusterConfigurationコマンドレットに渡します。

Get-VsanClusterConfiguration $cluster

vSAN クラスターの大まかなプロパティをいくつか確認できます (vSAN が有効になっている、ストレッチ クラスターは有効になっていない、など)。

 

 

Get-VsanClusterConfiguration

 

このコマンドレットでほかにどのような情報を取得できるのか見てみましょう。 

1. Get-VsanClusterConfigurationの結果を $vsanConfig 変数に割り当てます (上矢印キーを 1 回押してから左矢印キーを押すと、前の変数名が挿入されます)。

$vsanConfig = Get-VsanClusterConfiguration $cluster

2. $vsanConfigGet-Memberコマンドレットに渡して、使用可能なすべてのメソッドとプロパティを表示します。

$vsanConfig | Get-Member

 

 

 

Get-VsanClusterConfiguration (続き)

 

1. 個々のプロパティを直接表示するには、$vsanConfig変数にそのプロパティの名前を付加します。例として、以下のコマンドをいくつか試してみてください。

$vsanConfig.HealthCheckEnabled
$vsanConfig.PerformanceServiceEnabled
$vsanConfig.VsanDiskClaimMode

2. すべてのプロパティとその結果を表示するには、$vsanConfig変数をそのまま Format-Listコマンドレットに渡します。

$vsanConfig | Format-List

 

 

 

vSAN の健全性のテスト

 

vSAN の健全性とパフォーマンスをテストする機能を、vSphere Web Client からだけでなく PowerCLI 6.5 からも利用できるようになりました。

この機能では、ハードウェアの互換性、ネットワークの構成と運用、vSAN の詳細な構成オプション、ストレージ デバイスの健全性、仮想マシン オブジェクトの健全性など、vSAN の構成があらゆる角度からチェックされます。

vSAN 環境の管理者にとって、健全性チェックの主なメリットは次の 2 つです。

  1. vSAN の展開のサポート、機能、動作に問題がないという安心感が得られる
  2. 障害が発生した場合に根本原因がすぐに示されるため、問題をすばやく解決できる

では、既存の PowerCLI スクリプトを実行して vSAN クラスターに障害状態を導入してみましょう。その後、新しい 「Test-」 コマンドレットの 1 つを使用してトラブルシューティングを行います。

1. 次のコマンドを実行して、c:\hol ディレクトリに移動します。

cd c:\hol

2. 次のスクリプト名を入力して、キーを押します。

\module4break.ps1

 

 

Test-VsanClusterHealth

 

1. vSAN クラスターに対する 「Test-VsanClusterHealth」 コマンドレットの実行結果を $vsanHealthという変数に割り当てましょう。

$vsanHealth = Test-VsanClusterHealth -Cluster $cluster

注: 共有実習環境では、このコマンドレットが完了するまでに数分かかる可能性があります (しばらくお待ちください)。

2. $vsanHealth変数を入力し、キーを押してこのテストの結果を出力します。

$vsanHealth

OverallHealthStatus が [Failed] であることに注意してください。

 

 

Test-VsanClusterHealth (続き)

 

テストが失敗したことはわかりますが、具体的な理由はまだわかっていません。 

1. Get-Member コマンドレットを使用して、Test-VsanClusterHealth が認識しているプロパティを詳しく調べてみましょう。

$vsanHealth | Get-Member

2. $vsanHealth に OverallHealthDescription を追加してこのプロパティを確認します (キーを使用して自動入力できることを思い出してください)。

$vsanHealth.OverallHealthDescription

面白くなってきました。どこかに 「ネットワーク構成ミス」 があることに注意してください。

 

 

Test-VsanClusterHealth (続き)

 

1. 次のように入力して、NetworkHealthプロパティをもう少し詳しく調べてみます。

$vsanHealth.NetworkHealth

VsanVmknicPresent の結果が Falseであることに注意してください (vSAN クラスターに参加している各 vSphere ホストの vmknic アダプターは vSAN トラフィックに対応している必要があります)。

 

 

Test-VsanClusterHealth (続き)

 

1. 問題の原因になっているホストを特定するため、NetworkHealth.HostResult の結果を確認します (場合によっては PowerCLI ウィンドウを上にスクロールする必要があります)。

$vsanHealth.NetworkHealth.HostResult

ご覧ください。ホスト 「esx-03a.corp.local」 に vSAN vmknic が構成されていません (これとほかのホストから返された結果を比較できます)。

 

 

ホストの修正

 

影響を受ける vSphere ホストでスクリプトを実行して vSAN トラフィックを再び有効にしましょう。

1. 次のコマンドを実行して、c:\hol ディレクトリに移動します。

cd c:\hol

2. 次のスクリプト名を入力して、キーを押します。

\module4fix.ps1

注: 影響を受けるホストで vSAN トラフィックを有効にするために使用するコマンドはコンソールの出力です (上記の実習マニュアルのスクリーンショットにも表示されています)。

追加課題 (オプション): 前のステップを Test-VsanClusterHealthコマンドレットから再実行し、vSAN クラスターが正常になったこと、影響を受けるホストで vmknic が適切に有効化されたことを確認します。Test-VsanClusterHealth から 「警告」 の結果が返される場合があります (これは予期されることです。なぜなら、仮想ハードウェア上のネストされた環境で vSAN を実行しているからです)。

 

 

Test-VsanVMCreation

 

このテストでは、vSAN クラスターのすべての ESXi ホストに非常にシンプルで小さな仮想マシンが作成されます。作成に成功すると、その仮想マシンは削除されます。これにより、vSAN の多くの側面が完全に機能していることがわかります (すべてのホストで管理スタックが機能している、vSAN ネットワークが接続されていて正常に動作している、オブジェクトの作成、削除、I/O が正常に動作しているなど)。

管理者は、このテストを実行することで、パッシブな健全性チェックでは検出されない可能性がある問題を明らかにできます。また、これを体系的に実行すれば、特定の障害ホストを切り離して、根本的な問題を容易に修正できます。

1. $testVM変数を作成し、Test-VsanVMCreationコマンドレットの結果をこの変数に割り当てます。

$testVM = Test-VsanVMCreation $cluster

2. $testVM変数を入力し、キーを押してこのテストの結果を出力します。

$testVM

テスト結果が [Passed] であることに注意してください。

 

 

Test-VsanVMCreation (続き)

 

1. Get-Memberコマンドレットを使用して、Test-VsanVMCreationが認識しているプロパティを確認します。

$testVM | Get-Member

2. HostResultプロパティを $testVM変数に追加して、このプロパティを確認します。

$testVM.HostResult

テスト仮想マシンが各 vSphere ホストに正常に作成されました。

 

 

Test-VsanNetworkPerformance

 

警告: このテストは、vSAN クラスター (または vSAN クラスターに接続された物理スイッチ) が本番環境で稼働していないときにのみ実行してください。メンテナンス期間か、vSAN クラスターを本番環境に配置する前に実行することをおすすめします。なぜなら、このテストでは、問題がどこにあるかを調べるために大量のマルチキャストがネットワーク上に送信されるからです。ほかのユーザーが帯域幅を必要としている場合、このテストの実行中に十分な帯域幅を確保できない可能性があります。

このテストは、vSAN クラスターのホスト間の接続性とマルチキャスト速度を評価するように作られています。これにより、そのマルチキャスト ネットワーク構成で vSAN の要件が満たされていることを確認できます。

1. $testNetwork変数を作成し、Test-VsanNetworkPerformanceコマンドレットの結果をこの変数に割り当てます。

$testNetwork = Test-VsanNetworkPerformance $cluster

2. $testNetwork変数を入力し、キーを押してこのテストの結果を出力します。

$testNetwork

: 実習ラボを実行しているクラウド環境が過度にビジー状態の場合、このネットワーク テストで [Failed] が報告される可能性があります。このコマンドは、必要な場合には複数回実行できます。

 

 

Test-VsanNetworkPerformance (続き)

 

1. Get-Memberコマンドレットを使用して、Test-VsanNetworkPerformanceが認識しているプロパティを確認します。

$testNetwork | Get-Member

2. HostResultプロパティを $testNetwork変数に追加して、このプロパティを確認します (スクリーンショットには表示されていません)。

$testNetwork.HostResult

ステータスの結果が 「緑」 であることに注意してください (これはネストされた実習環境であるため、パフォーマンス特性に歪みが生じ、テスト結果にばらつきが出る可能性があります)。

 

 

Test-VsanStoragePerformance

 

最後に確認するテスト コマンドレットは Test-VsanStoragePerformanceです。

このテストには主な用途が 2 つあります。

1. $testStorage変数を作成し、Test-VsanStoragePerformanceコマンドレットの結果をこの変数に割り当てます (10 種類以上のワークロード テストがありますが、使用するのは 「LowStressTest」 ワークロードなので、実習環境に過度の負荷はかかりません)。

必要に応じて、このコマンドをハイライト表示してから PowerCLI ウィンドウにドラッグ アンド ドロップできます。

$testStorage = Test-VsanStoragePerformance $cluster -Workload LowStressTest -TestDurationSeconds 10 -Policy "vSAN Default Storage Policy"

2.  $testStorage 変数を入力し、キーを押してこのテストの結果を出力します。

$testStorage

テスト結果が [Passed] であることに注意してください。

 

 

Test-VsanStoragePerformance (続き)

 

1. Get-Memberコマンドレットを使用して、Test-VsanStoragePerformanceが認識しているプロパティを確認します。

$testStorage | Get-Member

2. HostResultプロパティを $testStorage変数に追加してこのプロパティを確認します (場合によっては PowerCLI ウィンドウを上にスクロールする必要があります)。

$testStorage.HostResult

問題が見つかったかどうか、遅延、IOPS など、あらゆる種類の興味深い情報が表示されます。

 

レッスン 3: PowerCLI vSAN の自動化


VMware vSAN は、PowerCLI による強力な自動化の適用対象として最適です。これには、vSAN 環境からのエンドツーエンドのビルド全体の自動化 (「0 日目」 のタスク) や、仮想化管理者の日常タスクの実行 (「1 日目」 または 「2 日目」 のアクティビティ) が含まれます。

vSAN API には、PowerCLI コマンドレットからアクセスすることもできます。IT 管理者は、ストレージ ポリシーの割り当てやストレージ ポリシーのコンプライアンス チェックなど、一般的なタスクを自動化できます。たとえば、100 店舗を持つ小売チェーンに 2 ノード vSAN クラスターを導入したり、それをアップグレードしたりする場合、同じタスクを繰り返し実行しなければなりません。各タスクを手動で実行すると相当な時間がかかります。また、標準でない構成やダウンタイムにつながるエラーのリスクも高まります。vSphere PowerCLI を使用すれば、すべての vSAN クラスターを同じ構成で導入できます。タスクを自動化すれば、パッチやアップグレードの適用などのライフサイクル管理もはるかに簡単になります。

このレッスンでは、いくつかの自動化の例について説明するとともに、エンドツーエンドの vSAN 自動化に関する詳細情報を入手できる参照リンクを紹介します。


 

日常の管理タスク

 

レッスン 2 の 「PowerCLI vSAN コマンド」 では、PowerCLI 6.5 の新しい Get-VsanClusterConfiguration および Test-VsanClusterHealth コマンドレットのいくつかを紹介しました。これらのコマンドレットを使用すれば、環境の変化や健全性の問題を監視し、それに応じてアラートを出すことができます。

その他の 「管理」 の例には、次のコマンドレットが含まれます。

 

 

Update-VsanHclDatabase

 

Update-VsanHclDatabaseコマンドレットは、名前からわかるように、最新の vSAN HCL データベース ファイルをオンラインで (インターネット アクセスが必要)、またはローカルにステージングされた .json ファイルからインポートして取得するために使用できます。

更新を済ませると、先ほど学習した Test-VsanClusterHealthコマンドレットを使用して互換性を検証できます。

実習環境には外部インターネット アクセスがないため、HCL .json ファイルをローカルにステージングしました。 

1. 次のコマンドを使用して vSAN HCL を更新します。

Update-VsanHclDatabase -filepath "c:\hol\all.json"

2. 更新した HCL を使用して、vSAN クラスターの健全性をテストします。

$testVSAN = Test-VsanClusterHealth -Cluster RegionA01-COMP01

3. Test-VsanClusterHealth コマンドレット (日付/時刻スタンプはスクリーンショットに表示されているものと異なる場合があります) から返される HclInfo プロパティを確認します。

$testVSAN.HclInfo

4. 必要に応じてテスト結果を確認します (ネストされた仮想化環境で vSAN を実行しているため、実習では [Warning] が表示されます)。

$testVSAN

 

 

Get-VsanSpaceUsage

 

Get-VsanSpaceUsage コマンドレットをもう少し詳しく調べてみましょう。

1. Get-VsanSpaceUsage コマンドレットの実行結果を $vsanUsage変数に割り当てます。

$vsanUsage = Get-VsanSpaceUsage

2. 変数名を入力して、結果を出力します。

$vsanUsage

 

 

Get-VsanSpaceUsage (続き)

 

1. Get-VsanSpaceUsageコマンドレットが使用できるプロパティを確認します。

$vsanUsage | Get-Member

 

 

Get-VsanSpaceUsage (続き)

 

1. 次の簡単なスクリプトを入力してディスクの空き容量を調べ、それに応じて応答を返します。バッククォート (`) 文字は改行を読みやすくするためのもので、改行なしで入力する場合は必要ありません。

if ($vsanUsage.FreeSpaceGB -gt 50) `
		 { write-host -foregroundColor Yellow "You have plenty of disk remaining!" } `
		 elseif ($vsanUsage.FreeSpaceGB -lt 50) `
		 { write-host -foregroundColor Yellow "Time to order more disk!"}

: 必要に応じて、上記のスクリプトの内容をハイライト表示してから PowerCLI ウィンドウにドラッグ アンド ドロップできます。

 

 

Storage Policy-Based Management

 

ポリシー ベースのストレージ管理 (SPBM) を使用すると、ストレージ サービスを正確に制御できます。vSAN では、可用性レベル、パフォーマンス向上に役立つストライピング、IOPS を制限する機能などのサービスが提供されます。vSphere Web Client と PowerCLI を使用して、1 つ以上のルールを含むポリシーを作成できます。

これらのポリシーは、仮想マシンや個々の仮想オブジェクト (仮想ディスクなど) に割り当てられます。アプリケーション要件が変更された場合は、ストレージ ポリシーを変更して、簡単に再割り当てできます。このような変更は、仮想マシンをある場所から別の場所に移行 (Storage vMotion) することなく、ダウンタイムなしで実行できます。

 

 

仮想マシンの準備

 

新しいストレージ ポリシーを個々の仮想マシンに手動で適用しなければならないとしたら、非常に大変な作業になります。このセクションでは、新しいストレージ ポリシーを作成し、それを複数の仮想マシンに簡単に適用する方法を紹介します。

この新しいストレージ ポリシーでは、仮想マシン 1 台あたりの IOPS の上限を 500 に設定します。このようなポリシーは、特定の仮想マシンをほかの仮想マシンより優先したい場合に役立ちます。

次の手順に従って、仮想マシンを準備してください。

1. 「photon」 という語から始まるすべての仮想マシンを $vms という変数に割り当てて、変数の内容を確認します。

$vms = Get-VM -name photon*
$vms

2. 「For Each」 ループを使用し、各仮想マシンを vSAN クラスターと vSAN データストアに vMotion で移行します。

foreach ( $vm in $vms ) { Move-VM $vm -Destination esx-01a.corp.local -Datastore vsanDatastore }

3. 各仮想マシンをパワーオンします。

Start-VM $vms

 

 

New-SpbmStoragePolicy

 

1. IOPS の上限を 500 に設定する新しいストレージ ポリシーを作成します。

New-SpbmStoragePolicy -Name vSAN-IOPSlimit -RuleSet (New-SpbmRuleSet -Name "vSAN-IOPSlimit" -AllOfRules @((New-SpbmRule -Capability VSAN.iopslimit 500)))

2. ストレージ ポリシーを表示します。

Get-SpbmStoragePolicy -requirement -namespace "VSAN" | Select Name, Description

 

 

 

Set-SpbmStoragePolicy

 

1. 新しく作成したストレージ ポリシーを複数の仮想マシンに適用します。

foreach ( $vm in $vms ) { $vm, (Get-HardDisk -VM $vm) | Set-SpbmEntityConfiguration -StoragePolicy "vSAN-IOPSlimit" }

注: 実習環境では、このコマンドが完了するまでにしばらく時間がかかる場合があります。その間に、このレッスンの最終セクションに進んでもかまいません。

 

 

エンドツーエンドの自動化

 
 

vSAN ストレッチ クラスター (および vSphere Web Client 内での最小限の操作) を使用すれば、既存のオンライン サンプルを参考にして、個々のデータセンター レベルで、またはデータセンター全体にわたって vSAN 環境を完全に自動化することが簡単にできます。 

このハンズオン ラボでは、環境の大半がすでに受講者向けに構築されているため、受講者の皆様に今この場でこの作業を実施していただくのは現実的ではありません。その代わり、このモジュールの 「まとめ」 セクションに、このような結果を達成する方法を説明するリンクをご用意しました。

イメージをクリックすると、PowerCLI 統合開発環境を使用してこれらの概念のいくつかを説明する短いビデオが再生されます (音声はありません)。

 

 

 

 

 

 

まとめ


このモジュールでは、PowerCLI 6.5 の概要と PowerCLI 6.5 を使用して VMware vSAN を監視、管理、および自動化する方法を学習しました。  

ここで提供した情報が、ご自身の環境で PowerCLI を活用する助けになれば幸いです。

PowerCLI と vSAN 環境への移行に役立つ追加情報を豊富にご用意しております。

全リストは次のステップにありあす。クリックして先に進んでください。


 

モジュール 4 の終了

モジュール 4 はこれで終了です。

PowerCLI 6.5 R1 に関する追加情報をお探しの場合は、以下のリンクを参照してください。

PowerCLI による vSAN 環境の管理:

PowerCLI による vSAN 環境の自動化:

その他の役立つサイト:

必要に応じて、以下に示す次のモジュールに進んでください。前のモジュールを受講したい場合は、実習をいったん終了してから再度開始してください。

 

 

 

実習ラボの終了方法

 

実習ラボを終了するには、[END] ボタンをクリックします。

 

モジュール 5: vSAN 2 ノード直接接続 (新機能)

はじめに


このモジュールでは、ウィットネス トラフィックが分離された 2 ノード直接接続 vSAN ストレッチ クラスターを設定する方法について説明します。

このモジュールは次のレッスンで構成されています。

レッスン 1: vSAN 6.5: 2 ノード ストレッチ クラスターvSAN ストレッチ クラスターについて詳細に説明する前に、ストレッチ クラスター環境に特有のいくつかの重要な機能に焦点を当てます。

レッスン 2: 新しい vSAN 6.5: 2 ノード ストレッチ クラスターの作成: ウィットネス トラフィックが分離された 2 ノード vSAN ストレッチ クラスターを作成する方法について説明します。

レッスン 3: vSAN 6.5:2 ノード ストレッチ クラスターの監視vSAN 健全性チェックを使用して vSAN クラスター環境を監視する方法について説明します。


実習の準備


Module Switcher PowerCLI アプリケーションを使用して環境を準備します。


 

モジュール 5 の準備: Module Switcher

 

前のレッスンをまだ完了していない場合は、Module Switcher を使用して、受講者がこのレッスンのステップを実行できるように実習環境を準備できます。

1. Windows デスクトップにある Module Switcherを起動します。

2. モジュール 5 の [開始] を選択します。

 

 

 

進行状況の確認

 

完了するまで進行状況を監視します。

 

 

実習の準備の完了

 

モジュール 5 の実習の準備が完了しました。

  1. ウィンドウの閉じるボタンをクリックして、Module Switcher を終了します。

実習ラボを終了してもう一度やり直す場合を除き、実行中のモジュールより前のモジュールに 「戻る」 ことはできませんのでご注意ください(たとえば、

モジュール 4 を開始した場合、Module Switcher を使用してモジュール 1 ~ 3 のいずれかを開始することはできません)。

 

レッスン 1: vSAN 6.5: 2 ノード ストレッチ クラスターの概要


ストレッチ クラスターについて詳細に説明する前に、ストレッチ クラスター環境に特有のいくつかの重要な機能に焦点を当てます。 

 


 

2 ノード直接接続 vSAN クラスター

 

vSAN 6.5 では、2 ノード構成でネットワーク クロスオーバー ケーブルを使用できるようになりました。これは、各拠点での 10 GbE ネットワーク機器の調達、導入、および管理に膨大なコストがかかるリモート オフィス/支社 (ROBO) 展開などのユースケースにとくに役立ちます。この構成は、複雑さの軽減と信頼性の向上にも役立ちます。VMware ハンズオン ラボ プラットフォームでは、この構成を完全にシミュレートすることはできませんが、この実習モジュールの各ステップを実行すれば、2 ノード ストレッチ クラスターを作成し、直接接続クラスターと同様にウィットネス仮想マシン トラフィックを分離する方法がわかります。

 

 

優先ドメイン/優先サイトとは

優先ドメイン/優先サイトは単純に vSAN のディレクティブです。「優先」 サイトは、障害が発生して通信ができなくなった場合に vSAN が実行状態を維持したいサイトです。「優先」 サイトは、もっとも高い信頼性が期待されているサイトとも言われます。

仮想マシンは 2 つのサイトのどちらでも実行できるので、サイト 1 とサイト 2 の間のネットワーク接続が失われ、それでもなお両サイトがウィットネスに接続できる場合は、優先サイトが存続し、そのコンポーネントがアクティブのままになります。一方、優先サイトでないサイトのストレージは 「ダウン」 とマークされ、そのコンポーネントは 「存在しない」 とマークされます。

 

 

読み取り局所性とは

vSAN ストレッチ クラスター上に展開された仮想マシンのコンピューティングは一方のサイトに配置されますが、データのコピーは両方のサイトに配置されるので、vSAN は読み取り局所性アルゴリズムを使用してローカル サイト、つまりコンピューティングが配置されているサイトのデータ コピーから 100 % 読み取ります。これは、すべてレプリカ データ コピーからラウンド ロビン方式で読み取る vSAN の通常のアルゴリズムとは異なります。

この vSAN ストレッチ クラスター向けの新しいアルゴリズムにより、読み取り操作によって生じる遅延が減少します。

遅延が 5 ミリ秒未満の場合は、サイト間に十分な帯域幅があるため、読み取り局所性を無効にしてもかまいません。ただし、読み取り局所性を無効にすると、読み取りアルゴリズムがラウンド ロビン方式に戻り、vSAN ストレッチ クラスターの読み取り要求の 50 % がリモート サイトに送信されることに注意してください。これはネットワーク帯域幅のサイズを設定するにあたって重要な考慮事項です。詳細については、2 つのメイン サイト間のネットワーク帯域幅のサイズ設定を参照してください。

VSAN.DOMOwnerForceWarmCache 詳細パラメーターを有効または無効にして読み取り局所性の動作を変更できます。この詳細パラメーターは隠しパラメーターで、vSphere Web Client の詳細システム設定に表示されません。CLI でのみ使用できます。

読み取り局所性は、vSAN ストレッチ クラスターの構成時にデフォルトで有効になります。無効にする場合は、すべてのサイトで遅延が非常に小さい場合にのみ、必ず VMware のグローバル サポート サービスの指示に従って行ってください。 

 

 

Module 5: vSphere Web Client の起動

 

前の実習モジュールからまだ開いていない場合は、Windows タスクバーの Google Chromeアイコンを使用して vSphere Web Client を起動します。

1. [Windows セッション認証を使用してください] チェックボックスをオンにします。

2. [ログイン] をクリックします。

 

 

アラームを無視: VSAN がまだ構成されていない場合

 

vSphere に対するアラームを登録している場合は、これらのアラームを無視して問題ありません。これらは、このモジュールのラボ環境を準備するために PowerCLI スクリプトを実行した結果生成されたアラームであり、vCenter はそれ自身をまだ 「自己修復」 していません。

 

 

ウィットネス ホストを vSAN クラスターの一部にすることはできない

 

vSAN ストレッチ クラスターを構成する場合、vCenter のクラスター オブジェクトにはデータ ホストのみを含める必要があります。

vSAN ウィットネス ホストはクラスターの外部に配置しておく必要があり、どの時点でもクラスターに追加できません。

したがって、1 (ホスト) + 1 (ホスト) + 1 (ウィットネス) 構成では、サイトごとに 1 台ずつのホストと 1 台の ESXi ウィットネス ホストがあります。

 

 

ネットワーク

 

vSAN ウィットネス アプライアンスには 2 つのネットワーク アダプターがあり、それぞれ別々の vSphere Standard Switches (VSS) に接続されます。

vSAN ウィットネス アプライアンスの管理 VMkernel が一方の VSS に接続され、WitnessPG がもう一方の VSS に接続されます。管理 VMkernel (vmk0) は、アプライアンス管理のための vCenter Server との通信に使用されます。WitnessPG VMkernel インターフェイス (vmk1) は、vSAN ネットワークとの通信に使用されます。これは推奨される構成です。これらのネットワーク アダプターは、それぞれ該当するサービスに接続できることを条件に、別のネットワークにも同じネットワークにも接続できます。

管理 VMkernel インターフェイスは、vSAN ネットワーク トラフィックと管理トラフィックを含めるようにタグ付けできます。この場合、vmk0 は vCenter Server と vSAN ネットワークの両方への接続が必要です。

多くのネストされた ESXi 環境 (VMware がこのハンズオン ラボに使用しているプラットフォームなど) では、プロミスキャス モードを有効にし、すべてのイーサネット フレームが、ポート グループ (特定の仮想マシンを対象にしたものでなくても) に関連付けられているすべての仮想マシンに転送されるようにすることを推奨します。多くのネストされた環境でプロミスキャス モードを有効にする理由は、仮想スイッチがネストされた ESXi ホスト上の (ネストされた) vmnics を認識していない場合に、その vmnics 宛てのパケットをドロップしないようにするためです。 

ウィットネスには、witnessPg という名前のポートグループが事前に定義されています。vSAN トラフィックに使用される vSAN ポートはここに表示されます。vSAN ネットワーク上に DHCP サーバーが存在しない場合、VMkernel アダプターに有効な IP アドレスが割り当てられません。[VMkernel アダプター] - [vmk1] を選択して witnessPg のプロパティを表示します。図に示すように、「vSAN」 が有効なサービスになっていることを確認します。

 

 

デフォルト ゲートウェイとスタティック ルート

vSAN ストレッチ クラスターを構成する前の最後のステップは、各サイトのホストとウィットネス ホスト間の接続状態を確認することです。vSAN ストレッチ クラスターを構成する前に接続を確認することが重要です。

vSAN 6.1、6.2、または 6.5 を (指定されたゲートウェイなしで) 使用する場合、管理者はスタティック ルートを実装する必要があります。スタティック ルートは、TCPIP スタックに対し、異なるパスを使用して特定のネットワークにアクセスするように設定します。つまり、データ ホスト上の TCPIP スタックに対し、異なるネットワーク パス (デフォルト ゲートウェイではなく) を使用してウィットネス ホスト上の vSAN ネットワークにアクセスするように設定できます。同様に、ウィットネス ホストに対し、デフォルト ゲートウェイの代わりに代替パスを使用してデータ ホスト上の vSAN ネットワークにアクセスするように設定できます。

データ サイト間の vSAN ネットワークは VMware 推奨のストレッチされた L2 ブロードキャスト ドメインですが、ウィットネス アプライアンスの vSAN ネットワークにアクセスするには L3 が必要であることに注意してください。したがって、vSAN ネットワークではデータ ホストとウィットネス ホスト間にスタティック ルートが必要になります。ただし、異なるサイトのデータ ホストが vSAN ネットワークを介して相互に通信するのにはスタティック ルートは必要ありません。

vSphere 6.5 では、VMkernel インターフェイスごとにデフォルト ゲートウェイを指定でき、vSAN タグ付き VMkernel インターフェイスのデフォルト ルートを指定するときにスタティック ルートは必要ありません。

スタティック ルートを追加するときに使用する esxcli コマンドは次のとおりです。

esxcli network ip route ipv4 add n remote network -g gateway to use

これ以外にも便利なコマンドがあります。esxcfg-route n を使用すると、さまざまなインターフェイスのネットワーク ネイバーを表示できます。また、esxcli network ip route ipv4 list を使用すると、さまざまなネットワークのゲートウェイを表示できます。すべてのホストについてこのステップを繰り返し実行してください。

 

レッスン 2: 新しい vSAN 6.5: 2 ノード ストレッチ クラスターの作成


まだ vSAN が構成されていないホスト グループから vSAN ストレッチ クラスターを作成するのは比較的簡単です。新しい vSAN クラスター ウィザードを使用すれば、このプロセスを非常に簡単に実行できます。


 

vSAN 6.5 の新機能

 

VMware vSAN 6.5 では、1 つ以上のクロスオーバー ケーブルを使用して 2 つの vSAN ノードを直接接続できます。

これを行うには、代替 VMkernel ポートにトラフィック タイプ 「ウィットネス」 のタグを付けます。データとメタデータの通信パスを分離できます。ウィットネス vSAN VMkernel インターフェイス宛てのメタデータ トラフィックは、代替 VMkernel ポートから送信できます。

これは 「ウィットネス トラフィックの分離」 (または WTS) と呼ばれます。

この設計のデータ ネットワークでは、ホスト間を vSAN データ ネットワークで直接接続し、ウィットネス トラフィックを代替ルートで送信できるため、高速スイッチは必要ありません。

これにより、2 ノード vSAN を導入するときのインフラストラクチャの総コストが減少します。これは vSAN 2 ノードを大規模に導入する場合には大幅なコスト削減につながります。

 

 

ウィットネス トラフィックの分離 (WTS) に備えて ESXi ホストを準備

 

コンピューティング ESXi ホストを 2 ノード vSAN クラスター用に準備するには、次のホストへの Putty セッションを開きます。

Putty アプリケーションは Windows 仮想マシンのタスクバーにあります。

esx-01a.corp.local
esx-02a.corp.local

 

 

 

ウィットネス トラフィックの分離 (WTS) に備えて ESXi ホストを準備

 

まず、構成されているトラフィック タイプを確認しましょう。

ホスト esx-01a.corp.local esxi-02a.corp.localで次のコマンドを実行します。

esxcli vsan network list

各ホストで、[Traffic Type : vsan] が構成されていることがわかります。

 

 

 

ウィットネス トラフィックの分離 (WTS) に備えて ESXi ホストを準備

 

現在、vSAN にポートを使用するには、VMkernel ポートに 「vsan」 トラフィックを含めるためのタグを付ける必要があります。これは vSphere Web Client で簡単に行うことができます。

VMkernel インターフェイスに 「ウィットネス」 トラフィックのタグを付けるには、現時点ではコマンド ラインを使用する必要があります。

ウィットネス トラフィック タイプの新しいインターフェイスを追加するには、次のコマンドを使用します。

注: これは、ウィットネス トラフィック向けに使用する管理ネットワークであり、現在の実習環境 vmk0にあります。

esxcli vsan network ipv4 add -i vmk0 -T=witness

 

 

ウィットネス トラフィックの分離 (WTS) に備えて ESXi ホストを準備

 

構成されているトラフィック タイプを確認します。

ホスト esx-01a.corp.local esxi-02a.corp.localで次のコマンドを実行します。

esxcli vsan network list

ここで、各ホストで、[Traffic Type : vsan] と [Traffic Type : witness] が構成されていることを確認します。

ネットワークの構成が完了しています。次に、2 ノードの vSAN ストレッチ クラスターを作成します。

 

 

vSAN クラスターの作成

 

次の手順に従って、新しい vSAN ストレッチ クラスターをインストールします。この例は 1+1+1 展開です。つまり、優先サイトに ESXi ホストを 1 台、セカンダリ サイトに ESXi ホストとウィットネス ホストをそれぞれ 1 台展開します。

vSAN をセットアップして、ストレッチ クラスターを構成するには、次の手順を実行します。

1. [RegionA01-COMP01]

2. [設定]

3. [Virtual SAN] - [全般]

4. [構成] をクリックして、vSAN ウィザードを開始します。

 

 

 

ストレッチ クラスターとして vSAN を構成

 

初期ウィザードでは、ディスクのクレーム メソッド、デデュープと圧縮の有効化 (Advanced 以降のライセンスでは、オール フラッシュ アーキテクチャのみ)、障害ドメインやストレッチ クラスターの構成など、さまざまなオプションを選択できます。

1. [次のストレージにディスクを追加] が [手動] に設定されていることを確認します。

2. [2 ホストの Virtual SAN クラスタの構成] を選択します。

[次へ] をクリックします。

 

 

ネットワークの検証

 

ネットワークの検証により、各ホストが VMkernel インターフェイスを備えていて、vSAN トラフィックが有効化されていることを確認します。

[次へ] を選択します。

 

 

ディスクの要求

 

[ディスクの要求] が [手動] に設定されている場合、vSAN クラスターで適切なロールのディスクを選択する必要があります。

[次へ] を選択します。

 

 

ウィットネス ホストの選択

 

2 つの障害ドメイン監視するには、前述のウィットネス ホストを選択する必要があります。

データセンター [RegionA01] を展開し、[esx-06a.corp.local] を選択します。

[次へ] をクリックします。

 

 

ウィットネス ホストで使用するディスクの要求

 

物理 vSAN ホストと同じように、ウィットネス ホストにはキャッシュ層キャパシティ層が必要です。

注: 実際にはウィットネス ホストは SSD バッキングを必要とせず、従来の機械的なドライブに存在する場合があります。

1. キャッシュ層用のディスクを選択します。

2. キャパシティ層用のディスクを選択します。

[次へ] をクリックします。

 

 

設定の確認

 

vSAN ストレッチ クラスター構成が正しいかどうかを確認します。

[完了] を選択します。

 

 

タスクの監視

 

[最近のタスク] ウィンドウで、タスクを監視できます。

vSAN クラスターの再構成、ディスク グループの作成、ストレッチ クラスターへの移行、ディスク グループへのディスクの追加などのタスクを確認します。

 

 

作成した vSAN クラスター

 

ここでは、vSAN ストレッチ クラスターを作成したことを確認します。

1. [RegionA01-COMP01]

2. [設定]

3. [Virtual SAN] - [全般]

vSAN が有効になっていて、ディスク フォーマットが 3.0 であることを確認できます。

 

 

ディスク管理

 

ここでは、作成されたディスク グループを確認します。

1. [RegionA01-COMP01]

2. [設定]

3. [Virtual SAN] - [ディスク管理]

ESXi ホスト esx-01a.corp.localおよび esx-02a.corp.localにディスク グループがあることがわかります。ストレッチ クラスター構成内の vSAN ウィットネス ホストである esx-06a.corp.localにもディスク グループがあります。

 

 

障害ドメインとストレッチ クラスター

 

ここで、[Fault Domains and Stretched Cluster] 構成を確認します。

1. [RegionA01-COMP01]

2. [設定]

3. [Virtual SAN] - [フォールトドメインおよびストレッチクラスタ]

ウィットネス ホスト esx-06a.corp.local で vSAN ストレッチ クラスターが有効化されています。作成された 2 つの障害ドメインとそれぞれの ESXi ホストも確認できます。

 

 

まとめ

これで、ウィットネス トラフィックが分離された 2 ノードの vSAN 6.5 ストレッチ クラスターを作成するレッスンは終了です。

 

レッスン 3: vSAN 6.5: 2 ノード ストレッチ クラスターの監視


vSAN 環境を監視する方法の 1 つは、vSAN 健全性チェックを使用することです。

vSAN 健全性チェックでは、vSAN 環境で包括的な健全性チェックを実行して、vSAN が正しく実行されていることを確認します。さらに、不整合がある場合はアラートを発行し、不整合を修正するオプションを提供します。


 

vSAN 健全性チェック

 

健全性チェックの仕組みと表示される情報を確認します。

1. [RegionA01-Comp01] を選択します。

2. [監視] を選択します。

3. [Virtual SAN] を選択します。

4. [健全性] を選択します。

実行できる vSAN 健全性チェックのリストの概要が表示されます。

[再テスト] ボタンをクリックすると、vSAN 健全性チェックをいつでも再実行できます。

 

 

vSAN 健全性チェック

 

個々のテストについて詳しく説明します。

1. [ストレッチクラスタ] を展開します。

2. [サイト遅延の健全性] を選択します。

画面の下部に、これらのテストの結果が表示されます。

その他のテストも試して、テストから返されるデータを確認してください。

 

 

まとめ

vSAN 健全性チェックを実行すると、vSAN インストールのパフォーマンスと健全性チェックのテストに関する詳細が取得できます。vSAN 環境を監視するには、最初に vSAN 健全性チェックを実行する必要があります。

vSAN 健全性チェックを再度実行して、環境の現在の状態を確認することをおすすめします。

 

まとめ


このレッスンでは、2 ノードの vSAN ストレッチ クラスターを構成する方法について説明しました。vSAN ストレッチ クラスター環境を構成する前に、理解する必要のあるいくつかの背景と重要な機能について説明しました。

重要な機能の 1 つは、ウィットネス データと vSAN データの分離です。ウィットネス トラフィック向けの管理 VMKernel ポートを構成する方法についても説明しました。

また、2 ノードの vSAN ストレッチ クラスターを構成しました。最後に、vSAN の健全性を監視する方法と vSAN 健全性チェックを実行する方法について説明しました。


 

モジュール 5 の終了

vSAN クラスターと vSAN ストレッチ クラスターに関する追加情報については、以下を参照してください。

その他の情報:

vSAN の YouTube チャンネル

 

 

実習ラボの終了方法

 

実習ラボを修了するには、[END] ボタンをクリックします。

 

Conclusion

Thank you for participating in the VMware Hands-on Labs. Be sure to visit http://hol.vmware.com/ to continue your lab experience online.

Lab SKU: HOL-1731-SDC-1_JA

Version: 20170502-054757